裏山日記  2006.09.26.火

9:50 あんまり天気が良いので裏山の徘徊・・もとい!見回りに出かけた。

ここんとこ遠征ばかりしていたから猿や猪どもにナワバリを荒らされていないかチェックしなければならない!それにもう稲が黄金色に輝いているだろう。去年は気が付いたら刈り取られていたので今年は「実りの秋」をカメラにおさめたい。

少し寒くなったので10:00頃に出かける事にした。早いと誰とも会わないのでチョット寂しいからな〜。

いつものように「関所」の散髪屋さんが仕事をしながら「一人?」と指で聞く。同じく指で「一人だよ」と答える。これって「登山届」だな〜と、ふと思う。

9:56 田んぼに咲き誇るコスモスの群れ。見上げないと眺められない。
何の手も入らず、雲に刺さるように伸びていて迫力がある。野生だなあ〜。
すると田んぼの持ち主だろう、おじいさんが「中に入って写したらええよ〜」と声をかけてくれる。他の草もボウボウなので少々考えるが、話し相手にでもなろうかと、よじ登ってく。

行ってみると小さな「つゆ草」もあった!大好きなんだあ〜!嬉しかったなあ!田舎の「つゆ草」より、一回り小さい。かわいい花に似つかず、根はかなりはびこっている、芯の強い草だ。

おじいさんはコスモスが好きなので種を落とすまで刈り取らないでいるそうだ。もうそろそろいいかと思って来たみたい。手入れは大変なのでしないけれど、毎年楽しみにしていると優しい笑顔で言った。また、毎年見に来てくれる方がいて、今年も会って話をしたそうだ。

「わしが、おらん時でも勝手に入ってエエからな〜」と言ってくれた。

アゲハも一緒に

10:14 ・・20分ほどを過ごし、再び歩き出す。

この辺りは道路から少し上になっている。普通に実っているが、ここまでの田んぼでは全く実がついていなかった。荒れた田畑といった有様で苦しい思いがした。
やっと「収穫の秋」の様子を見ることが出来て少し嬉しくなった。
地面に柿も落ちている。猿とカニを探したが見あたらなかった。猫の影しかなかったニャ。

10:16 さあ〜!ここから山の中へ入る!
うっひょっひょっひょぉぉぉぉぉ〜〜〜〜いっ!
木漏れ陽じゃぁ〜!〜木漏れ陽じゃぁ〜!〜木漏れ陽じゃぁ〜!
これ!これ!これ〜!裏山じゃあぁぁぁ〜!
あ〜〜〜ええなあ〜〜〜〜・・・・・
10:57 ん?気が付けばもうじき終点の勝尾寺〜・・早っ!・・

気持ちよく〜実に気持ちよく〜すととこすととこすととこ・・・・・と・・・・・興奮して夢中で、ここまで来ちゃった〜!え?おじいさんと話していた時間を除くと一時間くらいで来ちゃったわけ〜?何だか〜もったいないなあ〜と思いつつも今日はスキップ仕様の歩行だ。
11:06 勝尾寺着。今日はお彼岸の最後の日だからお詣りでもして行こうっと!

久々の勝尾寺は、金木犀の香りがたちこめている。祖父母の家の庭に大きな木があったっけ。毎年、それはそれは見事に花を咲かせ、素晴らしい香りを漂わせていた。近所の人の家にも香りを運び、人付き合いの苦手な祖母の役に立っていてくれた。
二人とも亡くなって大阪の叔父が家を売り払って・・


境内にも彼岸花が・・・

11:30 お詣りをすませ、帰る事にする。

またまた、気持ちの良い木漏れ陽の中、すととこすととこすととこ・・・・・ああ〜ええなあ〜
すととこすととこすととこ・・・・・

12:09 ん?もう下まで着いちゃった〜・・早っ!・・何でやねん?・・

ま、ええわ〜買い物して帰ろうっと!

裏山日記目次へ



SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送