高御位山(たかみくらさん) 2009.10.01.木

地図 天気予報で今日だけ晴れだというので以前「JRふれあいハイク」に参加した時に再訪問を誓った高御位山へやってきた。最初は一人で来るつもりだったが、非常にノリの良い「こっこさん」を誘った。

「なあ〜明日、冒険に行かへん?」
「行く〜〜♪」
「もしかしたら登山口すら分からんかもしれへんけどええか?」
「ええよ〜♪おもしろそう〜〜♪」
9:07




9:24
・・と・・あっと言う間に決定♪

加古川から少し先の「曽根」で下車

トイレをすませ・・・ここのトイレは何と★昔ながらの・・ボットン・・だった・・・え〜〜・・トイレをすませ、いざスタート♪
本と地図を片手に二人で
「あっちやろ?」
「こっちやな!」
と、わくわくスタート♪
駅の側にあった石碑。
歴史がありそうなのに自転車が置かれてある・・
9:42
鹿島口の交差点を山の方へ向かう。

実り色の田んぼの向こうに今日、縦走予定の播磨アルプスが連なっている。

二人とも興奮が高まるっ♪
9:44 チカンに注意しながら・・高砂市全山縦走・登山口へと向かう。

あとは標識に従って・・工場の中に入るんかいな?ってな道も通り、畑の畦道を通り・・ひっそりとした中所(ちゅうしょ)登山口へたどりつく。
9:52





栗のイガや、カマキリさんと遊び・・

「時間がなくなるよ〜〜」

今日はなにせ、持っている地図によれば4時間半は絶対にかかりそうなのである。道を捜したり、聞いたり、食事や休憩で5時間半かもね〜?
道は分かりやすい!すぐ分かる!

登り始めると、たちまち展望が開ける。樹々の背丈が低いので明るいっ♪これならバアサン二人の縦走も安心である
・・・がっ★・・・ここんとこ誰も縦走していないようで・・・人っ子一人、ここんとこ歩いていないようで・・・

蜘蛛の巣だらけっ★二重三重・・・いやいや・・五重も六重も・・蜘蛛の巣だらけなんであるっ★
膝から腹から顔から頭から遙か上まで・・張り巡らされた蜘蛛の巣の要塞なのだっ★
こっこさんは枯れ木の枝を持ち、ニャアは下の写真の枯れた松の木の枝を持ち・・お互い、前になったり後になったり交代しながら進んだ。

前でも後でも振り回しながら進む。二人がかりで振り回しても身体や顔や頭にビシバシ蜘蛛の巣が引っ掛かる。立ち止まって取らないといけないくらいの所も数えられないくらいあった。

「使用後」は松の枝がご覧の通り全部閉じてしまったし、枯れ枝はトリモチ状態。
10:05
最初の岩登り。ここは「滑らない岩」の山。

しかもここには蜘蛛の巣はないっ♪
結構気楽に登れる。
10:11 前回通った鹿島神社の大鳥居が見える。ピンクは高御位山。
あんな所まで歩けるんやろか?

もう少し行けば神社からの登山道と交わるから、そこからは蜘蛛の巣はないだろうと期待を持つ。

ずうぅぅぅぅぅ〜〜〜〜〜っっと・・枝を振り回しながら進むって大変なんだぞぉ・・
愛を語っていた二人に横やりが→
でも一羽が諦めて飛んでいった
10:56 少し前に・・道の先に・・こんな岩場が・・なんでしょうねえ・・これは?

もしかしたら・・これが地図にある「百間岩」でしょうか?左の方は絶対にダメっすよね。勾配が急すぎるもん。右の方がそうでしょうか?

「あんた。あれ・・登るん?」
「そういうことはないやろ〜?無理やで!」

と言いながら、おっかなびっくり進んでいく
11:06
鹿島神社からの合流点へは相当下った。
ここまでもアップダウンは何度もあり、累計標差は多くなるんじゃあないかなあと思った。
納得いくまで調べる・・が・・どう考えても・・さっき見たのが百間岩のようだ。
とりあえず、あの岩場の下まで行ってみることに。なに、私はリタイアの名人である。
ここから先は蜘蛛の巣と格闘しなくて良いみたいである。
神社からの登山者は多いのだろう。
やれやれ・・やっと解放された・・
11:11
きちんと作られた展望台があるので、ひとまず休憩。周囲を見渡す。右の写真は振り返った様子。

見るとオバサンが一人で登っている。
「よしっ★ここで昼食にしよう!」

登っている様子を見ながらどうするか相談。
「何とか登れても下るのは無理っ★」
「下らんやろ?縦走やから」
「縦走の中に、あんな岩場を下る場所があったらど〜する〜?」
「あ!下ってきたっ★」

下ってきたオバサンに道の様子を聞いてみる。
「高御位山までは、こんな岩場はない」

よし♪高御位山からは前回の時下った道なら岩場はなかった。下まで行ってみて登れそうなら行こうと決める。
11:46 下まで行くと、少し遠目で見たよりなだらかだ。

よしっ★頑張ってみましょう!

ちなみに・・この百間岩

長さ200m高度差150mである。
滑らないので安心だが、ここまで木の枝を振り回しながら来たので、足が重くなってる。
持ち上げないと上がらないヨォ〜★

振り返ればストーンと落ちた岩肌から町がキレイに見える。絶景〜〜♪

登りは○印なんか気にしないで大丈夫。
かえって他の方が歩きやすい。


でかい写真はコッチ♪
12:00
登り切った。

もう引き返せない・・

先へ行くのみッス★
12:22 時間的に鷹の巣山??

ここには山のプレートがない。
他ではいくつも張りつけてあるけど定期的に取っているような記事をネットで見かた。
12:29
頂上からの眺めは、さっきまでと同じようでも嬉しいものだ。朝から歩いてきたコースを見渡す。


さっきからライフルのような音がして「猟?」と緊張・・音が2回続けて鳴る・・クレー射撃か?と、左の方を見下ろすと・・あった!おそらくあれだっ★
12:31
鹿島神社の反対側の尾根道・馬の背からの合流地点

そして・・いつの間にか高御位山が進行方向に見えてきた。角度が変わってる。
12:40
岩肌の急な下り。

ふと見ると・・ほうきが立てかけてある。向こうにも・・・この岩に落ちる小石を掃くためのようだ。こんな斜面で小石が落ちていたら絶対に滑るもんな・・
13:15 長尾登山口から直登のコースか?私が参加したときは巻いて高御位山を通り過ぎた所に出たと思う。興味を持った直登コースかなあ?
13:22
13:25
前回の時に立った岩→

滑らないので割と平気
13:47 バイオトイレで会った女性にこれからのコースを聞いた。百間岩のような岩の下りがあるかどうかだ。あるなら、前回下った成井へ降りてしまおうと思ったからだ。
すると・・どうにもよく分からない返事。「あれほどの所はないよ」でも何かヘン・・
ちょうど通りかかった男性に「ああ、ちょうどいいわ〜この人が詳しいから聞いて」と、バトンタッチ。きっと説明しにくいんだろうな・・

結局、バトンを渡された男性が「僕が一緒に降りますよ」と・・いろんなコースを説明してくれて・・
「せっかく遠くから来られたんだから縦走コースを行ったらいいんじゃないでしょうか」
13:51
見覚えのある大きな標識の所で、前回下っていったコースを確認。
その標識の前にある見覚えのある岩。この矢印の右から前回登ってきた。
左の矢印は成井への一番安全な前回コース。

今日は真っ直ぐ・・・え?・・・ここ・・下るんですか?
「大丈夫ですよ。滑らないですから。履いていらっしゃる上等な靴を信じたらいいです」

・・なるほど・・

結局・・こういう急な岩場を三箇所も下って・・ニャアニャア・・
14:30



右は北山鹿島神社へ下る道

ここから20分だそうだ。

ちょいと喉を潤すと・・こっこさんが「ちょうだい!」・・おお〜なくなっていたんだな・・
14:42 左へ行けば、予定の辻登山口へと降りる。
14:51
ピンクの矢印から登り始め、黄色の所まで下る、と説明して下さる。常にコースを説明して下さるので本当のガイドさんのようだ。
この方はきっとお神様なんだ・・御利益だ〜〜〜♪

ここでヒラメキっ♪
「こっこさん、りんご食べようよ♪」
私は人のザックの中身まで知っているのだ♪
エネルギー補給のあと、最後の水分を分けて飲んだ。
あとは降りてからゲットするのみっ★
15:09 木が少し高くなってきた。
15:15
竹藪が現れたらゴールだ♪
15:16







北池登山口は北山鹿島神社の大鳥居の側にあった。

神様にお礼を言って・・おおっ♪・・神社の方へ行かれます・・あっちに車を置いてるのかなあ?

さあ!曽根駅まで1km♪

2号線に出たらすぐに7・11がっ!!二人とも飛び込むっ★





15:38
あそこに居たんだよねえ・・



朝、入っていった交差点を懐かしく眺めながら駅へと急ぐ。
15:50

駅に着くと・・あと10分ほどで快速が♪

上を着替えたいので、トイレのある車両の場所を聞く。一番後だって。

15:58 がら空きの快速に乗り込み、トイレで着替えをし、興奮冷めやらぬ二人はオシャベリに花を咲かせ続け・・・あ〜〜〜大満足であった♪

次回、行くなら・・蜘蛛の巣さえなければ・・コースタイム通りに歩けるだろう。

・・そうだ!!・・高くはなるが・・ヌプリさんにツアーを組んでもらおう!!

なあ〜んてアイデア(アクデアとも言う?)に大笑いしながら電車の旅を満喫した。
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