青葉山  2007.03.31.土

西国29番札所 松尾寺

2004年8月26日に京都の北・舞鶴にある青葉山をネットで見て出かけた。まだ股関節が痛んできしむ中で「スポ根マンガ」よろしく歩き回っていた頃だ。

その年の1月22日、右肩を脱臼して運び込まれた医院で、電気治療を受け始めていて、肩はもちろん、内臓が原因不明の痛みや発熱で困り果てていたが何とかマシになりかけていた。まあ〜それでも何とか一番ひどかった時期を脱し、少し自信ができてきた頃だった。

青葉山を目当てに、そのスタート地点の西国29番札所の松尾寺は「ついで」のお詣りだったが、ふと見ると西国33カ所巡りの御朱印帳が・・これを買えば目標ができるなあ。別に全部集めなくてもいいし〜。とりあえずの張りあいになるなあ〜という本当に気軽な気持ちで買った・・これが2007年3月2日、全て集めて長野・善光寺へのお詣りとなったのだから・・

善光寺から帰ってきて、ふと・・お礼に行かないと・・と思い立った。青葉山も蜂に追われて逃げ帰った事がずっと気になっていたし・・サンケイで毎年この時期に青葉山登山のツアーがあるので、今年は思い切って申し込んだ。

2004年から頑張って歩き回り、整形外科で電気治療と腰の牽引を続けたおかげで、2005年・6年と何とか調子よく「おでかけ」できた。去年の大寒波の時もさして困ることなく出歩けた。でも・・今年の気候には股関節も膝も根を上げている。久しぶりに「おかしい」。

青葉山のツアーが近づくが、何とも不安でしかたがない。キャンセルしようかと迷う。でも・・これを逃したら来年になってしまう。すでに二回目の札所巡りが始まったのに、一回目の区切りがつかないようで・・それに・・「初心にもどって」・・かな・・?・・

・・そういう決心でいたのに・・ああ・・それなのに・・当日!・・

「おいっ!なんや。まだ寝とんのか?・・という牛さんの大きな声に・・「しいぃぃぃまったぁぁぁ!寝過ごしたっ!」・・5時起きの予定が・・7時やないかぁぁぁ!集合時間は7時45分。JR難波駅の上!・・大阪の北の端・M市に住んでいる猫が、大阪のど真ん中へ行けるわけがないという時間だ・・やっぱり縁がなかったなあ・・

「車で送ってやる!新大阪までいけば間に合うかもしれん」という牛さんの言葉に・・目が覚めてから5分で家を飛び出す!・・え?顔?洗ってないよ!そんな時間あるもんかぁ〜!・・そんな状況の中、3枚のホカホカカイロだけはシッカと抱えて・・(痛むところに貼るのだ。随分楽になる。この冬は調子が悪かったので腰・腹・右肩の三カ所に欠かさず貼った)

7:45集合で8:00出発。バスに乗り込んだのが7:50!・・信じられない早さだ!ギネスに登録できるぞ!「すみません〜〜!ごめんなさい〜〜!遅くなりましたぁぁ!」

隣の席の方が優しい方で「大丈夫〜!まだ50分やから。間に合ってるって」と声をかけてくれた。嬉しいぃぃぃ〜〜!〜〜〜ん?・・何かおかしい・・しぃぃぃまったあぁぁぁ・・!カメラを忘れたっ!カメラがないと・・高いところが怖いんだぁぁぁ・・どおぉ〜しよぉ〜?・・今日はハシゴとか怖いところがたくさんあるのにぃぃ!休憩場所のSAでポケットカメラを買うまで不安でしかたなかった・・関節は疼いてるし・・バスで待ってようかなあ〜・・

10:00 スタートだったかな?何しろデジカメを忘れてったのだから時間が分からない。

ストレッチをすませ・・大阪府山岳会の2人のうちの一人が・・バスの中でも言ってたけど、またここで・・
「この青葉山は名前が優しいから気楽に参加されますが、少し前まで、私ら〜のような、山やしか登らなかった山です。岩の山ですからね。今はハシゴやロープがついて誰でも登れるようになったけど、足を滑らせたら真っ逆さまという場所も何カ所もあります。自信のない人や体調の悪い人はバスで待っていて下さい
今日は岩場をよじ登るのでストックは邪魔です。両手をあけておいて下さい

・・・待ってようかなあ・・・関節はおかしいし・・でもなあ・・せっかく区切りをつけにきたのに・・まあ〜ええわ〜山男が2人もおるし、山専門の付き添いの人もおるし〜・・頑張ってみよう・・

そう言いながら、本堂右手の登山道を登り始めた。ドキドキ・・ストックしわまないと怒られるかな?今日はなんでこんなに怖いんやろ〜?・・でもなあ〜急な所に出るまで少しあるし・・最初はいつも通りダブルでいこうっと。

二度目なので、どこからストックが邪魔か分かってるので最初から無理して関節にダメージを与えないようにと使うことにした。怒られたら怒られた時でいいや〜
おお〜!鳥居だ!・・前回はここまで逃げ帰って男性と出会ったんだった。
今回、ここでリタイアの人が二人でた。随分身軽で靴も、山にはそぐわないような物だった。
更に・・何でも・・「骨折して、まだ十分に骨がくっついていない」んだそうだ!・・しょええぇぇぇ!・・
今日はロープを持たないと危険な箇所もあるので山岳会の方が諦めさせたのだった。
これは前回の写真。
しっかりとしたロープだった
でも今回は何だかショボくれて

前回も使わずに登ったけれど
今回はボロボロなので
使う気にならない状態だった
第二のロープ

こういう所では気ぜわしい人が
後ろにいると、こちらを考えずに
ロープをつかむので怖いのだが・・
今日もやっぱり・・私がロープを
使わないで登っていると早々と
ロープをつかんで引っ張った。
案の定、私の身体に当たって・・
「もうちょっと待って下さい〜!」
さっきの第二のロープ以降は初めての道!まだ3月なので蜂もいないから安心して登れる。
写真のように階段が多くなる。ストックは無論しまってある。

しんがりを勤めていた山岳会の方が「このような階段はなくてロープだけだったから普通の人は登れなかった」と言うので、振り向いてみた。「わあ〜!ほんまや〜怖〜!」と・・思わず言うと・・「混んでるんやから早く登れ」と怒られた。・・・よ〜怒るなあ〜カルシュウムが不足してるんやな〜他には誰も登ってへんやんか〜・・・
そうこうしてると石垣が!ここは信仰の山なので、奥の院があるはずだ。
これかな?と期待するが違っていた。
「湖が見える!」と誰かが・・「こんな大きな湖なんかないわ〜!海やんか〜!」
「え〜?海ぃ〜?」・・「日本海やがな〜!」

と、興奮しながら・・・それにしても・・・台風かと思えるくらい風の音がすごい!
雲も低くたれこめ、今にも雨が降りそう・・
奥の院に到着〜!ここは西峰頂上!692m。そして昼食タイム!

見晴らしは最高!・・お社の後ろに大岩がある。小さいけど人が写っているのが見えると思う。途中までロープ。あとは手すりがついている。
行きたい〜!登りたい〜!あの上からの景色を見たい〜!・・と思ったが・・何しろ今日は関節がきしんでいる。何かあったら困るのでガマンした。
私の大好きな山の波!
さて・・今日は・・JR松尾寺の方からJR青郷の方への縦走だ。
今いた所は西峰。次は東峰へと超えていく。
「さっきより急で危険な箇所が増えますから気を付けて下さい!」
山岳会の人が更に付け加える・・はあ・・そこまで怖がらせんでも・・

左の写真のような道が続いて・・最後は下の写真の箇所。ロープを持って足場の悪いところを超えていく。
案外怖くなかったなあ〜。随分慣れてきたんだろうか?

東峰手前の小屋には絶対に近づかないこと!中の床の下は蜂の巣なんだそうだ!騒ぐと蜂の軍団が襲ってくるらしい。
東峰〜!西と比べると100m高い。
金比羅大権現社。少し広くなっていて休憩タイム!
ここは見晴らしも良い!天気が良ければ日本海の青い海も堪能できたのだろうが
今日は雨が降らないだけでも感謝しなければならない。
もうハシゴやロープはないっていうので、いつものダブルストックで下山。

ここは、とにかく花が多く、カタバミ&ショウジョウバカマ&雪割草&スミレ・・などなど・・足もとにたくさん咲いているので、踏んでしまったり・・特に東尾根から青郷への道は花屋さんのようだった!
何だかんだと色々あったが、面白い山だった。

花を堪能したかったら青郷から東峰が最高!ゆっくり見れば更に多くの花がある。
急な下りが嫌いな人は松尾寺から登って青郷へと抜けるのがオススメ。

・・ここも・・また来るだろうなあ・・と、思いながら帰路についた。


トップへ   ハイキング・渓谷・目次へ




SEO [PR] カード比較  冷え対策 温泉宿 動画無料レンタルサーバー SEO