青葉山その2

その3へ

少し行くと鳥居が。山の上には神様が奉られている。挨拶して進む。

下の道に入る。これはマシな道。

すぐ、このような道になるのだあ・・・

上のような道?が、ず〜〜〜っと続く。手を使わないと登れない。
左下の木の根っこが道?だ。
こんなんばっかし。

岩だけのところには、下のようにロープがある。
少しだけなので簡単に登れる。

下は2つ目のロープ。
このへんになると木々の間から遠くの山々の素晴らしい景色が見えてくる。
上を見上げると木に隙間ができてきて、まもなく見晴らしの良いところに出るぞ!というサインがわかる。
よし!もうひと頑張りだ!と力が沸いてくる!でも・・・

え〜〜〜・・・登っている時の写真は、なんと、これだけしかありませ〜ん・・・
が〜〜〜ん!!!・・・・が〜〜〜ん!!!・・・が〜〜〜ん!!!

実は!登り始めてスグ!ハチが!最初の頃の鳥居くらいまでは、プ〜〜〜ン・・・という
ミツバチのような可愛い羽音で飛んでいたのだが、そこから更に入った時から、
黒くてドデカイ蜂が、ヴォォ〜〜ンヴォォ〜〜ン!!と私にまとわりついて離れない。
払おうとしなければ、たいがいは行ってしまうのだが、手や顔の周りから離れず、時々私にとまってくる始末!

逃げ帰ろうかと思うのを
「いいや!何が何でも頂上に登るんじゃあ!せっかくここまで来たんじゃあ!負けるもんかあ!」
と根性で無視してよじ登っていく。

巣があるからの偵察だろうと、必死で黙々と山道?山肌?をよじ登っていった。
「負けちゃあおえん!なんのために来たか分からんようになるがあ!」

1時間は水を飲むまもなく登って、この2つ目のロープのところに。

で・・・ふと考えた。息も絶え絶えになって考えた。
ハイペース過ぎて心臓もバコバコ。左の膝も痛くなってきた。
このまま蜂に追われて上まで行って・・・帰ってくるとき、またコイツに追われて・・・
今までもスゴイ急な坂ばかりだから滑ると思う。
そのまま滑り降りればラクでいいけど、もしうっかり何かを掴んでしまったら、恐らくまた右肩が外れるだろう。
ハチさえいなかったら、ゆっくり落ち着いて降りられるからいいけど・・・期待できない。

仕方がない。今日は断念しよう。
残念じゃけぇど、仕方がねえわあ。

この間も黒くてドデカイ蜂が、ヴォォ〜〜ンヴォォ〜〜ン!!と私にまとわりついて離れない。
そのまま水を飲み引き返す。

やっぱり、黒くてドデカイ蜂が、ヴォォ〜〜ンヴォォ〜〜ン!!と・・・・
腹立ち紛れに
「ちくしょう!もう来りゃあせん!もう来ん!ぜってえ来んからな!(もう絶対来ないからな!)
と怒りながら急な斜面を滑り落ちたり木につかまったり・・・

さっきの鳥居の所まで降りてくると、ハチも帰って行った。

もう息も絶え絶え・・・足はガクガク・・・のどはヒイヒイ・・・
私くらいの男の人が立っている。
「こんにちは。もう登ってこられたんですか?」
「・・・・・・声が出ない・・・」
「(上を見ながら)連れの方は?」
「・・・(手と首を横に振る)・・・」
「え!1人ですか!?」
「・・・首を縦にふる・・・」
「ああ、地元のかたですか?」
「・・・首を横に振る・・・」
「え?!どこから?」
「・・・大阪・・・」
「え!1人で大阪から?危ないでしょう!」
「え?だって、おたくも1人じゃあないですか」
「私は男だし近くだから」
「・・・私はどっちか分からないから平気ですよ(更に足がガクガクして倒れそうになる)・・・」
「大丈夫ですか?」
「(首を横に振って)大丈夫じゃあないです」

今までの説明をする。
「・・・喘息ですか?」
「違いますよ。1時間半も蜂につきまとわれて水も飲まずに走り回ってたから。
ヘビはいいけど蜂はどうにもなりません」
「ハチですか。刺さないけどずっとでは怖いですね。僕も気をつけますよ」
「残念ですよ〜。始めにお会いしていたら、ご一緒させて頂けたのに」


・・・ということで帰ってきてしまった・・・

なにが写ったんでしょう?

仕方がないので、お寺の境内を見学した。

納経帳の方には池があって鯉が泳いでいた。黒い、どでかい主がいたが他と比べられないので残念。

   

下の駐車場から見た景色。ね〜〜え!最高でしょ!


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