立山にて  2004.10.7.木 No.1

立山黒部アルペンルート オフィシャルガイド

10.05.火

パートのない日だというのに雨だ。仕方がない。今日はPCタ〜〜イム!
ここのところ返事も書いてなかったし、ちょうどいいかも〜〜。

昼食をとりながらTVをつける。
あ!天気予報だ。
なんやてえ?今週末、また台風だあ?
土日は参加したい「参加自由」のハイキング・イベントがあったのに・・・なんでやねん・・・
う〜〜ん・・・それなら唯一晴れ予報の木曜にはどっか行かなアカン。パートもないし。

行きたいとこは、い〜〜っぱいある。
でも〜もうそろ紅葉が始まってるハズ・・・おおっ!そうじゃあ、紅葉じゃあ!
インターネットで「紅葉情報」を見る。
大台ケ原はまだかあ・・・渓谷はもちろんまだだなあ・・・う〜〜ん・・・
西国33ヶ所の京都の岩間山に行こうかなあ・・・紅葉は後回しにして・・・
と!立山の大観峰が紅葉の見頃?今年は諦めていた欲望がムクムクと首をもたげてくる。


実は、どっかの旅行会社のツアーで「ガイドと共に雲上の別天地をトレッキング」というのを見て大興奮!代金を見て息消沈!「積み立てなきゃあ・・・」と今年は諦めていたのだあ。
それがムクムクムクムク・・・

あとは、お決まり通り時刻表と睨めっこ・・・でも、何度見ようが、特急で行こうが、時間がない。1日で回れるハズがない。¥もハネ上がる!
またネットで紅葉情報を眺める・・・よし!決めた!夜行バスだ!
今まで長距離バスは苦手で除外していたが、こうなったら頑張って夜行バスに挑戦?するぞおっ!

大阪(最寄り場所)22時発。富山05時着。まるまる1日あるのだ!

夜、主人に恐る恐る(?ホントか?)切り出す。
「はあ?長距離?深夜バス?おまえ嫌がっとったやないか。パートすんでから、特急で行って1泊せェや」
と、ありがたい事を言ってくれる。
結局「(深夜バスは)気は乗らないが反対できない。まあ、好きにすればいいから」で締めくくり。

できれば主人が言ってくれたのが1番嬉しいが¥もかかる。第一それがあれば他へも行ける。
・・・決定!


10.06・水

パートが終わってからバスの切符を買いに行く。往復8500円。
家に帰ってから急いで用意。
2500mの山だからと、一応ホカホカ・カイロも、レッグ・ウォーマーも、上から着られるように上下のサウナ・スーツも入れる。手袋も。(実は寒がり。何しろネコだから)

主人がバス停まで送ってくれた。
でも・・・気の小さい私は猛烈に不安になってきた・・・
「ああ〜〜!怖い〜〜!もし途中で具合が悪くなったらど〜しょ〜?真っ暗やし救急車も難しいやんかあ。やめよ〜かな〜・・」
「何いうてんねん。それやったら山に一人で行く方が怖いやんか。今度はいつも誰かがおるやんか。何が怖いんや。まあ帰ってきたら、味を占めた言うって。いつもの事やんか。」
「え〜〜?!今度はちゃうわ。これ帰ってきたら、もう絶対深夜バスは乗らへん!」
「はいはい。帰ってきたら逆の事いうからな〜」

などといいながら、22:00バス中の人に。

もうすでにカーテンが引いてあったのはビックリ。寝ている人もいるのでビックリ。
3列になってる。通路が狭い。トイレ付。お茶・コーヒー・おしぼりつき。ひざ掛けくらいの毛布も。
背もたれに薄い枕がくっついているのもビックリ。
「それにしても、こんなに早く寝れるかあ!」と思ったが結構ウツラウツラし始めるから不思議。
時々首がヒドク痛み目が覚める。
「もう絶対!深夜バスは乗らん!」と思いつつ、案外(主人は「おまえなら当然」というが)眠れる。

途中からヒドク冷え込んできた。
あいている席の毛布も使う。これでちょうどだった。

バスは時間調整をしながら朝5時、予定通り富山の駅前につく。
しんと静まり返った駅周辺。屋台のラーメンがある。食べたかったが寝不足で胃が変。

   

富山駅前のマンホール

ここから立山行きの電車に乗る。
5時44分発。立山着6時34分着(急行)
普通なら1時間以上かかる。




室堂までの往復 6530円

ここでは電車の時刻に合わせて改札するので、それまで待合室で過ごす。
待合室は満員だ。
持って来たパン食べたり、トイレに行ったり〜しているうちに時間になり、乗りこむ。
しかし!冷える。もうじき夜明け。1番冷え込む時間。
ホカホカ・カイロを出して腰に貼りつける。レッグ・ウォーマーを出す。
長袖の下着を着て、長袖のシャツを着て更にジャージの上を着ているが、サウナ・スーツの上を出して着る。



夜明けだ!
立山連邦が朝日に映える!
興奮!興奮!

車内放送・・・「ただ今の室堂の気温は3度です」
え?3度??まあええわ。
いざとなったらカイロもっと貼ろう(そんなに持って来たんかい!ハイ。ネコなもんで)
などと自分で突っ込んでいたら立山に。

車内放送・・・「ケーブルにて美女平においでの方は時間を予約してください」
え?予約?なんで?
着いて分かった!もうすでに7:00の始発の分は満員。
臨時便が次々出るのだ。こんな時間から!
私は7:10便。美女平には7:20頃。

またまた・・・次の室堂までのバスは満員・・・今日は1日こんな調子。どこでも予約。
待つのはうっとおしいが、常に出ているので移動時間が早くなる。

室堂には1時間ほどかかる。途中で降りたい人は別のバスに。
バスからの眺めは最高!最高!

私の隣に座った人は同じく
1人で来ているようだった。
今日1泊するが明日雨だと
いうのでコースを悩んでいる
と言いながら地図を広げた
私に聞くので
「私は初めてだし何にも考えずに
来たんです。ハイキング自体も
7月から始めたばかりだし」
「え〜〜〜?!」

と、言ってるうちに室堂に到着〜!

バスターミナルの建物
どこからでも結構見えるので目標になる


もう歩き出している人を見ると
ウズウズ・・・
闇雲に歩き出してしまいそう!
おいしい水。 おおおおおっ!
パンフレットで見た景色が待ち遠しい!
大パノラマに〜いつもの眩暈が! この人は知らない人です

見えてきました!地獄谷!







ここを行くと天狗平?に出る?かも このドアップをパンフレットで見て
来たくなったんだけど・・・
実物は結構小さかったんだ・・・
ハッキリ言って、ちょっとビビる。 あれ?マンホール? これは、さっきの入り口での
分かれ道。右を選んだ。
左がさっき書いた天狗平への道?

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