行者還岳  1546m  2006.10.21.

行程:行者還トンネル〜行者還小屋〜頂上(往復)

パノラマ  アルバム



5:42出発・・・まだ夜中だ

7:00近鉄阿部野橋発:吉野行き特急に乗る。
大和上市8:00〜8:30の集合に間に合わせるにはこれしかない。
これより前はバスがないので無理。
すると途中から「もうさん」が乗ってきた。
稲村ケ岳・護摩壇山とご一緒して、今回私がメールで誘った形となったのである。
今日は自信がなかったので、知っている方が一緒だと何だか心丈夫だ。

8:16大和上市着。バス往復分3200円のみ払って参加賞証をもらう。
小型のバス3台が順次先発しているらしい。全部で120〜30人というところか。
私は最後のバス(4台目)で32分着の急行分を待って出発。8:40頃か。




10:10行者還トンネル手前で降りる。バスはトンネルを抜けた所で待機。
 乗ってきたバス。先発隊?はすでに出発している






10:14各自ストレッチをして出発!
大!快晴の中、気分良く歩き始める。
10:20登山口 登り始めてスグの傾斜 10:38紅葉が見え始める


登っている間はマイペースなので、もうさんと離ればなれになる。
私はHP用の写真を狙いながら(それが適度な休憩になっているのだ)登っていく。
道は急で険しく、更に滑りやすい。前日雨が降ったわけでもなかろうにと思うが濡れている。


10:53見晴らしの良い場所に出る。ここから急に元気が出る!
「わあああ〜い!」と・・・思わず・・・

深い山々の連なる景色に、
降り注ぐ秋の光と、澄み渡った濃紺の空にキラキラ光る紅葉と・・・
ずっと急な登りが続くが気にならないほどのご褒美!

11:00突然様相が一転!白っぽいゴツゴツした岩ばかりになる。

11:02ロープもある。私達は少し迂回したが、これを使えば最短距離
11:06少し平坦になる民宿の電話番号が携帯の電波は×
突き当たり
左は弥山へ


11:19出ました!大峯奥駆道!左へ行けば弥山。
右へ行けば行者還岳 こういう賑やかな標識もある あちこちで沢山見かけた
11:22

第57行所
「一ノ多和」

11:25
近くにいた山男さんに山の名前を聞いた。弥山だって!
「ほら、弥山の山小屋まで見えてる!今日は珍しいくらいハッキリ見える!」
    平坦な道が続く
11:29
要所には標識が
建っている
見たら位置確認

ん?あれは?
・・・山男さんは、もう姿が見えない

11:37角度が違ってくるとハッキリと見える

ワイド写真へ
・・・誰か登れるの?

きっと「登れる」じゃあなくて
「登る」んだろう・・・
11:40何人かが腰を少し屈めて指さし騒いでいる
何事かと聞くと「バスが見える!」
「え〜!?」・・・そう言えば、遙か彼方下の方に何か自然ではない物が見える。
カメラで12倍ズームにして見る・・・「バスや!」
トンネルを抜けた所で待機しているからと言っていたバスだ!



11:54今度は前方右手の方に展望が開け、尖った△頭が連なっている。
大普賢    

11:58道が細くなって、ゴツゴツした白い岩ばかりだ。
予定では小屋まで2時間。もうじき?
12:04突然!大きな景色が!パノラマあり!

ここで弁当(おむすび)を食べようかと思ったが、小屋が気になり先に行く。
今度ここへ来たら絶対に!ここで食べるぞ!(また来る気だ!)
12:08 道の様子 12:16 見ると思わず・・
12:21
天川辻
天川辻の様子
進行方向 進行方向左側 あちこちでマムシ草が赤くなっていた
12:25




こんな場所があった。あまりにも不自然で・・・気になって・・・登ってみた。
素晴らしいパノラマが広がっていた。夢中で歩いた人には見ることはできなかっただろう!
                        パノラマ写真あり
12:26













行者還小屋到着!

興奮して「わあ〜!わあ〜!」と叫びながら写真を写し、ウロウロ走り回る。
ひとしきり騒いで少し落ち着いて、よくよく眺める・・・
「ひょっとして・・・(指さして)・・・行者還岳?・・・」
「そうやで〜」(偶然いた男性が思わず答えてくれる)
「・・・えええ〜!これを登るん〜!?」(一人で勝手に手足をバタつかせて騒いでいる)
すると後ろで大爆笑が!振り返ると私に景色を遮られながら休んでいる方々が・・・
「こんなん登れないよ〜ロッククライミングやんか〜あっち見てみ〜」(右手の方向)
ん?あれは・・・
「なあ〜!巻道があるんよ〜安心した〜?」
「はい〜!ああ〜!ビックリしたあ!」
「近鉄のイベントなのに、あんなん登れなんて言わへんわ〜」

と、みんなと仲良く?騒いだところで気分も少し落ち着き、この頂上を見ながら腹ごしらえ。
案外遅く、もうさん到着。
さっきの景色のいい場所で食べてきたそうだ。
12:51出発!

12:57岩の間に祀られてある。役行者かな?
13:00
・・・・・何だ?これは・・・?・・・ハシゴじゃん!・・・分かってるって!・・・
上から降りてくる
人もいるので
交代で行き来する
こお〜んな
急斜面なのだ!
登り切った所 え?高所恐怖症じゃあなかったのかって?
そうだよ〜!


これは木のハシゴだから怖くないんだ!
降りるときには直下降みたいな気がするけど
ハシゴだから何にも怖くないんだよ〜。
オシリをついて一段一段
降りれば怖くないんだよ!
え?
ん〜何で下を見ても怖くないかって?
・・・ハシゴだから・・・?

ハシゴ場にて〜ドッキリ!

「オレは、こんなん軽いぞ!」と見られたい、おじさんが下ってくる。
荒い!おかげで大きめの岩が落ちてくる!
そんなに上からではないので当たっても大けがはしないだろうが・・・
いくら注意しても「オレは慣れてる!」と思われたいから、どうにもならない。

「ちょっと、あんた、気を付けてくれや〜」
「ああ、わしは大丈夫や!お〜い!(上に居る仲間に)気を付けろ〜!」・・いや・・アンタがやで!
「違うがな。石を落としてるんや」
「お〜い!石を落とすなよ!」・・・アンタが落としてるんやって!

そして更に荒く身体をかわすので、また大きめの石が落ちる・・・アカン!・・・
こちらが石に当たらないようにしなければ・・・
もう誰も何も言わず、早く通り過ぎてくれるのを待った。

いくつか大きめのを落として自慢げに(何人かで来ていたようだ)帰って行った。
残った私達は「もう安心だからゆっくり登りましょう」・・・と。
さっき見えていた
デコボコ山の見え方が
違っている。
ここにも奥駆道の
標識がある。
13:19
シダが美しく
輝いている
この辺りの
紅葉は見事!
光に照らされて
輝いている
第58行所


13:25
頂上だあ〜!これは錫杖の形の標識(?)
隣に、もうさんもいますが、ヒ・ミ・ツ・・・!

ここでは見晴らしが全くない 左の方へ行くと開ける 山間に、こんな様子が

14:11
行者還小屋に戻り着く。少し休憩。

帰路にて、初めて道を間違える。
間違えるといっても少しだけだが、石の標識もあったのに、何気なく真っ直ぐに(気持ちよく真っ直ぐなので)
行ってしまった。すると、先に立っていた女性が
「ちがいますよ〜。さっきの所を曲がらないと〜こっちは大普賢岳の方へ行ってしまいますよ〜」
オヨヨヨヨヨ・・・と引き返す・・・えがった、えがった・・・(どこの言葉?)

更に途中で「行者還トンネル西口」への表示があったが。まだ真っ直ぐ。
普通は、この「トンネル西口」から登るらしい。
そのうち標識がハデに建っている所があるので、それを左へ。15:33

16:21行者還トンネル上北山出口15分!
16:29登山口到着!
私が「時間メモ」と言いながらパシャリとすると、後ろから来た方も「そうや〜」と・・・
デジカメは記録が残るので便利。
HPの細かい時間は、このデジカメのおかげで書き込めるのだ。
登山口を降りたら左へ。登って行く事になる。
同じような道が右へも続いているので間違えないようにしないと〜。
上北山の方達が特産品を並べて・・・鍋は猪鍋!これがまた旨いのなんのって!
タッパを持ってくればよかった!牛さんに猪さんとご対面させてあげたかった!  16:41


17:00
出発!
17:33大和上市駅着・・・ここで・・・プチ事件が!

帰りの切符を買うとき「阿倍野まで特急で」って私が言うと
横からオッサンが(イベントでは見かけたしバスにも乗っていたが、石を落とした人とは別人)
「2枚や!2枚!」
「え?2枚ですか?」と駅員さん
「違いますよ〜!私この人知りませんよ〜!」・・・みけ
「わし、いそぐんや!一緒に切ってくれ!」とお金を渡してくるんです〜。
「困りますよ〜!だって指定席になるんですよ!隣同士になっちゃうじゃあないですか!ダメですよ!」
・・・・みけ、必死 ・・・・・
「どうするんですか〜」と駅員さん
「1枚だけですよ!知らない人ですってば!」・・更に必死のみけ

という騒ぎもありました〜。

17:39阿部野橋行き特急にのる。
42分発の急行と比べ、阿部野橋駅着が20〜30分しか早くないのに500円高くなる。
でも、少しでも早く帰りたかった。
下山中、弁慶の泣き所の筋が少しつって休憩したくらいだったので、ゆったりと座りたかった事もある。
もうさんが居てくれたので心丈夫だった。ありがたい!

21:40
帰りました〜!もう〜!大満足〜!

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