みけの ウロウロ旅日記

青春18切符2007年春 3泊4日物語

2007年3月1日(木)
広範囲に渡るので
地図を広げてご覧下さい
チーズ・・
今回の青春18切符は、20周年だか30周年だか何だか知らんけど、
いつもより3500円も安い8000円!・・こりゃあ〜使わないと!〜で・・いろいろな・・というより・・いつも通りの気まぐれなバタバタ顛末記があって・・(マニアックな方のみクリックして読んでニャ)・・いざ!体力&気力への挑戦!・・行くど〜〜!

7:00
新大阪
今回の旅のお供・・もう、かなり使い込んだリュック。青春18切符の遠出の時には必ず一緒。
中央に着替えやら何やらを詰め込む。これが意外にシッカリと四角く収まり、崩れない。
両側のポッケに時刻表やら何やらを詰め込む。これは・・どんな入れ方でもOK!

・・ふふふ・・これ、立てかけなくてもシッカリ自分で立っているのだ!・・分かるかな〜?・・分かんねえだろうなあ・・(古っ!)・・ホームの電車入り口付近で私の代わりに場所取りをしててくれるし、椅子にもなる!一番上に衣類を入れておくので実にクッションがいい!電車の中でも座れないとき活躍する!・・そう!電車の中でも椅子になるんだ!またいで座ると最高!
バス210円
地下鉄320円
青春18切符
本日分1600円
いつもは茨木駅から乗るんだけど、今回は何故か新大阪まで行った。
茨木駅行のバスは7:00でないと来ない。二つ向こうのバス停まで歩くつもりだったが、出るのが5分遅れた事から、間に合わなくなるかも知れないので、急遽変更した。
7:08
米原行
新快速
やってきた新快速は超満員!通勤・通学時間の様子・・ショック・・
京都でやっと座れた。それにしてもヒトが多い!多すぎるので自慢のリュック椅子が使えない。
米原が近くなって、やっと少なくなってくる。さて・・下りる準備だ・・リュックを担いでドアの前に行く。
8:27
米原着
ドアが開くのが早いか飛び出すのが早いか・・すでに着いている大垣行きの列車に飛び乗る!
8:32
米原発
大垣行
あまりに豪華な列車だったので座っている人に念を押した。やっぱり普通列車だった。
ものすごい混み具合で・・通路もドア付近もスシ詰め状態!しまったぁぁぁぁ!こんな事なら少しでもドアの近くに陣取れば良かった!次の大垣乗り換えで立たないといけなくなるだろうな・・
9:06
大垣着




駅が近づくと放送に全神経を集中する!・・よしっ!・・次の列車はホームが違う!
ホームが違うと言うことは階段を登ったり下りたりで結構時間がかかる!体力勝負だ!
ドア付近の人達・通路の人達が当然、先に下りていく・・ドキドキ・・ドアを出たとたんに・・
走る!走る!走る!・・人をスリ抜け・・階段を走って登る!登る!登る!・・かなり追い抜いたぞ!
下りは踏み外さないように細心の注意を振り絞りながら・・下りる!下りる!下りる!

9:10
大垣発
浜松行


よぉぉぉぉっしっ!座席ゲットぉぉぉぉ!やったね!・・私が席に座ると大勢がなだれ込んできた。はぁぁ・・勝った!・・あの状況で席が取れるなんて奇跡だ!
私の隣で若い男女が、ため息をつきながら立っていた。
「もしかして・・このまま2時間?・・浜松まで?・・次のにしようかぁ〜?」
「ダメ!」
どうやら東京へ行くようだ。渋谷に行くとか色々言ってた。
9:41
名古屋着
予定より1時間早く着いた。ここから塩尻まで贅沢にも特急!指定席もとってある。




オムスビ代210円
青春18切符では急行以上に乗るときは急行・特急券の他に、その区間は青春18切符は使えないので、普通乗車券も必要なのである。5550円はかなり痛いが、万が一ここまで座れなかった時の用心にもなるのではりこんだ・・トシには勝てない。初日からダウンするわけにはいかないのだ。

でも〜それが一時間も早く着いたので〜もう一本早い特急に間に合うのだ。
乗り場へ直行すると、自由席にも指定席にも・・大勢並んでる!・・何とか頑張って良い席が取れたら、そのまま乗っていき、アカンかったら下りて一時間待つか・・と思ったが、ますます増える人にウンザリしてきてしまい・・予定通りの特急に乗る事にした。

実は、この特急、進行方向左側の窓際・禁煙車両と注文して予約したのだ。大混雑のウルサイ電車で行くなんてやめた!やめた!
そう決まれば青春18切符の利点!出入り自由を行使しなければ!・・と改札を出て、駅前のオブジェへ。実はこのオブジェが大好きなんであ〜る!
ついでに・・昼飯のおむすびを買う。
特急料金
乗車券
指定席券
5550円

11:00
しなの9号
長野行


12:49
塩尻着

塩尻が近づいてくると遠くに真っ白な頂の山が見え隠れする!もうそれだけで興奮!
今年は関西では雪がなかったので、何とかこの旅で雪を満喫したいが・・
寝覚ノ床も、あっという間に通過。車内放送を聞いていなければ分からない。

木曽福島の駅前交番は、まるで結界門のようだった。→



ロッカー代300円
バス代150円
13:06
大月行

13:26
下諏訪着
今日は長野泊なのだが少々寄り道!母と歩いた諏訪大社・春・秋宮&万治の石仏に立ち寄るため、下諏訪まで足を伸ばす。
駅の観光案内所で地図をもらう。前回の母との失敗をふまえ、春宮までタクシーで行こうかと予定していたが・・何でも福祉バスがあるそうで・・50分発だが150円だからと勧めてもらって・・決定!
ロッカーへ荷物を入れたり、トイレに行ったりしていると40分になった。何のことはない、丁度いい時間だったわけだ。
下諏訪
福祉バス
あざみ号
13:50発

あざみ号
行き先に「宮上」と書かれていないので運転手さんに聞く。
あちこちのコースがあるので、きちんと聞いた方がいい。
宮上
13:56着
下りると前方の少しコンモリした林に春宮がある。
目の前に「信玄ゆかりの矢除け石」への階段が見える
行ってみよっと!
ちょっと分かりにくい場所にあるので、最初は下まで下りてしまった。また少し登り返して細い階段を登る。

・・さて・・「矢除け石」へどうぞ・・興味があればクリックしてニャ・・
14:06
懐かしい
分岐点
母とは秋宮から歩いたので、今日と逆コースだった。
当時・・向こうから歩いてきてここで「どち?」と思ったものの、標識などからピンクの方へ進んだ。すると・・右の写真のようなカンジで・・神社も見えてきて・・どっかに鳥居があるだろうと思いつつ進んでいると・・次第に神社が下に見えてくるようになった・・

尻セードの場所


私が下りた場所

こりゃぁ〜おかしいと引き返す時には大分上へ行ってしまってた。コインロッカー代・当時200円をケチって3泊だか4泊だかの荷物を持ったままだった私達は、とうにヘバってしまってた。標識も今ほど完備していなくて不安だったりしたせいもある。

先に母が「もう嫌じゃぁ〜もう歩かん〜!」とネをあげた。丁度いまの季節で、その時は雪が積もってた。下に見える神社・・雪で覆われた斜面・・
「みけ!どっかにダンボールが落ちとらんか?」
「はい〜?そんなん、落ちとるはずがなかろうがな〜」・・と!・・先に進んでいた母が
「あった〜!」と言うが早いか、あっ!という間に尻の下に引いて・・滑り降りた!
・・尻セードだ!・・そして・・
「みけ〜!早ぉ〜これで今みたいにして滑っておいで〜!ほら〜!」
「・・・かあちゃん、そりゃあ、ええアイディアじゃけど・・」
「そうじゃろ〜!早ぉ〜!」・・・母はまだ気が付かない・・
「かあちゃん、まず、そのダンボールを取りに行かにゃぁおえんのんじゃけど・・」
「じゃから早ぉ〜取りに・・あ!」・・やっと分かったようだ・・

もう〜大笑い!〜腹を抱えて大笑い!二人とも泣きながら笑った!

少し横に、もう少しなだらかな場所があったので、そこから下りた。どうやら「御柱」を神社に落とし込む場所みたいだった。
14:11
諏訪大社
春宮
諏訪大社は四つの宮で成り立っている。ひとつは若宮なので少し趣が違うが、他は本宮・春宮・秋宮で、今は春なので、まさにここにおいでになっている・・ハズである・・
下諏訪観光協会

御柱祭
春宮
一之御柱

春宮
二之御柱

春宮
三之御柱

ここ、諏訪では名高い御柱祭があって神社を取り巻くように四隅に大きな柱が建てられてある。神降臨の、よりしろとしてなのか?
七年ごと(寅年と申年)に新しくなるのだが、それが天下に名高い「御柱祭」である。
この地方では小さな祠に至るまで四隅には四本の柱が建てられてある。これも同じように建て替えられるのだろうか?
本殿に向かって左の方に「万治の石仏」への道がある。
赤い橋を渡って川の中州にある神社の境内を通らせてもらって進むと、見えてくる。
誰がどうして作ったのか分からないそうだが、この春宮の・・何だっけ?・・を作った人の作品だそうだ。

春宮の石の大鳥居を作るとき、この石にノミを入れたところ、血を流したので石工達は恐れをなしたという。大きめの写真と立て札はココをクリックしてニャ!
14:37
この辺りの家では玄関先に弓と矢が、このように飾られてある。ない家が多い。以前来たときはもっとあったような気がするのだが・・
中山道・55里塚跡

中山道・プチ知識・・澤熊講師と歩く

mappyさんの中山道特集











14:48
秋宮










本殿
秋宮
一之御柱
秋宮
二之御柱
秋宮
三之御柱
秋宮
四之御柱

春宮でもそうだが、柱の順番は、本殿に向かって右が一之御柱。
本殿に向かって右が二之御柱二之御柱の後ろの方(本殿の奥)に三之御柱。
一之御柱
の後ろの方(本殿の奥)にあるのが四之御柱
15:10
駅前
母と、ここで定食を食べたっけ!楽しみにしていた蕎麦はダシのとりかたが違っているのか温かいものはチト・・苦手だった・・ざるそばの方がよかったかも?・・
でも、とろろは最高!いつもは苦手な私も大変美味しく頂いた!また食べたかったが閉まっていた。
15:20発
長野行


17:36
長野着

塩尻で乗ってきた年輩の女性が私の前に座った・・登山が大好きで若い頃は相当慣らしたが、足や身体を悪くして難しくなったそうだ。それでも高山以外なら登るようで、私のストックに引かれたようだ。この方は下諏訪に行くまでに同じ電車に乗っておられ田と思う。リュックと手提げ袋に見覚えがあった。
今、千葉に住んでいて、塩尻へは歯医者に通っているそうだ。長野に本宅があり、こちらへ来たときは寄っていくそうだ。

雪を頂いた山々に歓声をあげていると「今日は南アルプスがクッキリ見えるねえ!」と・・
「へえ〜!あれは南アルプスなんですか!」と、また騒ぐ。
「田沢と明科っていう駅の半ばにある国民宿舎・・ええっと・・なんていうんだっけ?・・電車の進行方向・右側に看板が見えてくるよ・・あ!あった!・・長峰荘!ここはいいよ〜!南アルプスが一望できるから!地元の人でも泊まりたいくらいよ!」

「善光寺で御数珠頂戴するなら、まず観光案内所で時間とか聞いた方がいいよ」
「日の出と共に朝のお勤めって書いてありました」
「そう。時間もだけど、上人様がお年だから、ない日もあるって聞いたよ」
「ええ〜?そのために長野に泊まるのに!でもまあ〜もしなかったら私のお徳がないって事で諦めます。お徳を積んで(積めるかどうかは別として・・)また来ます」


などなど、いろいろと聞いていると時間があっという間に過ぎて、いつのまにか長野に着いていた。

観光案内所では「6:40から一時間の間に三回チャンスがありますよ」
一気に三回狙いか?・・逆に欲が深いと怒られそうだな・・
18:03 (←この写真は翌日とったもの)

ホテルに着くともう暗くなってしまってた。目が悪いので暗くなると、何とも心許ない。ますます左右の目のピントがずれてしまい、探すのが一苦労だ。
夕食と朝食の
おむすび
&カップヌードル
503円

ビール300円
水130円
ホテル代3990円
途中で買ったオムスビと家から持ってきたカロリーメイトを頬張る。
お風呂にも入ってサッパリし、くつろぐ。
いつもは暖房が入れば乾燥して喉をすぐに痛める私だが、何故かこのホテルは適度な湿度があって違和感なく快適に過ごせた。二日目・御数珠頂戴のため、アラームを5時に合わせて横になる。グッスリ眠れた。
本日の¥合計
13263円

二日目・長野・善光寺(御数珠頂戴)・松本城・南アルプスの眺めへ続く!

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