洞川温泉周辺の散策       2004年6月17日(木)

16日(水)

あした、とにかく見晴らしの良い所に行きたい!よし!山に行こう!
るるぶ出版「日帰りハイキング関西」を広げる。
大台ヶ原・高御位山・伊吹山のどれかに行こうと思い、時刻表を見る。
ほぼ高御位山に決めて予定をたてる。

夕食も終わりTVなぞ見ているうちに「待てよ〜。JRを使うなら、もうじき青春18切符が出るしなあ」と思い始める。
・・・みたらい渓谷にしよう!ここなら近鉄だから、いつ行っても同じだし〜!と、決定!

17日(木)

近鉄・南大阪線7:50発吉野行きに乗る。8両編成だが、途中で4両切り離しなので前4両に乗らないといけない。
1時間15分ほどかかる。
の〜んびり乗っていると寝てしまった。何しろ5:20に起きて、6:30には家を出ていたからなあ・・・

・・・気が付いたら山の中を走っている・・・もしかして寝過ごしたんじゃあないだろうか?
ん〜もし乗り過ごしていたら、バスがないからなあ。そしたらこのまま吉野まで行こうかなあ?
・・・などと思っていると下市口駅に着く!ラッキー!!
9:06着。ここからバスで洞川温泉まで。11分着の特急を受けて9:15発だ。
バスといってもマイクロバス。20人も乗れば満席かなあ?
60〜65くらいに見える男5人ほどのグループが乗ってくる。どうやら、みんなであちこち出かけて楽しんでいるようだ。
・・・よくしゃべる。とにかく、しゃべる。車内放送していようがいまいが、関係なくしゃべる!

バスの中から見た景色
正面でないのが残念!
割り箸専用の販売機。
この辺りは竹の箸の産地らしい。
(5人の団体さんの物知りが言うには、です)
実は朝から左股関節と膝が痛い。絶対ムリ!って思うほど痛い!
何とかマンションを出たものの痛くてたまらない。きっと気圧が変わってきているんだろう。
でも帰るのもめんどくさい。
「くっそー!負けるもんかああああ!!」と頑張って出てきたものの、足が痛くてじっとしてても疼く。
「まあいいや。歩けなかったら温泉につかって帰るとしようか」
と覚悟を決める。
こんなに高い場所も通るんです〜 どうやら峠越えです
1時間ほど走ったところで休憩?
運転手さんが
「あと30分くらいやからトイレに行く人は
行ってきて下さい。あの赤い屋根です。
それから、そこのコンニャクのおでんが
とても美味しいですよ」
グループはトイレにも行き、
おでんも食べていました。
全員が戻ったところで発車!

10:45くらいに洞川温泉着。

目の前に観光案内が。
トイレもある。
ここで右の地図をもらい
説明を受ける。


あれ?渓谷がない・・・
おかしいなあ。
まあいいか。
どうせ足が痛くて歩けないから。
鍾乳洞や吊り橋だけでも行けたらいいなあ
・・・と、裏に・・・
あれれ?

実は渓谷へは「川合」という所か
観音峰登山口で降りて行くのだった。
よく説明を読まなかった私は
終点まで乗ってしまった。
グループの人たちは知っている人に
ついて、もう歩き出している。

2人で来ている女性は何故かバス停の
椅子に座っている。

精一杯拡大してみたけど、見えないだろうなあ。

自家用車で来る人は「天川川合」という所に役場があるから
そこに置いて「みたらい渓谷」を歩き(2時間もあれば大丈夫だと言ってた)
洞川温泉からバスで「天川川合」まで帰ってくればいいらしい






案内所の横を少し登ると・・・
立て札が。

急な坂ではあるけれど、普段なら何でもないはずなのに、痛くてどうしようもなく、諦めて龍泉寺へ。
痛さをこらえて歩くため時間がかかる。
すると・・5人組(もうちょっと多かったかも?)が。
「あ!バスの!」
「はい」
「すみませんがシャッター押してもらえますかなあ?」
「いいですよ」
すると自分が「ここで写真を」と思っていた所まで連れて行かれた。
一緒の人たちが「おい!頼むのに、いちいちそんなん言うたら失礼やぞ!」と言うがきかない。
耳に入ってないようだ。
「ハハハ!いいですよ。どうせなら喜んでもらった方がいいですし」

2回シャッターを切った。
「あ、今度はわしが押しますよ」
「私はいいですよ〜。」
他の人が「ぼくが押しますよ」と・・・足さえ問題ないなら、この陽気なグループについて行きたかった。




龍泉寺の境内を抜けると大吊り橋に
行けるという看板があった。


ホントに行けそうだ。
足も何だか少し落ち着いてきた。
行ける所まで行ってみよう。



←こういう道を行くと(なだらかな道)
三叉路に出る。標識がある。
右にとれば大吊り橋。
左にとれば鍾乳洞。

大吊り橋の方へすすむ。


吊り橋だあ〜!!




到着〜〜!


さっきまで、あそこに〜〜!!

あまり揺れなかった
私1人しか通らなかったから?


なんと!私の大好きなツツジが!!
もう散ってしまっているけど、
何とか少し残っていた。
感動!!
やっぱり山の中で見るツツジは最高!

電波塔の横を通り抜けると →
見晴台がある。
また戻らなくっちゃ・・



結局、鍾乳洞へ向かう。
さっきの三叉路の所を更に進む。
興奮しているせいか山のパワーか
そんなに痛まなくなった。

実際は光のコントラストが見事!
突然見晴らしが良くなる 鍾乳洞到着〜〜!
一願不動様が祀られていた
ここにいる老夫婦に親切にしてもらった
お茶を頂き持ってきたおむすびを食べる
入り口付近 え?入れるんかいな?
とにかく薄暗い こんな中を通る はい出ました〜

ず〜っと誰も入って来なかったので、ちょっと迫力あったなあ!

美の競演。家の軒先にあったのも無断でパチリ・・・
河原で見ました
何でしょう?サボテンの一種? 横から写しました
バス停近くの大きな木。とても美しく気に入りました。
13:55発のバスで帰りました。下市口駅着15:13。
特急と急行に接続。トイレに行く時間も十分あります。
帰りも「トイレは?こんにゃく、旨いよ」と運転手さん。

本当は12:25発のバスに間に合うんですが、
せっかく来たからと町中をブラブラしていました。
ここは本当に初心者向きで助かりました。

家に帰ると足は治っていました。

近々また行きます。今度は雨のあとの渓谷を見に。

もし行こうかなあ〜と思われる方のために〜バスの時刻表です。

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