滋賀・栗東 金勝アルプス  2007.02.10.土

落ケ滝〜鶏冠山〜天狗岩〜耳岩〜白石峰〜重ね岩〜狛坂磨崖仏〜オランダ堰堤

いつもの如く今回も、いきなり決まった日程と行き先。
「金勝(こんぜ)アルプスでも行きましょうか〜」
・・ヌプリさんからのメールで小躍りした!以前、JRの駅で何気なく目にとまった「金勝」の文字・ハイキングコース!
「わあ〜お!行きます!行きます!気になってた山です!」

・・とはいうものの・・天気予報は雨・・もりりん参加とあって一体どうなる事やら・・
「まあ〜晴れたら行きましょうか〜?」

前日、夕方・・おお〜!天気予報が晴れに変わっとるぅ〜!一体コレはどうした事だ!「新生もりりん」というのは本当だったのか?・・まあ何でもいいや!実施や!実施!
10:26 いよいよスタート!
・・ん?・・鶏冠(けいかん)山?・・ええ〜?鶏冠山ってココにあるんですかぁ〜?

まだ歩き始めて間がない頃に、牛さんが買ってくれた本で初めて見て以来「いつか行けるといいなあ〜」と思っていた山じゃないですかぁ〜!〜今日登れるんッスかぁ?〜降って湧いた幸運に沸きに沸く子猫ちゃん!?〜・・今でも興奮状態だ・・
10:31 落ケ滝線コースへ!
標識を見た途端、軍団は最高に盛り上がる!
「何〜?近江湖南アルプス?・・南アルプスかあ!」
「すっげぇ〜!いくら暖冬とはいえ、真冬の南アルプスに登るんやで〜!」
「ヌップリさん!登る事ができるんですかねえ!」
「南アルプスやで〜!(ブログの)みんな驚くやろな〜!頑張るど〜!」

・・そうなのです!・・ここから我々は「南アルプス」に挑戦する事になったのです!・・
「おお〜!〜高度1900mや〜!」
・・落ケ滝まで1900mというのを標高1900mという事にしてるんです・・
10:34 標識は至る所にある。この人気の里山は六甲山箕面の山のように、あっちにもこっちにも道ができている。現在進行中の道もある。いくら標識が多くあっても迷いやすいので山の地図がないと怖い。

10:43 
たまみずきの道の案内板

10:58 落ケ滝へは登山道から右へ少し入っていき、突き当たりにある。水量が少ない今でも流れ落ちているので、多い夏場はさぞ迫力があるだろう。
でも、渓谷を上り下りするので・・道は洪水になってるかも?

こんな道なんだよ〜
でも案外滑らない!

11:14 滝から戻って更に進むと、滝の上へと出る。下から見上げればアンパンマン、後ろから見ると・・また可愛い・・
11:29 三叉路になっている突き当たりに出る。鶏冠山へは左に行く。
今日は鶏冠山の頂上から引き返してきて「天狗岩・耳岩」方向へ進む。


ここから頂上までは「ちょっと」急な登りだ。下りるときは滑らないようにしないとなあ・・
11:44 
向こうに見える姿形の良い山は、近江富士と別名を持つ「三上山」


そしてヌプリさんが携わっていたという馬場も見える・・
「懐かしいな〜」と思いを馳せるヌプリさん。
11:51 鶏冠山頂上!490.9m
写真は、もりりんに「もっとヘンな顔せな!」と指導を受ける、ぐっちぃさん。
笑って見てると「はい!次はみけさん!」と矛先がコッチへ・・ヌプリさんは逃げ出してるしィ

鶏冠山は見晴らしは良くない。私が見て憧れていた景色は、どうやら天狗岩からの眺望だったようだ。岩だらけで怖い場所かと思ってたんだけど違った。

普通ならここで昼食タイムなんだけど・・車の中ですでに食ってたから・・
「じゃあ天狗岩のところまで行きましょうか。ベンチもあるし」
ちょっと休んだだけで出発進行!






12:22 見晴らしが良くなってきた
12:32 この辺りから左のような大きな岩が増えてくる。
「でかいな〜?」
「あ・・写真で見た!」
「上に乗っかってるし〜これ、どこから来たんでしょうねえ?」
「え?どこって・・そりゃぁ〜上からですよ」・・とヌプリさん。

素直な軍団は一斉に上を向く・・「余計不思議ですよぉ〜!」・・

12:33 亀だあ!甲羅が丸い亀だあ!

ふと・・後ろを振り返ると・・
誰かのブログで見た景色を
突然思い出した12:36
「わあ〜!妙義山やあ〜!」
「みけさん、オカシイって」
「ここは南アルプスやのに〜」
「妙義山が見えるわけないやん」
「ええねん!今、命名したんや!」
12:39



12:45

誰かの顔やで〜
モアイみたいや〜
12:39 天狗岩が正面に!
興奮!・・でも・・
「あそこをの登るんッスかあ〜?」
「いえいえ。巻道があるんですよ〜」
あ〜よかった〜(ホンマか?)
「ん?正面のあの岩の顔、どっかで見たなあ〜」
「え?鬼太郎とか?」
「・・ううん〜・・どこで見たんやろ〜?」
「ホンマやわ〜みけさん、どっかで見たわ〜」
「・・あ!分かった!金やろかあ〜や!」
「あ!そうやわ〜!金やろかあ〜やわ〜!似てるわ〜」
どろろや!どろろ!長者様んトコの・・」

      
え?知らないの〜見たい方は本屋さんへ!
それは面倒だがマンガが見たいという方は
ご一報下さい。代わりに本屋へ行き送ります。
実費(本代+送料)+千円で、お引き受けいたします?



12:51 天狗岩に到着〜!
「ね?登らなくても来れたでしょ?」
「ほんまや〜!」
「じゃあ、お昼にしましょう」
・・とはいうものの
・・・このまま立ち去るのはもったいない・・
少しだけ岩の方に行ってみると、案外足場がいい。
滑りにくい岩場だ。水はけも良さそうだなあ〜
「ヌプリさん、ヌプリさん、あの岩は食べられ・・登れないんですか?」
「あれは登れませんが下までなら行けますよ。食べたら行ってみますか?」


・・と、言っただけで黙々と?休憩・・この時点で、ぐっちぃさんは、もりりんだけが誘われたと思っていたそうだ。私?私は・・「誰を誘う」なんて考える事もなく「行けるんだ〜きっと私が本で見た景色が広がってるんだ〜」と興味津々!・・それしか頭にないという状態に・・

ヌプリさんは猫の習性を熟知し、扱い方をよぉ〜く知ってる!強制されるとソッポを向く!ほっとかれると・・気になって気になって・・猫は首根っこを上手に捕まれると逆らえない。意のままにされちゃう。動けなくなるんだ・・
食事が終わってから、

「え〜?私も行くの〜?行けるの〜?」と驚いているぐっちぃさんに
「とりあえず行ってみようよ〜アカン思うたら待ってたらええしぃ〜滑りにくそうやから〜」
・・と・・わくわくしながら・・言っちゃった・・言っちゃった・・

13:09 
こんな所を登るのです


13:10 これは・・
でかい鼻の優しい目の
お坊様?

13:12
どこを通るんッスか?

13:15
素晴らしい眺め!

360度の展望で大興奮!
でもね・・こんどは下りないといけないんですよね・・
「ヌプリさん、ヌプリさん、オンブするかロープで吊すかして下ろして下さいよ〜」
「大丈夫ですよ〜下りられますって〜あ・・高所恐怖症って事はないですよね!」
「え〜?私そうですよ!もう足が震えてますよ!」
「ええ?・・下は見ないように・・・」
「あ!待って!この岩を見下ろした様子が最高!・・カメラ!カメラ!」
「なんだ〜!余裕があるじゃないですか〜!」

私も、そこを下ってきたってわけだね・・

正面から見た
くじらクン

猫の調教師
スーパーガイドの
ヌプリさん

2カ所ほどロープ場があるだけで、ここの岩は本当に滑りにくいので大助かり!もちろん、滑りやすかったら登ってないけどね。
最後の・・というか登り始めの所のロープは、得意技の尻下りで簡単なんだけど、ロープを持って下りていたら、
「こっちからだと簡単に下りられるよ〜」
 「うん〜。尻でもいいんだけどね〜練習やよ練習。私はね」
「そうなんや〜」
 「・・はっ!・・練習してど〜すんねん!・・」
「わあ〜!みけさん、その気になっとる〜!そのうち気が付いたら、こぉ〜んなすごい岩場に指だけで張り付いとったりして〜!」
 「嫌や〜!せえへんっちゅうねん!」
「そんなん言うても自分から練習してるやんか〜!」
 「ああ・・アカン!ヌプリさんは猫を扱い慣れとるぅ〜!」

・・と・・大騒ぎ!・・私は昔階段から滑り落ちて右肩を脱臼しているから「滑る」というイメージだけで足が震えるハズなんだわ〜そんで岩場は絶対に行かない登らないってのをガンコに守ってきてるわけで・・今日は「滑らない岩」だから登ったわけで・・本来!練習する気なんかあれへんかってん・・ヌプリさんの誘導がうまいんだわ〜・・
っていう騒ぎの中、ふと・・気が付けば・・さんも・・練習してるぅ〜!


13:35 耳岩。でも〜耳に見えないまま角度が変わってしまった。

13:43 白石峰。すごい標識!ホンマに沢山のコースがあるんやなあ〜この標識の下に「POST」があったので、しぃまったぁ〜!葉書持ってくりゃぁ〜よかった〜スタンプが楽しみやのにぃ〜・・と思ってしまったが・・登山届けのPOSTだった・・普通は登山道入り口へ置いてるやろ〜?


13:80 重ね岩
文字通り二つの大岩が重なってる。
「ヌプリさん、どうやってできたんでしょね〜」
「そりゃあ〜上から落ちてきたんですよ〜」
ここに来ることがあったら是非表示板を見て頂きたい!
「重ね岩」の「ね」には何とも言えない意思が込められている!

13:54 
高速道路建設の現場がクッキリと!
思ったよりも幅が広くなってる。




14:04 狛坂磨崖仏
ここは少し広い場所になっている。
建物もあっただろうと思われる。








14:41 
ここから川を渡って行けば、
耳岩へ直接出るもよう。

14:55 
逆さ観音磨崖仏へは右へすぐ・・
でもそのまま駐車場へ。

オランダ堰堤という所も過ぎ、高速道路の工事現場の下も通り・・
(順番が違うかも〜?写真がない〜順番の記憶もない〜)
駐車場へは15:07着!
ここで着替えや荷造りをしてから帰路につく。
今日も目一杯楽しんだ〜!〜面白い山だった〜!メッチャ楽しかった!
次回はドコかな〜?
ふふ・・楽しみ!楽しみ!・・

本館目次へ    山の目次へ



SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送