蛇谷ケ峰 05.12.10.土
JRふれあいハイキング・湖西ワイワイ倶楽部主催の蛇谷ケ峰忘年登山 JR湖西線:安曇川駅9時集合。9:20出発。 に参加。これは申し込み制。 |
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8:40 雪を抱いている比良の山々が現れる! わあ〜いわあ〜い!・・と、シャッターを何度も切る! ・・・って・・・待てよ・・・って事は・・・?・・・ それより北へ向かってる私が目指す山は?!雪山って事かあ〜? 天気予報で一抹の不安は抱いていたが、だんだん確信に・・ やっぱりアイゼン持って来てよかったなあ。 |
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8:55 安曇川駅到着! 私は、まず受付を済ませてバスに乗り込む。 座席を確保してからトイレへ。 ここの主催の時はいつも立たねばならないため確保してからトイレへ。 でも今日は全員が座れた。 当日キャンセルが多かったのだろう。 |
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10:08 40分ほどバスに乗り、朽木スキー場へ到着。 ストレッチの後、出発! スキー場って結構勾配がキツイ。う〜ん・・・・あれ?あれは何だ? 何と!リフトの鉄柱に、でえ〜〜っかいスズメバチの巣が! わあ〜!キレイだなあ!・・・って・・・そういう問題じゃあないよ〜! 秋だと恐ろしいじゃん〜!何で駆除しないんだあ! 帰ってから・・つまり・・さっき・・ネットで検索したら・・ この山は名前の如く、蛇とスズメバチが多いんだそうだ! ・・・秋には絶対に来ないぞ!・・・ |
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10:37 少し平らな場所に着く。小休憩。 ここでアイゼンをつけておけば良かった・・何の指示もなかったので気楽に・・ 一気に山道に入って雪が多くなるとは思いもよらなかった。 さっきまでの寒さと風がウソのようになくなって汗ばんでいる。 みんな上着を脱いで身軽になる。 |
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10:48 ・・・ここでやっと?「本当の雪山登山やんかあ〜!」・・と・・ 気が付いた!「ふれあいハイキング」を越えてるじゃん〜! ちなみに傾斜は・・・下の写真くらいでっす。 |
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こうして見ると、そうでもないのだが、これが結構キツイ! 何しろアイゼンもつけていないので・・ 雪が崩れるみたいに・・ズルっと落ちてしまう。 足もとが不安定なのだ〜。 仕方ないので、つま先をザクっとめり込ませ、ストックをしっかり突き刺して 足場を確保するようにはするのだが、結構難しい。 あまりストックに力を入れると肩に影響が出るので頼りすぎないように 何とか足もとをしっかりさせるように工夫した。 中にはウォーキング・シューズの人もいる! JRのだし、一般向きって書いてあったから気楽にきたと言ってた しかも!・・ドーン!・・ドーン!・・という音が・・頂上付近まで続いていた。 隣の福井県など日本海側は、ここんとこ毎日のように雷予報が出ている。 雪国の人が言うには、雪の降る前は雷が鳴るんだって! ひええええええ・・・・・!怖いよお〜! ここで!感動!雪が青い!本当に青い! 足跡やストックの跡が付いているのを見ると・・中が青いのだ! |
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12:04 見えてきた!頂上まで15分ほどかなあ? でも〜ますます雪は深まり・・どう見ても30cmはあるなあ・・ 折角アイゼンを持ってきていても、誰もつけないし黙々と歩くので なかなかつけるチャンスがない。 しゃ〜ない〜弁当の時につけよう。 下りは絶対に必要だかんな! ・・・雪が散らついてくる・・・ |
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12:13 到着〜!901.7m! 頂上は見晴らしが良く、ぐるりと眺望が広がる!・・・と、いう事は・・・ 風がビュンビュン吹き付けるって事だ! みぞれのような雪が舞っているし顔が痛い! いつもだったら嬉しくて嬉しくて走りまわるように写真を撮るのだが、 昼食場所を確保しなければならない! 写真を撮り忘れたが、一カ所、低い木々がコンモリと繁っている場所が! 男性達がすでに休んでいたが構わず側によって、 少しでも風が通らない位置を探す。 他の人も、ぞくぞくやってくる!早いもの勝ちだ! ・・・と、男性達が離れてくれた。 個人のグループだったようだ。 ついてる!すでに踏み固めてくれていた場所を確保! 他の人達はサクサクした雪の上に座るから、めり込んで大変だったそうだ。 とはいえ、下から冷やっこくなってくるので早く食べて、早くアイゼンを・・ 何とかアイゼンをつけると安心できて、ちょっと余裕ができた。 やっとこさ景色を眺め、カメラに収める。 |
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実は・・このところの冷え込みで・・毎日のように下痢気味なんであ〜る! 朝からお腹と右肩にカイロを貼って予防しているが、気が気じゃあない。 (右肩は脱臼防止のため冷やさないように) 心細いので腰にも貼る。 三重になっているズボンと毛糸のレッグウォーマー。 その上から雨用のスパッツを被せているので、もう大丈夫だろう。 あとは下りだから、スキー用の上着を着込んで・・・ちょうどいいくらいだ! なにしろ猫だからなあ・・ コタツの中にいないとアキマヘンのんや〜・・ |
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コタツの中から撮った写真〜!
比良山系の最高峰・武奈ケ岳だそうだ。
予定では1時出発だったが少しだけ早かったのではと思う。 なにしろ寒い!(私はそうでもなくなっていたが〜笑!) 12:56 さっきはこの写真の真っ直ぐ向こうから登って来た。 今度は「ふれあいの里センター」を目指すので、左へ。 第一、さっきのコースは、とても下れる勾配ではない。 山のベテランの方も「これは降りられないで〜。尻で滑った方が安全や」って。 ここまでが結構急で、 アイゼンを持っていない人達には大変だったと思う。 私の後ろから来ている年配の女性が 「おじいさん!アイゼン持ってきているんやから出して!」 と声を掛けている。 おじいさんは面倒くさがっている。 おばあさんは、とうとうオシリで滑り降り始めた。 ますます雪が固められて、おじいさんは転んでいたようだ。 他の人から「固めるな」とでも苦情が入ったようだった。 なのに何度も「アイゼンを出して」という声を無視しているので 私は見るに見かねて・・ちゃうわ〜・・聞くに聞きかねて・・ 「思い切ってアイゼンをつけた方がいいですよ。せっかく持ってきているのに。ここから、まだまだ雪道ですよ。ケガしてから後悔しても遅いですよ」 と、おばあさんの助け船を出した。 ・・・やっと、おじいさんは決心したようだった。 そんな中で、 かかとから落ちるように「ドスン!」という具合に降りればいいと 私の前を歩いている男性が教えてくれた。 なるほど!これはイイ! 丁度良いので、その男性をお手本に歩き方を勉強した。 途中で横から割り込もうとやってきた2人組みがあったが、絶対に割り込ませないように頑張った! |
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13:01 |
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13:46 少し広い場所に出る。 ここから雪はなくなるようなのでアイゼンをハズして身支度する。 おお〜!アイゼンはドロドロ! 途中から雪がなくなって、ジュルジュルの泥場になっていたからなあ。 ここでもベテランの男性の下り方をまねると上手に楽に降りられた。 ラッキー! でも、ここから別々に離れてしまった・・ まあ、あとは、いつもの如くだったからいいけど。 |
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こんなカンジ |
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この倶楽部主催のイベントは、しつこく小休止が入る。 急な坂でも、いちいち立ち止まって後方が追いつくまで待つ。 そのため急坂で立ち止まる事となり結構つらい。 「おいおい!老人ホームの遠足やないんやから早〜行けや!」 と、年配のおじいさんからも声が掛かり大笑いとなるほどだ。 すると!更に前を歩いていた、おじいさんが急にUターンして登ってくる! え〜?と誰もがビックリ! 誰かが 「おい!△△さん〜!どうしたんや〜!」と声を掛ける。 「何か身体が軽〜なったの〜と思うたらの〜リュックを忘れとったんや〜」 もう!大爆笑!聞いていた全員が大声で笑い続けた! 「おいおい!老人ホームどころか特別養護老人ホームの遠足やで〜」 もう笑いが止まらない! 「良かったやないか!ノロノロ進んどって」 「そうかあ〜やっぱり老人ホームの遠足やったんや」 「いやいや、特別がつくんやで〜」 「わしら〜も人ごとやないで〜」 「あいつ、頂上まで今から登るんか?」 「アホいえ!さっきアイゼン外した所までやろ?何んぼ何でも頂上はないやろ」 どうやら、しんがりの人が、残されたリュックを見て???だったらしい。 |
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14:03 少し行くと歩きやすい枯葉の絨毯になる! 14:12七曲がりで、ふと見上げると色とりどりの・・・ |
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14:20 谷川に出る。小休止。 アイゼンの泥などを落としている人がいた。 私は、そのまま持って帰る事にした。 「!みけさん!」 何と、赤坂山で仲良くしていただいた、とても楽しい方だった!(記入はしていないが) あとからバスも一緒だった事も分かった。 何で今まで気が付かなかったのかと笑った。 あとは楽な歩きやすい道で、おしゃべりに花を咲かせながらゴ〜ルへ! |
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15:13 解散。 温泉があるので入る人もいるから、 一時間のちに、この温泉施設の前からバスが出るそうだ。 私も入りたかったが着替えを持ってきていなかったのと湯冷めしたら困るので 暖かい缶コーヒーを飲んだり、みかんを食べたりしながら過ごした。 |
さっきの抽選があった建物のそばに標識がある。 |
登山道が、こっちにもあるらしい |
温泉に向かって右側に雪を抱いた 山々が見えている。 |
15:15 バスの出発時間だ。点呼が始まる。
2台のバスで来たが、違う方に乗っている人がいて、座席が足らなくなっている。
向こうの2号車は座席が余って困っている。
さんざん確認してから、やっと5人組みが名乗りをあげ、2号車に移った。
ところが座席が足らない。
人数を確認すると2人多くなっている!
どうやら個人の登山の人が、ちょうどいいからと紛れ込んでいるようだ。
しかし早く出発しないと電車の時間に遅れるかもしれない。
何しろ本数が少ないので、それだけは困る。
しかたなく出発!
立っているのが私なら「バスの半券とか今日配布された地図などを見せろ!」とわめくに違いない!
何しろ40分も乗るのだ!
でも立っている方は心が広く「ええで〜かまへんで〜」と・・・
それで事無きを得て出発できたのだった。
登山開始時は、ど〜なる事かと思ったが、とても楽しい一日だった!
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