裏山日記  2006.11.02.木

いつのまにか登山靴の裏がツルッツルになっていた。一年でツルツル・・はあ・・
とりあえず今までのと同じのを買いに行ったが、大きいので取り寄せになると言う。

一週間ほどまったかなあ?昨夜やっと届いた!わあ〜い!明日早速裏山へ慣らしに行こう!
10:20 出発!・・え?・・何ですか?あの集団は?
どうやら今日は中学の校外学習のようだ。ど〜しよ〜?・・ど〜しよ〜もないやんかあ〜・・
まあ〜えらい状態に巻き込まれたもんですわぁ〜・・間に挟まれて、にっちもさっちもいかへん・・のんびり行くしかないなあ・・
10:33 稲は刈り取られていた。
でも、前回の徘徊の時に、やけに穂がなく、荒れた田んぼが多かったのだが、その一枚の田の刈り取りをしていたので、聞いてみる。
「穂がついていないですね。イノシシですか?」
「そうなんですよ。ひどいもんです。年々酷くなりますよ。ほら、彩都ができたでしょう。あれですよ。わしらは、この田んぼの持ち主やないんですわ。持ち主は、そら〜ショックでね。まあ、わしらは後始末をしてあげとるんですわ。」


私の住んでいる市はもう10年も前に、市長が替わり福祉にチカラを入れ始めた。それはいいのだが、福祉には多額の¥が必要だ。莫大な¥がなければできはしない。都市開発を始めたのは、そのためだろうか?周辺の田畑を売り始め、近くに住んでいたキジが姿を消した。裏山の裏っ側を切り崩し、大規模なニュータウンを作り、オオタカをどこかへと追いやった。
そして猿や鹿や猪が周辺の田畑を荒らし始めた・・・
素晴らしく立派な政策の中でも、¥が必要な政策を謳い文句に出馬する人達に、その¥の出所を聞いてみるがいい。何もかもがいいなんて事は絶対にない。時代の流れと思う一方で、何でもっと工夫をしないのか不思議でならない。

う〜〜ん〜〜珍しく真面目になってしまった〜〜イカンイカン!〜〜さあ〜歩こう!〜




まだまだ紅葉にはほど遠い裏山を眺める。例年だと12月の初めかなあ?今年もそうだろうか?それとも奈良の山々のように、少し色づいては落ちてしまうんだろうか?

それにしても・・せからしいなあ・・凄い勢いで追い抜いていってはダウンして、道を塞ぐほど沢山の生徒が座り込んでいる。私が近づいていくと「一般の人が通るからあけて〜」と声があがる。
「一般」って難しいなあ。この山では私は常連で、アンタ達が一般やで〜と、ついつい心の中で突っ込んでしまう。吉本の見過ぎかなあ?重症やなあ〜
うるさいから、少しでも違う道を行こう。「しらみ地蔵」さんの方から登っていこう。

11:09
昔、むかぁ〜し・・夜明けに下からお詣りに登ってきて(西国札所の勝尾寺・かつおうじ・があるのだ)、ここで空が白み始めたから「しらみ地蔵」。お久しぶりです〜!
ここは、あまり人が通らないが、自然に踏み固めたような道ができている。すぐに、さっきの道に合流するが、少しでも静かな方が良い。
本当は、ここを行き過ぎて自然遊歩道だか観察路だかにまわりたいのだが、新しい靴の履き慣らしのためだし、明日は奈良・天川村の洞川へ行くので、そうもしていられない。
これが大正解!中学生達は勝尾寺へ行くと思っていたが、何と途中で左に折れて自然観察路だか遊歩道だかに向かうのを後で目撃!
えかった〜〜!遭遇していたらエライコッッチャ!
11:21 勝尾寺着

ああ・・それでも一時間で着いたのかぁ〜。見れば外国の方達が観光バスで押しかけている!すごいなあ〜!どこの国だか、さっぱり分からない。でも興奮して写真を撮りまくっているのを見ると嬉しいなあ!私も撮ろうっと!
ここの紅葉だけは
美しかった。
あとは全く・・
あと二週間でどれだけ
色づいてくれるかなあ?
紅葉はないけど
紫陽花は咲いてた
ここが紅葉するとキレイなんだよね〜!
あんまりゆっくりしてると、また中学生と鉢合わせするので・・早々に立ち去らねば・・

家に着いたら12:34だったが、少々用事があったので・・

13:00 帰り着いた。休憩しないで、これだけ歩き回れたらOKだよね。
でも〜同じ靴といってもはき慣れないから疲れるなあ〜。
明日ははき慣れた方を履いて行こうっと!ヘリヘリ!

帰りに見かけた蛇さん。
ねえねえ・・あなたのお名前なんてぇ〜の?

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