裏山徘徊  2007.09.13.木

新ルート

9:33 快晴の空に興奮して裏山へ。

稲穂が少し頭を垂れ始めている。昨年はイノシシ被害で全く収穫できなかったが・・今年はどうだろう?イノシシが入ってこないように周辺全てに柵を張り巡らせたけど・・うまくいくだろうか?一部にイノシシの仕業と思しき形跡があるのだが・・?
9:43 柿が大きくなって色づいていた!こんなに暑くても確実に秋は近づいているんだなあ・・柿はあまり食べない私だが、こうして実っているのを眺めるのは大好き!
10:13 いつも、プチ・エスケープする斜面を登る・・なんか歩きにくいなあ・・上り詰めて振り返ると・・こんな風、ああそうか・・ここを通るなっていうために木々を置いてるんだ!・・残念だが理由があるのだろうから次回からはやめよう・・
ちなみに・・ここ・・帰りも下ってたんだけどなあ・・

第二展望台に着くと・・杖を作って下さる方がベンチに座ってる!・・最近は、いつも誰かと一緒だったりするのだが今日は一人らしい。でも、隣にいるおじいさんと楽しそうに話をしている。このおじいさんは毎日小鳥の餌と水を担いできて観察しているそうだ。エサは本当に小さい物にしないと猿がやってくるので・・と言ってた。

「やあ!久しぶり!どうしてたんや〜?顔が見えへんなあ思ってたんや〜」
「あちこち出張してました〜北海道へもいったりして〜」
「北海道!ええなあ!」
「いいですよぉ〜!でも〜帰ってきてから暑くてかなわんけど〜」

・・と・・ニャアも座って話をする。
「ああ。呼び止めてすまなんだなあ〜行って〜」
「もう帰るんですか?」
「ああ・・暑いし気力がないから今日は一時間もここに座ったままや〜」
「え〜?行きましょうよぉ!」

・・ってな事になって一緒に登り始めた。以前、この方に「しらみ地蔵」や途中にある堰堤などの横道を教えてもらったので今日も別の道を教えてもらおうというニャアの魂胆である。

しらみ地蔵道への分岐点にある、風通しの良い夏場は最高のベンチは、最初、この杖を作ってる方が作ったんだそうだ。それがボロボロになってしまったけど「おれはもうトシやからシンドイから作らんって言うたら○○さんが作ってくれたんや」
10:31 しらみ地蔵道にたくさんある松は、ほとんど御用の松なんだそうだ。普通の松の松葉は二つだが、ここのはどれも三つ。これが御用の松って言うんだそうだ。
10:35 しらみ地蔵から少し行った所にある谷山尾根・外院・中山寺へ向かう左へ入る道を更に少し歩くと・・南山の標識がある。標識はあるが道なんてないので、ニャアはここを通り過ごし、もう少し先から南山へと向かう。
「ここからも南山へ行けるんですか?ずっと気になってるけど道がないから・・」
「行けるよ。行こうか?」
な・・なんと!・・チャンスはいきなり転がり込んでくるものだなあ・・思い続けていればチャンスは必ず・・

大興奮でついていく!・・道は・・よ〜わからん・・けど何となく行けそう・・また今度・・うふっ!!
10:36 キノコったらキノコ!

・・なんていうんだか・・毒なのかどうかも分からない
三人とも知識がない。でも・・なぜだか興奮!









10:41 南山到着!正確には勝尾寺南山。

ここからは大阪の中心部へ抜ける「新御堂」がよく見える。気に入ってる眺めだ。魔神家の方向。

「あんた、ここからどの方向へ下りるん?」
「こっちへ下りますよ〜しらみ地蔵様の道へ下ります」
「はあ〜?あんた、こんな崖を下りるんかいな・・」
・・もう一人のおじいさんも覗いて・・
「あかんで。ここはロープがないと下りられへん。あんた若いなあ!」
「いえいえ!下りられますって!木から木へ渡るんですよ〜あと、膝を折って座り込む格好で滑り降りるんです。面白いですよ〜」
「あかん!あかん!わしら無理や〜ロープがないと下りられへん〜他の道いこ!馬頭観音へ下りる道知っとるか?」
「いや〜知りませんよ!行きましょう!」


わくわく!・・わくわく!・・何のことはない・・いつも登ってくる道だった・・ということは・・
11:04 馬頭観音様・・いつも南山に登る三叉路・・四差路かな?・・だった・・そうかあ〜これが馬頭観音様かあ〜

ここから谷山尾根へと続く道があるのだが、白島(はくのしま)という方へ出て、帰りが困るというと、谷山尾根を途中で、ニャアの家の方にエスケープできる道があるという!

「行きましょう!行きましょう!」・・道フェチの私にはヨダレが出るくらい嬉しい話だ・・

「わしは小鳥に水を持っていかなあかんし、タカが渡っていくかもしれんから戻るわ〜」
・・と・・ここで杖を作る方と二人になった

11:14 なんでか知らんけど・・寝て過ごすキノコ発見!

「これ〜なんで寝て育ってるんでしょうねえ〜」
「ラクなんとちゃうか〜?」
「でも〜踏まれますよ〜」
「どう見ても毒もってそうやなあ〜」
11:16 なんだか食べられそうなキノコ発見!

「椎茸に似てるなあ。違うけど」
「美味しそうですよねえ!」
11:25 道の左手に道石がある・・

これは参道だといいながら・・左へ入っていく。
すぐに急な坂・・滑りそう〜〜・・
11:34 おお〜!これは・・素晴らしく赤いキノコだ・・

さっきの転がっているのより格段・・
「この道は、うつぎ谷へ出る道やで〜」
「ああ!アスファルトの?」
「そうや〜うつぎって知ってるか〜?」
「知らなぁ〜い!」

・・と・・その辺に倒れている木を取って・・

「ほら!中が空洞やろ?これが、うつぎっていう木や。これがぎょうさんあったから、うつぎ谷っていうんや〜今は減ったけどな〜」
11:37 道から少し上へよじ登ると、広場がある・・ここは小学生が山の楽しさを学ぶ所らしい。以前、牛さんと行った愛宕社への道には本格的な吊り橋まであった事を思いだす。
11:46 うつぎ谷道へ出る!

でも、ここはニャアの知ってる道より更に下へ下りた所だ。
11:46 用水路が現れたら、それに沿って左手に進む。
11:48 ここは牛さんと下ってきた愛宕社のある道!そうかあ〜そうなってるのか〜!

あの時は、そのまま道路へ出て、とにかくアスファルトを歩くのを少なくせねば・・と・・箕面墓地の給水塔?の方向へ住宅地の中を抜けていった。
今日は、このまま用水路沿いに(写真は振り返って写した)下っていく

そして・・途中から木々の中へと分け入って・・蜘蛛の巣をはらうために長い枝など持っていなければエライ目に遭うど・・すると・・
アケビだあっ!!
(どあっぷ)

アケビは、まだまだ色づく気配がないので・・「どっちが収穫できるかなあ?」と・・先へ進む

11:56 すると・・なんと!・・家に近い、ニャアの築城予定の池の土手に出たっ!!

感動!!感動!!この角度からは初めてやなあ〜!
池から下の道へ下るとき、
「珍しい草があるで〜」
・・名前を覚えられなかった・・
知ってる方は教えてニャア〜!

★むーちゃんさんより★
吾亦紅(われもこう)って名前です。
何故か大好きなんです。しかし滅多にお目にかかれません。


・・という・・大満足の裏山徘徊だった!面白かったなあ!・・
このコースは誰も通らないコースなので蜘蛛の巣が多かった。行くときは注意せねば!


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