1日目♪26日(土)へ

大峯山 狼平 2006.08.26(土)27(日)

行者還トンネル西口〜弥山〜狼平〜八経ケ岳〜弥山〜行者還トンネル西口

2日目♪27日(日)

5:30 軍団!起床〜〜!
白み始めてから、雷様もお疲れになられたようで・・オヤスミになられました。
ウトウトできて良かったなあ〜!
頭がなかなかしっかりしなくて、ボ〜〜っと・・眠いし〜・・
みんなから「みけさん。寝てる!起きたまま寝てる!」・・と・・

朝靄煙る狼平!幻想の世界に迷い込んだようだ。

6:50 朝食〜〜!ヌプリ・パスタ!しかも、どわぁぁぁ〜い好きな、たらこパスタ!
そして、もりりんさんが持ってきた(立山で食べた)美味しいソーセージとヌプリ・エリンギを炒めたおかず!エリンギは結構大きいままで歯ごたえバツグン!旨い〜〜〜!
これは家へ帰ってスグ作って牛さんと盛り上がった!大きいままというのがミソ!

霧が晴れそうになっては、また押し寄せてくる・・今日も展望は望めそうもないなあ・・
まあ〜雷さえ鳴らなかったら〜全員「晴れるよ。これは朝だから」などと言ってはいるが・・内心・・「早く晴れて安心させてくれ〜〜!」・・だと思う。

出発前に・・用足しもすませ・・でも、もりりんさんに事件が!(^▽^)

8:30 大笑いもすませ、さて出発!
しかし昨夜、ほとんど眠れず疲れが残っている私は、すでにヘロヘロ状態。
ザックは軽くなるかと思いきや、タオルや衣類が湿ったり濡れているセイで全く変わらない気がする。腰は?股関節は?背中は?と不安になる。気力で頑張るぞ!
8:36 道はゴロゴロ・・でも周囲の木々や苔など、活き活きとしていて素晴らしい緑!
この日は、心ゆくまで苔を堪能できるはずだ!雷様さえお出ましにならなければ・・

でも歩き始めてすぐ腰の加減からくる右のオシリの痛みが。昨日からの疲れを引きずってしまった。気を付けて歩かないと・・と、気を引き締める。
8:43 なかなか晴れないけど
少しは展望が開けてきた
8:45 
8:55 ここで道は急に曲がる。
引き返すようなカンジ。


常に標識に気を付けていなければそのまま違う方向へ行ってしまいかねない
地図の他にも標識がある。
「明星ケ岳・八経ケ岳・弥山」
ここで小休憩。一旦ザックを下ろす。
「みけさん大丈夫?」と皆が声をかけてくれる。
「本当にアカンようになる前に言うて下さいよ」のヒトコトに「すみません。少し持って下さい」
ヌプリさんに2kgの寝袋をお願いする。
2kg違えば普段より少し重いくらいだから何とかなると思う。
すると、もりりんさんがサッサと私のザックの中からいくつか取ってくれた。
「水も減らせばいいよ〜余分に持ってるから」
申し訳ないが甘える事にした。見栄を張ってる場合じゃあないと思った。
二日目は、まだ始まったばかりなのだ。

行く手の道は、ここからは少しなだらかになっているようだ。
あとは注意して筋を痛めたりしないようにすれば大丈夫だから、気合いを入れて歩こう。
9:18 
















9:27 9:35 9:48

9:55 10:00 10:16
←栃尾辻・川合・坪内

八経ケ岳・弥山→

この、狼平〜八経ケ岳へと通じる道は最高だった!想像していた何十倍もすごかった!
昨日の大雨が苔や木々を洗い流し、最高の光具合を醸し出してくれている!
ヘロヘロでも感動する!今、歩いているのに「また来たい!絶対に来る!」と思うほどだ。
10:26
高崎横手・頂仙岳・川合・坪内→ ここにも地図が!
10:34



10:41
「もうじき八経ケ岳ですよ!」
「ね〜!もうじき八経ケ岳だって!」
「え〜!ほんと〜〜!」
「近畿最高峰だよ!」
「え?そうなの〜?」

皆、急に勢いづく!
10:47 八経ケ岳・山頂!1915m!わあああ〜い!

「今この瞬間、僕達が近畿で一番高い所にいるんですよ」
「わあぁぁぁぁぁ〜い!」
私達より少し遅れて、弥山側から登ってきた優しそうな若い男性に、全員集合の写真を撮ってもらう。
二人目のお子さんがお生まれになったそうで、奥様の実家に行ってきた帰りだそうだ。東京にお住まいとか。この八経ケ岳が百名山登頂40番目だそうだ。キリ番!人生も節目!
いずれは子供さんを連れて山登りされるんだろうなあ!またいつか、どこかの山で会えますように!
11:08
11:07
いつまで待ってもガスは晴れないだろうし、こうなったら・・不安の様子に・・
さて!弥山に向けて出発進行!
・・!・・急ですよ〜〜!ここを降りるんですかぁ〜?
11:16 
オオヤマレンゲの保全対策に、金網のゲートがあちこちに作られている。
シカが食ってしまうそうだ。どの山でもシカの被害が大きいようだ。

・・シカではなく・・熊がかかったみたいだ・・
八経ケ岳から弥山に続くこの道は、狼平から八経ケ岳までの苔むした「手つかずの自然」のイメージとは全く違う。まず、苔がない。あんなにコンモリと生い茂っていた苔がない。あっても普通の苔だ。
行者還トンネル西口〜弥山〜八経ケ岳(往復)のコースは、各旅行会社で日帰りでよく出ている。やっぱり登山客が多いせいか、それとも山に当たる風や光の自然のせいか?
11:30 普通の苔ったって、こんなに雰囲気があるんですよ!
さっきまでが常識をくつがえすほど素晴らしかったというワケなんですよ〜!
11:30 頂仙岳遙拝所

ここ、大峯奥駈道は修行の地である。
行場は数多く点在し、また、このように大切な意味をなす山などを遙拝する場所がある。
是非にとも遙拝したかったが・・まだ見ぬ頂仙岳を想像することもできず・・
「また今度。晴れた時に拝ませて下さいね。是非!お顔を拝見したいです!」
と、次回の晴れ祈願を・・
11:45 弥山小屋到着!

ぐるり一周して戻ってきました弥山小屋!
ここでテントを張ってれば、皆さんに迷惑をかけずにすんだかも〜?と・・
でも〜ここの方が雷が怖いかも?何と言っても狼平は窪地だから何となく安心感があった。
ここは山の頂上だもんな〜・・

10分休憩の後、出発!
ここから奥駈道とトンネル西口への出会いまで2時間。下りは1時間。3時間かかるなあ〜。
それよりも・・皆、あまり口にしないが・・今日の展開も怖いのでは?と内心・・
12:10

12:14  12:28
わわわわわ!ついに・・!
さっきパラパラきた時、上だけでも着ていて良かった!
今日もカッパを装着だ!
かくなる上は、せめて雷が鳴る前に下山したい!

12:33
12:43理源大師
また雨でっせ・・
13:31
石休ノ宿跡
13:45
トンネル西口との出合

ここから一時間か
14:14
とにかく急だし
滑る!滑る!
途中でついに!
空の上で腹を下した音が!
ヌプリさんが
「休憩します?」
「はい」
ゴロゴロロ・・・!
「もう休憩できました!」
14:42 
おお〜!
アレに見えるは!!
もうすぐ駐車場?!
わぁぁぁ〜い!
14:47
ついに渓流まで降りてきた!
ヌプリさんは、ここで蕎麦用の水を汲む!
私達は顔を洗ったり靴の裏を洗ったり・・
とにかく流れの気持ちよさに感激!






15:20
瀕死状態の我々の側で
蕎麦をゆでるヌプリさん
14:55
15:24
弥山の方へ目をやれば・・
厚い雲に覆われ・・
どう見ても雨はザザ降り・・

何と髪は
バサバサ!ガサガサ!
縮れ毛になってる!
八経ケ岳で会った男性は
我々より早く降りていた
「これから帰るんでしか?」
「近くに一泊してからです」
だろうなあ〜
遠いもんなあ〜。
気を付けてね〜〜!

ここではまだ携帯は圏外!圏外!

あとで通じるようになってメールをチェックすると・・・
牛さんから
26(土)昼・・奈良・山沿い大雨洪水雷警報!大丈夫か?
連絡して・・警報解除・・連絡待ってる・・つい、顔がほころぶ。
でもね・・降りてくるまで連絡したくてもできないんだ〜。

連絡すると迎えに来てくれるという。ホっ!
16:34 洞川温泉到着!でもでも・・家族連れやツアー客で満員!
や〜めたっと!
17:40 もりりんさんのチャップン場所?
大淀温泉・老人福祉センター到着!


どう止めてイイか分からない不思議な駐車場に止め、押しかける。
私だけは似合いの名前だ・・
もう閉める時間らしい。あと15分で出てくれといわれる。
いいよ〜いいよ〜入れたらいいよ〜!
中は私達だけで貸し切り状態だ!最高!
19:38 大阪駅到着!

牛さんの車に荷物を運び込んで・・ホっと安心!安心!

生憎の天気ではあったが、素晴らしい2日間だった!
やっぱり大峯はいい!最高!
もりりんさん達も、大峯のフアンになってくれた!嬉しい!
いろんなコースも歩きたい!今日のコースは再挑戦したい!

次からは・・山小屋に泊まって・・迷惑をかけないようにしよう・・
年数をかけて慣れればテント泊もできるようになるだろう。
それまでは山小屋にお世話になろう。

と、大満足のうちに、ヌプリ・ツアーは終わった。
また次回!お願いします!
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