和佐又山 2007.02.15.木
10:35 去年と同じ和佐又登山口到着! この先の大台ヶ原へは冬季通行止め。しかも少し手前から通行止めなのだ。でもバスの前に「和佐又樹氷ツアー」とかなんとか貼ってあるので開けて通してくれる。 今回はクラブツーリズムのツアーだ。添乗員さんはここにトイレがあって広場になっているのを知らなかったから手前で下車して、その場で支度をするように言ってたけど、私は昨年10月に2度も来ているので・・ 「そこのトイレまで行きます」・・これがキッカケで皆さん移動・・ 運転手さんも「広いなあ〜こっちで止めとこう」・・と・・そうでしょそうでしょ! いよいよスタートだが、去年は2回とも左の写真の矢印へと進んだけど、今回は車道を通って行くらしい・・まあ・・雪が積もっているのを前提に計画するので仕方ないんだけども・・車道を一時間かあ・・知ってたら雪のない年には申し込まなかったんだけどなあ・・ |
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11:00 右下はmityannの所属している会の会長さん!(特別出演?) 朝、バスは四つ橋から出発。梅田で7:50集合の我々を乗せてここまでくる。思ったより早くバスが来た。バスの中にはmityannが乗ってた!偶然、同じ日のツアーに申し込んだようだ・・これで十分驚くけど、もひとつオマケに・・mityannが所属している会の会長さんも! みんなまとめて申し込んだワケじゃあないから三人ともバラバラの席。他の人には不思議だったようで「何で別れて座ってんの?」と尋ねられた。 |
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途中の休憩では私達が到着したらスグ出発となる。先頭を行く添乗員さんは「大丈夫ですか?」と心配してくれる。「はい!大丈夫ですよ〜!」と私達は元気がいい。早く歩けないだけだから、休憩しなくても平気なんだけどな〜。 11:29 蜘蛛の巣のようなキレイなつららができてた!・・またここで一番後ろになっちゃった! |
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11:48 和佐又ヒュッテ到着!みんな早く着いていたけど、外のトイレに行こうとして閉まっているからウロウロしている。私は、ヒュッテは火曜の定休日以外だとトイレを貸してもらえるものだと思っていたので、逆に外のトイレは意外だった。結局、最後に到着した私達が案外早く準備が終わるという、面白い結果になった。 |
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12:00 大普賢岳登山口と書かれた標識から登って行く。ぐるり一周コースだ。 雪もなく、凍ってもいないで、少々泥んこ道・・これもやだなあ・・ |
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12:26 もう見慣れた大普賢への分岐。・・・行くど!登るど!絶対登るど!・・・ずっと諦めていたけど一番好きな大峯だ。女人禁制の場所以外は走破するど!・・と・・最近は意気込んでいる。思い続けていれば叶うかも知れない。一人ではいけないし、ツアーもないから、と今まで諦めていたレンゲ辻も、狼平も、去年、もりりん&ぐっちぃ&ヌプリさんとの出会いで、突然に思いを叶えてもらえた。 いろんな山に慣れていけば、そのうち時期がくるだろう・・・でも・・・何しろ恐がりの私だ。いざとなったら尻込みするだろうなあ・・巻道はないのか?・・と、いろんな思いを巡らせて黙々と進む。 ここは風がメチャンコ吹き抜けて寒かった!顔が冷たくなった。 |
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12:40 頂上到着〜!頂上から見える大普賢!なかなかの眺めだ! |
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反対側?も良く見える〜! |
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私達が到着して10分ほどたってから出発。暖かいとはいえ、じっとしてると冷えてくる。 アイゼンはつけたまま。ウンウン!その方がええっちゃ! 途中、思った通りカンカチコでストックがささらないくらいの場所があり、アイゼンの威力に感謝! そして、アイゼンをつけたまま下山させてくれる添乗員さんに感謝!以前ツアーで2度ほど、早めにハズして怖い思いをしたので、今日の方に感謝! その代わりアイゼンが泥をくわえ込むので・・重い重い・・何もかもええ事なんてないもんやなあ〜 和佐又ヒュッテまで確か30分ほどだったっけ? |
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13:22 やっぱり30分やったなあ〜ウンウン!〜まだボケてぇへん〜 13:25 ゴールしてからアイゼンを外すが、ここには水場がない・・泥だらけのアイゼンとストックをどうしよぉ〜・・あ!・・見ぃ〜っけ!・・雪が凍って固まってる所があったんで、そこでゴリゴリ・ガシガシ!ゲシゲシ・・何とか落としてザックに収納。 |
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13:30 一本道なので各自バスまでアスファルトを下りる。 相変わらず快晴!快晴!眺めは最高!のんびり下っていると最後の二人になったようだ。自由に下りているので添乗員さんは二人とも私達と下っている・・エエなあ〜エエ気分や〜・・何て贅沢なんやろ〜!〜二人に二人の付添やで〜そうあるこっちゃないで〜と気分は上々! 14:15 到着〜! 着いてみると先に着いた人たちがトイレに並んでる。私はヒュッテですましてきたから用がない。 中には上で食べようと持って登っていたカップヌードルを食べている人たちもいる。 なあ〜んだ〜もっとゆっくり歩いてもよかったんだ!残念! |
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15:10 中庄温泉で汗を流す。 この温泉・・確か・・山旅学校・西大台ヶ原で、予定の小処温泉が閉まるからって突然入った所じゃあないかなあ?更衣室で混雑したような木が気が・・何だか忙しかった思いがあるんだけど・・ 今日は人数も少ないし、一般客も少ないので、ゆっくりたっぷり過ごすことができた。最高! こうして今日も満足の(樹氷は無かったけど、ステキな出会いがあったから)一日は終わった! |
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え〜・・素晴らしい・・大阪のオバハンと遭遇しました・・というか・・今、コレ読んでるあなた!何でここまで見てんの?
7:50だったかな?バスが着く。四つ橋からmityannが乗ってきてた!和佐又を申し込んでるって聞いたけど、いつのツアーか忘れてたから、名前を見つけた時は驚いた!ましてや会長さんもいると聞いて更に驚き! 私は早くから申し込んでたんで、一番前の窓際!会長さんは一番前の通路側。mityannさんは5列か6列目の窓際。 ・・少しして・・いきなり・・目一杯大きな声で・・「なあなあ!」・・と・・オバハンが入ってきた。 え?私、会ったことがあるんやろか?・・と、焦ってしまうが・・会長さんにも「あんた!あんた!」風にしゃべりかけている!・・しょええ!賑やかな人やなあ・・どこの席やろか?・・って・・隣の席やんかあ!・・・もう・・こりゃぁ・・寝て過ごそう・・ |
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でも、このオバハン、イイトコあるで〜 私はカーテンを閉めるのが大嫌いだ!うっとおしい!でも、それだけだけでなく、息苦しくなるんである。 「閉じこめられた」という感覚にも似て、異常反応を起こしてしまう。 以前、隣の人に勝手にカーテンを閉められたばかりか、前の席のカーテンも引かれ、ボタンで止められ、呼吸が苦しくなって、カーテンをめくって、スーハースーハーした事がある。 ・・今日は譲らへんでぇ〜・・ そのまま知らん顔してた。初対面から賑やかなので絶対「閉めてくれ」というだろうと思っていたら・・やにわに帽子を取り出し、目深に被って・・そのままずっと過ごしてくれた。これには感心!朝陽の直撃を受けて、さぞ眩しかったろうに・・ |
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そんな所もあるんだけど・・ものすごい事をいう。 「今日は誰も足を引っ張らんやろなあ?」 「え?私が引っ張りますけど?」 「うちなあ、遅れる人はかなわんねん。嫌やねん。遅いんがおったら嫌やなあ」 そんなら一人で登れば?ツアーなんか参加せなんだらええのに・・よし!足、引っ張ったろ!・・ |
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目的地が近づくと、隣のオバハン、やけに服装をいいはじめた。 「なあなあ・・これ脱いだ方がええやろか?・・歩き出したら暑いやろか?」 「さあ〜歩き出してみんことにはわからへんなあ」 「暑いやろか?なあなあ!どう思う?」・・聞いてないんか! 「わからんわ。暑くなったら脱げば?」 「あんたそんなん怖いやん〜」 「怖い?何が怖いねん?」 「置いて行かれるやん!」 「誰に?」 「みんなに先に行かれるやんか!」 「しんがりの方がおるから大丈夫やんか〜」 「いやや〜!うち、置いて行かれそうで怖いねん!先頭やないと怖いんや〜」 「・・・・・・・・・・・・・・」・・・とても・・・そんな風には見えないんッスけど・・・?・・・ それは本当のようだった・・驚いた・・ 2度目の休憩で暑かったから上着を脱いでいたオバハン・・風が通り抜けていく所で・・ムチャクチャでかい声で 「ちょっと〜!ちょっと〜!待ってぇ〜〜な〜〜!待って!待て!」 何事かと全員が立ち止まる! 「何があったんや!」・・心配して注目する!・・ 「寒ぅ〜てかなわんわ〜!〜凍ってまうわ〜!上着着るから待って〜〜!」 全員・・唖然!・・ 男性軍、かかわらないようにボソボソと・・ 「おまえ一人のツアーとちゃうで」 「ほんまにうるさいオバハンやなあ!」 かくいう私も・・ボソボソと・・ 「ほんまやで〜勝手に何枚でも脱ぎゃあ〜ええのんじゃぁ〜!いちいち止めるな!自分が足引っ張ってるやんか!」 ・・聞こえたかな?・・mityannに・・ まあ〜誰も止まらなかったし、リーダーも知らん顔して進んでる・・きっと、それまでに一番前で大騒ぎしてたんやろな〜 頂上では・・私がmityannを見失ってキョロキョロしてると・・ 「お〜い!mityann〜!」と叫びだした!大慌てで黙らせる!・・もう〜怖いなあ〜地雷か時限爆弾やんか〜 下山して和佐又ヒュッテの前で・・「なあ〜ここどこ?トイレどこ?」 「さっき、登り始める前に行ったでしょ?」 「え?そうなん?同じ所?・・そういや〜見たことあるような・・」 ここへは二度目だと言うから驚き・・ バスに乗ったら・・「なあなあ!あのmityann、ええ人やで!ほんまにええ人やで!」・・・そんなん知っとりますがな・・・少なくとも、あんたより私の方が長い付き合いでっせ!・・・知ってるから付き合ってるんでっせ・・ 「なあなあ!あんたダンナ何してるん? ええ給料もらってるんやろ!知ってるで!何でパートなんか行ってるんや?行かんでも自由に使えるやろ。 中の上くらいの生活ができるやろ?ええなあ〜」 「・・・いったい、ウチがいくらくらいもらってると思ってるんか知らないですけど、パートしないとバス代も出ないですよ。遊んで暮らせるんなら遊んでますって」 「何言うてんのん!退職金ガッッポリ出るんやから使ぅたらええやんか!」 「使ったら年金が出るまで、どないして暮らすんですか?」 「少なく見積もっても3千万以上やんか!」 「なんで、おたくが主人の退職金まで知ってるのかしりませんけど、主人は二千万あったらいうことないなあ〜最高やな〜って言うてますけど?そんだけあるんなら左ウチワですわ〜嬉しいな」 「・・・あれ?そうなん?・・・ウチの知り合いで去年退職した夫婦が「6千万以上あった」いうてたから」 「職業が違うでしょ?」 「・・ああそうかあ・・なあなあ、帰り、スシ食べにいかへん?」 「食べに行くお金がないんですっ!パート代、一ヶ月で三万しかないんですっ」 これを聞いてた会長さん、呆れて笑ってたら・・オバハン、嬉しそうに・・ 「なあなあ!うち、おもろいやろ?金払えとは言わんけどな。」 ・・・それ「苦笑」って言うと思うんッスけど・・?・・ ・・・・・こうしてバスは進んでいくのだった・・・・・早く着いてくれっ!・・・・・誰か助けてっ!・・・・・・ |
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これで本当に和佐又日記は終了〜!〜ありがとうございました! | |
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