金勝アルプス 2007.04.21.土

8:35 JR栗東・東口に到着!
立派な駅舎に驚く!何でこんなに金かけてんだ?
バスが2台待機し、これから受付が用意されるところだった。結構のんき。

今日は予約制のハイクなので保険やら何やらで700円の参加費が必要。
それと路線バス代片道500円。の1200円を払う。帰りは420円で、各自が支払う。
9:10 出発!
一緒に歩いてくれた方に後で聞いて分かったんだけど、人身事故があったとかで電車が一時間も止まったんだそうだ。主催の栗東市観光物産協会の方々が遅れている方の家や携帯に電話して、いちいち確認をとっていたのは、そういう事もあったんだ!と判明!

9:26 手原駅到着。ここも集合場所。・・ふと見ると・・「くりちゃんバス」と書かれた可愛い停留所が!栗東市なので「くりちゃん」かあ!ついでにバスも見たいなあ!
9:34 鶏冠山(けいかんざん)が目の前に!・・と協会の方が教えてくれた。今日は一番前をゲットしているので説明も聞きやすいし、見晴らしもいい!最高!
バスの中で歴史を説明して下さったので金勝アルプスの色んなルートを塗りつぶしたくなってしまう。
ここには金勝寺(こんしょうじ)という寺があって比叡山の・・・また、鉱脈があって・・・とか・・
資料も頂いて歴史好きには、もってこいのハイクとなりそうだ。実際、参加者の中にも結構物知りがいて、各所で突っ込んだ応答が飛び交っていた。それを聞いているだけでも賢くなったような気がして満足!満足!
9:38 片山バス停。・・近くに簡易トイレがあるが一つなので駅ですませないと大変。
猫の鳴き声がする!おお!私を呼んでいる!・・と・・辺りを見回すが・・??・・このバス停の裏に小屋にいた!物置小屋と思ったその小屋は猫の小屋だった。見ると良く太った・・あまり器量よしではない猫が一人いた。猫好きのオッチャン達も、ニコニコ顔で、さりげなく見に来る。ええなあ〜この風景!
10:09 トイレ待ちや後から追いかけてくる人待ちや、班分けなどで結構時間がかかったが。この時間には間違いなくまだバス停にいた。出発時間は??

10:21 田舎の風景!レンゲ畑!・・しばらくは舗装された道路を歩くのだが田舎の和やかな風景に全く苦にならない。気持ちいい〜!腰と左足の関節は、少々じくじくと痛むのだが、まあこれくらいなら歩いていれば治るだろう。
10:33 いよいよ山へ!
今回のハイクは、先へ先へと急ぐ人もなく、逆に遅く遅くなるという何とも私好みのハイクだった。
この山は標識がしっかりしているので安心して離れられる。思うよう写真が撮れた。「思うよう写真」がとれたかどうかは不明だが・・
舗装道路をひたすら上っていくとき、途中で5分ほど休憩。協会の方が「しぃと」・・他の呼び名に「いたどり」とか「すかんぽ?」・・を採って皮をむいて食べた。水分補給にもいいらしい。旨そうだった。澤熊ツアーの牛馬童子・道の駅でのお弁当には必ず入っていて、実に美味しい!生ではまだ食べたことがないが、あまりにも美味しそうなので食べてみたくなった・・思っただけ・・

ここは岩がゴロゴロしてくるとストックが邪魔になるが、それ以外では関節を助けてくれる大事な物なので、いつものようにダブルストックで歩いていたら、山口もえさん似の美人が声をかけてくれた。ダブルストックがキッカケになって一日一緒に歩いて下さった。
10:58 今日はツツジがあちこちで咲き乱れていた!もう〜最高!
桜もいいけど私はツツジが大好き!山の緑の中での鮮やかさは何とも言えない!見つけたら、いちいち反応してしまい、忙しかった。
まだ蕾も相当あったから、見頃は続くと思う。


10:59 十九道ダム。5分ほど休憩。
治山治水工事で作られた。これが建設されたため、このコースの登山道は整備されたが、それまでは渓谷(七曲川渓谷)を登っていたそうだ。
このダムに流れ込む川の隅っこを一部通っていく。

木の橋がかかっているが・・
人が乗ると少し沈む・・

こお〜んな様子で渓谷を進む。少し歩きにくいが面白い。
登っていくと舗装道路と交差する。
急勾配が続いたので、そこで5分の休憩。
11:28 出発!
目の前にある急勾配の道を登っていく。
休憩中ストックをしまっておいた。
当分必要ないだろう。
11:39 右手に見えてきた天狗岩?だっけ?

次第に山の様子がハッキリしてくる。ギザギザだあ〜。
前回にも見ながら興奮したっけなあ〜!
この岩の下の所に人が見える。
11:46 ここを直進する人がいた。しょええ・・こんなん歩いたっけ?
すると、しんがりの協会の方が「左です!左へ回ってから行って下さい!」
左へ回っても結構歩きにくい道だど〜!
11:51 
見えるかなあ〜?
人が立ってる!
今から行く所!
わくわく!
むろんコースが
きっちりある!
11:53 天狗岩の下まで来ると
ちょうどラッシュの真っ只中!
大勢がひしめきあっている。
しんがりを勤めてくれているリーダーが
「ここで一時間休憩します。混んでいるので先に
お弁当を食べたり自由に過ごして下さい。
あちらの方(左の写真)が展望がいいので
そちらに行ってもらっても構いません」

もちろん!すぐにオムスビに食いつく!
天狗岩の側でパクつきながら、岩への道の混雑ぶりを観察。全員が下りてしまってからでは心許ないのでチャンスを狙う・・今や!・・今なら協会の人達も見ていてくれるし、ほとんどの人は下りてきている!〜開始や!〜

こんな岩の隙間・・あるのか?隙間が?・・を登っていく。見た目は凄いが、ここの岩は滑らないのでラクなのだ。でないとニャアは登れない。問題は、そんな事じゃあなくて腹の厚みだな・・心配だ・・

今回のイベントは金勝アルプス一帯に点在する磨崖仏に興味津々の方達がほとんど。だからそんなに「山おとこ&山おんな」さんがいるわけじゃあない。息を乱してゼエゼエいいながら登っている方も数人はいる。でも、こういう岩場も平気で登られるんだから、ニャアも、ヌプリさんや魔神やぐっちぃさんが居なくても頑張らなくては!

磨崖仏の写真も一緒だが、ここの様子はアルバムで・・

スライドをクリックして下さい












12:20
パタリロ岩
(みけが命名)




偶然写せた写真
なんか、どえらい所へ来たような・・
ま・・そういう事にしませうか・・

天狗岩二度目ということもあって少しゆとりがある。が、逆に落ち着かないこともある。何度下っても「滑る」イメージの所は嫌いやな〜まあ、少しでも慣れると助かるので・・練習!練習!

12:50 出発!

先に少し前へ進んで景色の良いところでお弁当を食べていた方達と合流し、先へ進む。今日は磨崖仏のところで説明があるというので楽しみだ!
13:08 耳岩を振り返って眺める
実はさっき通り過ぎた岩。側で見ても「何で耳やねん?」と思えるのだが、通り過ぎてから、見通せるところで振り返れば、「福耳」に見える。
分かれ道。ここを右へ下れば磨崖仏へ。今日は少々寄り道。ザックを置いて真っ直ぐに進む。
「茶沸かし観音」があるからと、行くことになった。
13:18 茶沸(ちゃふつ)観音

案内の皆さんは「茶沸かし観音」と呼ぶが、標識には「ちゃふつ」とあった。
昔からこの山々は信仰の山で、ここでお茶を沸かして接待していたという。
13:24 さっきの分岐まで戻ってきた。これから磨崖仏へ、ひたすらの下りだ。
13:51 磨崖仏。

すでに一班が説明を受けていた。始めは「二班は待ってて下さい」と言うので待っていたが、皆、どんどん進んで説明を聞き始めるので慌てて飛んでいく。
広い場所なので全員揃ってから説明して欲しかったなあ。
積極的な質問が 真下からの写真
この磨崖仏、正面から見ると直立しているように見えるが、実は随分後ろに傾いている。

ここでは実に一時間近くを過ごした。
皆が専門的な事まで突っ込んで質問するのだ。今日は山歩きのハイクではなく、純粋に磨崖仏を見に来たという人が多かった。
14:57 下まで降りてきた。
15:10 逆さ観音。ゴールのバス停へ行く前に少しだけ寄り道。

この岩は、もともとは、もう少し上にあったのが落ちてきて逆さになったまま止まってしまったそうだ。

この山での磨崖仏には「○○観音」というように「観音」がついているが、掘られてあるお姿を見れば阿弥陀如来様。観音信仰と相まって「観音」と呼ばれるようになったので紛らわしいが、確かに阿弥陀如来様。
15:29 オランダ堰堤。家族連れが遊んでいた。夏は気持ちよいだろうな〜。

大きな荷物を担いだ男子学生風な一団が逆に登っていく。どうやらキャンプのようだ。
15:53 ゴ〜ルのバス停到着!

路線バスなので全員が座れるわけではない。早いもの順になる。これじゃあ一班がトクだなあ。
どうしても座って行きたい!という執念でギリギリ席を確保できた!さすが私!

16:17 最寄り駅に着く。

二度目の金勝アルプスは、やっぱり面白かった!いろんな種類の道があって、実に楽しい山だ!
また登りたいなあ!




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