澤熊講師と歩く | 紅葉の湖南三山 &秘仏を訪ねて |
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こちらでも話題になるのは信長の話。 僧侶・その家族・・百人以上にのぼる人々の住み家をことごとく焼き払った。しかし、本堂のみ、焼かれなかったんです。思うんですが・・信長は神仏を焼きたかったわけではなく、抵抗する者を排除したいだけだったのでは・・ しかし、いずれにせよ・・それから百年にわたって無住の寺となりました。 里の人達が仏様を担いで逃げたりしたわけですが、こんなに大きな仏様をどうやって担いで逃げたのか不思議でしょう?それは○○という軽い素材の樹を用いていることと、中をくり抜いてあるからです。 その中には「もみ」が入っていました。五穀豊穣を願ったんですね。その「もみ」を調べてもらったら千年以上前の物と分かりました。と、いう事は、仏様も千年以上前に掘られたと言うことが分かります。平安時代に掘られたものです。 本堂内のお厨子も、640年前、石を積んで、その上に作られました。本堂の中に築城された独立したものなんです。千年前の比叡山が、ここにあるのです。 裏堂は本来、飾らないのです。近隣の廃寺から集めたりしましたので、仏像の順番には意味はありません。 観音様は蓮の花を持っておられます。泥の中にでも美しい花が咲くのだという教えでもあります。生死を超えて仏になるという意味でもあります。 |
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ここでやっと昼食タイム。サイコロさんご夫婦と♪ |
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紅葉は、もう終わっているのかと思っていたが、一番の見頃だった。 競い合う真紅に染まった樹々は、どれも素晴らしく興奮して境内を走りまわってしまった。 このお寺にはまた参拝したい。 |
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