那智勝浦 神秘ウォーク その2

2009.02.21〜22

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13:30
さて・・トイレの横の階段を登っていき・・
13:40
分岐★

この標識を見て以来・・気になっていた妙法山への道・・

大峯奥駈を何度も修行し、煩悩を祓った者が更にわが命への執着心も取り払うという・・焼身自殺をした地・・と・・聞く。
14:07

今日のコースは青。
二の滝三の滝へはこの分岐を右へ・・
那智高原の方向だ。

14:23 峠を越える。


「昔は土葬だったので、動物に食べられないように、毒のあるアセビや・・・を墓に植えたものですよ」
柱には・・何センチ角だっけ?・・10cm?10.5cm?・・ま・・いっか・・が・・最適だそうで・・それがちょうどこれくらいの木からとれるんだそうだ。

鹿は、下に食いついて上へと剥がしていくんだそうだ。
動物が身体についた虫などを落としたりする水たまりだそうだ。
鹿?だっけ?がゴシゴシやった痕跡があった。

近頃では「アライグマ」まで住んでいるそうだ。アニメの「ラスカル」が可愛く描かれたため、飼う人が増えたが、アニメとは全く違って性格がキツク、凶暴なため、飼い続ける事ができないで山に放したらしい。
14:34
「これは榊です。神様にお供えします。この上からこのように芽が出てきますが、曲がってるでしょう?そのうち真っ直ぐになりますが、これが勾玉(まがたま)なんですよ」
14:49 切り立ったような崖・・なのに・・矢印が・・登れるの?

修行の道かなあ?

「左上」と書かれてあるので、こっちから登っていく人のためではなく、向こうから下ってきた人の為だと思われる。
14:52
おお〜!妙法山・阿弥陀寺の境内が見えてきた!

その手前にある大岩は下に仏様が彫られていて(だっけ?)この上に燈明?だっけ??灯したそうな・・
ここは素晴らしい眺めだ♪

沖に軍艦ににた小さな島がある。そのまま軍艦島と呼ばれているそうだ。

戦争時には本当に軍艦と間違われて爆弾を落とされたんだとか・・
那智の曼荼羅がある。
この曼荼羅に全ての教えやルートなどの重要な事が描かれてある。
左上に妙法山・阿弥陀寺があり、右下に補陀洛山寺がある。これは黄色い線で結んで死の方向。

それに対し、右上には那智の大滝があり、晴明に充ち満ちている。左下には天満宮。青い線で結んで生の方向。
14:59
この鐘は変わってる
まず、突く木の肌が違う
紐も変わってる・・
クリックすれば拡大されます

15:11 お詣りをすませ、トイレを借り、用意をして、今度は妙法山の頂上へ。
そこは奥の院で、お堂があるそうだ。

火生三昧(かしょうざんまい)跡。内容はクリックすると出てきます。

今でも跡が残るというので、もっと、おどろおどろした場所かと思っていたが、光に照らし出され、素晴らしく穏やかな雰囲気だった。
奥の院への参道は、苔むした階段だ。
これ・・下りに滑らないようにしなくっちゃ・・

阿弥陀寺の境内を15時を過ぎてスタートした。普通は往復40分という。
のんびりはしていられない。
日が長くなったとはいえ、人の通らない、うっそうと茂った森の中だ・・阿弥陀寺までの道も暗く、光を遮っていた。早く往復しなければ一気に真っ暗になってしまう。
15:32
奥の院到着!

お詣りして中のお堂を覗き込む・・観音様と・・右横にも仏様が見える。

中央の観音様のお姿は素朴で、樹の姿そのものに思えた。樹の中から観音様を掘り出したようで素晴らしくお優しいお顔と雰囲気だった。
いくらでも眺めていたいけど・・そうもいかない・・

下り初めてすぐ、こんな樹が・・まるで西大台の「かぼちゃの樹」だ。

「なんかよほど大変なことがあったんやろな〜」と・・こっこさん。
15:56 境内までおりてきた。何とか滑らないで無事降りてきた。

「当山鎮守・熊野三寶荒神社・初代紀州藩主・徳川頼宣勧請」

「この徳川頼宣様は江戸の世になって、ここ紀州の藩主に命じられたのですが、山の中だし陸の孤島のような場所に来るのは嫌だったようです。でも、道中、庶民の暮らしや様子を見て、たいそう気に入って下さり、素晴らしい業績を残してくれました」

そう・・熊野古道が現在、ほぼ完全にルートが分かったのは、ここ頼宣が、道を整備し、一里塚なども全てに作っておいてくれたからだ。
駐車場までの参道には、このように石を重ねたものが多くある。
那智勝浦観光案内の方。

後ろ姿を眺めていて・・ふと・・住職様に思えてくる・・
実に穏やかな方なので、さもありなん・・

駐車場でふと気が付いた・・耳が!素晴らしい福耳なのであるっ!

お坊様や〜〜♪〜〜なんとなく手を合わせたくなるくらいの雰囲気だ。
16:03 駐車場からの眺めは、さっきの場所よりも少し低いので、間近に見える山々は迫力があった。軍艦島も、さっきよりはハッキリ見える。

語り部さん
「明日は二の滝三の滝に行きますが、時間があったら、奥の院から先にある富士見台まで行きましょうか?一時間ほど早く集合してくれたら行けますよ」
「わあ〜い!行きたいですっ♪」
「二の滝三の滝も素晴らしいですが、ボクは陰陽の滝も大好きです」
「え?陰陽の滝?時間がかかりますか?そこへは行けませんか?」
「一時間あれば往復できますよ。どっちでも良い方に行きましょうか」
「陰陽の滝へ連れてって下さいっ♪そこへ行きたいが為に旅行会社の烏帽子山ツアーに申しこもうと思ってるくらいなんです」

こっこさんが「あんた、メッチャ興奮してるで」

・・と・・いう事で・・思いがけず行きたかった陰陽の滝にも行けることに!

しかもっ♪本当は、朝降りた滝前で解散なのに、宿を言うと「道中だから送りますよ。明日の朝8時に宿の前に出ておいて下さい」

「わあ〜!いいんですかっ♪大阪のオバハンやから遠慮しませんよ〜!」
16:55 紀伊勝浦に隣接する「民宿わかたけ」

三人で一部屋だと7200円。一部屋ずつだと7800円。
むろん、一部屋ずつにする。

出てきた方を見て驚いた・・牛さんの弟にソックリっ★見れば見るほど似てる!
温泉だが、沸かし始めたのが遅かったそうで・・まだ湧いていないんだそうだ・・
17:40くらいになるという。

しゃ〜ない・・では夕食は18:30に・・

温泉は三人しか一度に入れないし、露天風呂もないけど、湯の質は良かった。
固いっていうのかな?サラサラしないし、ヌットリもしないし、透明だけど、風呂桶は茶褐色になっている。何とも不思議な湯だ。
18:30 待ちに待った夕食!安いので全く期待していなかったが、素晴らしいご馳走だった。

カマが良い味で・・マグロの胃袋・イルカの刺身・・色々珍しいものを頂いた。

お腹イッパイで、御飯が食べられないし、おいしいカマも残すくらい腹一杯になった。

大満足で・・一日が暮れた♪
二日目の二の滝三の滝へ続く・・
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