大峯:女人結界門巡り  2006.09.30(土)〜10.01(日)

★バリ頭・1泊2日・ヌプリツアー★

二日目の日記へ

マニアの方・・
メインの結界門を
歩いて尋ねた日記です

8月26/27日の狼平・雷キャンプの時、ヌプリさんにお願いネコしました!

ヌプリさん、かねてより憧れのれんげ辻から稲村に連れてって下さい!
そこにある(山上ケ岳との境)女人結界門が見たいんです!


「いいですよ〜じゃあ〜バリゴヤの頭(稲村の先)へも行きましょう」

そして、もりりんが命名!「バリ頭(とう)ツアーや〜〜!」

8:00 でっかい郵便局前集合!

今日は「こげぱんさん」がデビューなので、いつもと違うワクワク感も!そして今日ばかりは何とか天気ももちそうな気配!でも〜明日が雨予報なのだ!またかい・・もう修行ツアーは嫌や〜・・
車の中で「ヌプリさん、ヌプリさん、今日の予定は?」
「晴れたままだったら稲村の頂上と大日山に登りましょう。万一(十中八九?)明日、雨が降ってもいいように」






10:13 母公(母子)堂 

昭和35年まで、ここに黒塗りの門があり、女人はここより先へ入ることは許されなかった。
それは大きな黒門で、明け六つに開き、暮れ六つに閉じられた。昭和45年に、林道が開発されて交通の便も良くなったのと時勢の変化に合わせ現在の大橋遙拝所まで女人結界が延長された。


役行者の母を祀るお堂。激しい行を行う我が子を案じる母が、ココまで来たとき、大蛇が現れ先に行くことができなかった。母を思う役行者が姿を変え、母の足を止めたのだともいわれる。仕方なく、母はお堂を建て、ここより子を見守る事となった。それゆえ、ここには今でも安産祈願に訪れる人が多いとか・・普段は人がいないのだが土日は住職さんが来てお勤めをされている。
2004年11月13日(土)の
結界門日記はコチラ
10:34 大峯大橋着

この側に茶屋と駐車場がある。ここに車を置いて登っていくのだ。ここは三叉路になっていて、この橋を渡って行くと女人結界門をくぐって山上ケ岳に行くコースと、真っ直ぐに登って稲村ケ岳へ行くコースに別れている。
こんなカンジ。左手の赤い橋が女人結界門へ通じる。
真っ直ぐがレンゲ辻コース。
今日のコースである。

このレンゲ辻コースは迷いやすい。去年も大学生が数人で登り、迷って遭難。大騒ぎになった。稲村ケ岳で遭難と言えば、このコース。道を知っている人と行くべし!
もりりん、早速中へ入って「へへへ〜だ!ここまでおいで〜!」

右は、もりりんに中から写してもらった写真。
真ん中は軍団に初デビューの「こげぱんさん」

こうして遊んでいる間、ヌプリさんは、駐車の手配・登山の用意などなど・・
しこたま遊んで、そろそろ登山の準備を・・ちょっと笑える失敗談もあったが・・準備も整い、さて!出発するぞ!・・え?・・何を失敗したかって?・・おむすびが行方不明になって、茶屋で作ってもらって・・ザックをあけたら、ちゃんと出てきたっていう何でもない失敗さ!

10:49 いざ!出発!二年間の思いをこめて!

ヌプリさんの大きなザックの中身は今夜の「ヌプリ鍋」。稲村小屋には素泊まり(3000円)
この小屋が開いているところを見るのも念願なのだ!
11:06 ・・あれは何ですか?・・

道の下の方に見える橋?は「究極の吊り橋」?
いや・・吊ってないって・・

誰が渡るの?どこへ行くの?・・行ってみたい・・
ヌプリさん、ヌプリさん、今度あそこへ連れてって・・
ジェット・コースター?

・・これも乗ってみたいんですけど・・
どうすれば乗せてもらえるんだろう?
今度、取材に行かねば!
知ってる方!掲示板かメールで!
11:16 ここまでがアスファルトの道・・だったっけ・・?・・

いよいよ!・・何だか不気味な入り口だなあ・・この階段が登りにくいんだなあ・・
確か渓谷沿いだって見たんだけどなあ・・
11:22 今度は明るい杉木立。こういう道に出ると洞川周辺を思い出す。

階段が結構続いたと思ったけど、時間を見るとそうでもないんだなあ〜。
11:25 こぉぉぉ〜〜んな所を歩くんだよ〜〜!

もう〜!軍団は大騒ぎ!興奮して写真を撮りまくる!なかなか前へ進まない。普通のコースタイムは女人結界門のあるレンゲ辻まで2h10ってなってるけど・・どれだけかかるだろうなあ〜。

今日中に頂上へ行かないとアカンのに〜と思うも興奮で写真を撮りまくる!

11:51 ちょっと休憩・・すると!こげぱんさん、誰より早く・・お菓子を!

おお〜〜!・・旨ぁ〜い!・・と、夢中になって食べちゃった・・あ!しまった!先に餌付けされてしまった!今日は「きびだんご」も持っていない・・ネコ軍団が「ぱん軍団」か「こげ軍団」に変更されてしまうのか?
どうやら・・もりりんがメールで「い〜〜っぱい食い物持って来ないと遊んでやらないぞ〜〜!」・・と脅したらしい・・貢ぎ物を手に満足一杯の笑顔をお見せできないのが残念だ・・
12:13 標識。ここまでの道でも、晴れた日に知っている人とだったらいいけど、慣れないまま来れば、ちょっと霧でも出たら分からなくなるだろうなあ〜雪でも降ってると危ないなあ〜と思いながら歩いていた。
標識を見るとホっとするなあ〜。














12:23 また階段。ここは何と斜めになっている。
自然に身体が傾いてしまうので要!注意!

それにしても辺り一帯が素晴らしい緑!緑!
紅葉の季節には素晴らしい色の競演となるだろう!

ヌプリさん、ヌプリさん、紅葉の季節に、また来たいんですけど・・
(このいい方・・今・・凝ってるんだぁ〜!)
13:29 
ん?向こうにかすかに見えるのは・・?
女人結界門だぁぁぁ!

左に行けば山上ケ岳!
右へ行けば稲村ケ岳!

レンゲ辻だあ!
  

せっかくなので、ここで遅い昼食タァ〜イム!
パクついていると・・何と結界から・・仙人ではなくて・・モッサリした楽しそうなグループが!

「可愛そうに〜ここから入られへんもんなあ〜」
「いや〜こそっと入れば大丈夫やで〜」
「男の格好して入ったらええやん〜」
「いいえ〜恐ろしいのは・・女だとバレなかった時ですよ〜ショックが大きすぎるんで〜」

「どっから登って来たんや〜?」
「ここから」
「ここより結界の中の方が歩きやすいで〜」

結界門をマジマジ見ながら・・
「向こう側には男人結界門って書いてあったりしてな〜」
「え〜?そしたら出られへんようになるやんか〜男はみんな閉じこめられるで〜」

などと大笑いしながら、私達が今来たコースを下っていった。
そうゆっくりしていられないので出発!何しろ明日は雨かもしれない。今日中に一旦、頂上へ!明日また行くとしても、とにかく頂上へ!木漏れ日の美しさを見れば、明日は晴れそうだが何しろ暴風雨に縁のあるお方が一緒だ!急げ!急げ!

予定では稲村小屋まで一時間だ。
14:55 稲村小屋到着!
4回目にして初めて開いているところを見た!
今日は、やっぱり私達の貸し切り!

ここに荷物を置いて頂上と大日山を目指す!
急がないと日が暮れる〜!
ライトを持って出かける。
15:20 
所々に赤く色づいた葉や、
黄色くなってきている葉が見え隠れする。

向こうに尖った大日山の姿が見える。

15:32 大日のキレットも今は夕闇の中に溶け込んでしまう・・

・・ところで・・この何だか黒くて嫌ぁ〜なカンジの厚い雲は何だ?
いつのまに出てきたんだぁ〜?何じゃ〜!〜こりゃ!

15:49 頂上!









16:39 大日山の頂上。大日如来様。もりりん、祈願を・・?

素晴らしい夕焼け・・


17:30には小屋に帰って荷物の片づけ(散布ともいう)や、冷えるので着込んだり、水の補給、夕食の準備・・ヌプリさんのキノコ鍋!・・こげぱんさんは手際よく片づけを終わって、ヌプリさんのお手伝い!何と気の利く!素晴らしい仲間を得て我ら三人、
「絶対に逃げられないように捕まえとこうな」
「うん!ちゃんと鈴をつけておかないと・・」
・・と決意を固めるのであった・・

・・衝撃映像・・

こうして夜は更けていくのであった・・

さあ〜・・明日はどうなっている事やら・・おやすみなさい・・
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