大峯奥駈・第九回

2008.11.18.火

前泊・・瀞峡・・上葛川泊

今回は玉置山〜宝冠の森。前泊のため初日は観光となる。
11:55
北村山・道の駅「おくとろ」で、昼食タイム。

ここは全国で唯一、飛び地の村なのだ。熊野古道・澤熊ツアーで聞いたことがある。

筏下りでも有名。
びしょ濡れになっても更衣室があるから安心・・ってワケだ。
12:54
おくとろの道の駅から少しバスで移動。瀞峡巡りの船が出ているらしい。

・・お!・・あれだな!・・と思ったら、あれはもっち下から登ってくる高級な船だった・・

ここからは右の写真のような小さな舟だ・・
ここで・・乗りたい人は自分で払って乗る・・という事らしい。
「乗る人は?」の問いに、みなさん迷っているのか、出足が遅い。
こんな時でもニャアは早い。
「はいっ!のります!」

普通は1900円だそうだが団体割引で1400円。30分ほどだという。
全員で8人しか乗れないので、二回に分けるという。

救命胴衣を渡されるが・・その向こうに何やら青いカッパのような物が・・聞くと、雨よけのポンチョらしい。
「貸してください!寒いから!」

乗ると手を挙げた人は青いポンチョを着込み、その上から黄色い救命胴衣を装着!この姿が素晴らしく気に入ったニャアは、
「シャッター押してください!」と、
一緒のツアーに参加している方にお願いし、
「景色はいいですからアップで撮ってください」と・・

すると・・あれ?・・なんだろう?大丈夫かなあ?何故かモタモタしている。カメラに慣れていないのかな?・・と・・思っていたら・・なんと・・ニャアの後で・・とんでもないことが・・



やるな〜オヌシ達♪
怪しい探検隊?

新・猫軍団?

中年の中をとって・・

チュー軍団?

ねずみ軍団?
13:07
ここは何と!三県にまたがっているという珍しい場所なのだ!

こういう橋が二つ架かっていて、それぞれ越えれば・・
和歌山・奈良・三重に入るという感動が味わえる!
←瀞峡で最も奥

ここ、瀞峡は、もともとは一本の滝が流れていて地続きだった。ところが崩れやすい地質のため、どんどん奥へ奥へと入り込み、今のようになったのだそうだ。
ここから一旦、元の場所の方へ戻って反対側へ舵を取るそうだ。

進む・・進む・・こんな風に・・


あれ?・・あれ?・・あれは・・もしかして・・





おお〜〜!ツアー仲間じゃんっ♪

あれに見えるのが国境。
13:42 到着〜♪


次の方のバトンタッチ。

皆さん、ポンチョを面倒がられるので「絶対に寒いですって!」と、自分のを脱いでそのまま相手に着せる。

さて!今度は私達が、例の橋まで行ってお出迎えせねば!!

一目散に・・走る・・走る・・

ごりさん・・早っ★・・もう着いてるっ★
吊り橋で大騒ぎのニャア。大好きっ♪
さて・・カメラ・・あれ??・・あれ??あれ〜??

ニャい!!ない!!

どうしてっ★いつも首から下げてるのにっ★

・・ぱにっく!!・・

橋を走って戻る・・戻る・・

船着き場まで、あっと言う間だ!

探す・・探す・・探す・・

店の人も一緒に探してくれる・・が・・


ないっ★・・サササササー・・っと・・血の気が引く


落ち着けっ★・・落ち着けっ★・・真っ青・・

みなさんが心配してくれる中・・舟に乗ってからを思いだした・・
そう・・走馬燈のように・・

そういえば・・いつもと違って・・舟の中ではカメラが出しにくかった・・
ヘンだ・・ヘンだ・・と思っていた・・

陸に上がって・・ポンチョを渡すとき・・何故か知らないけどカメラが邪魔になった・・そのままポンチョを被ったにも関わらず・・そうだ・・脱ぐときカメラが邪魔で邪魔で脱げなかった・・



もしかしてっ★


私達が時間オーバーしたから、今回は半分しか行かないという。
間もなく帰ってくる・・早く・・早く・・


戻ってきた舟に向かって走る・・走る・・

「すみませんっ★」
・・と叫びながら・・驚いて怯える、その方の首元に・・ガブリっ★・・じゃなくて・・手を伸ばすっ★


あったあぁぁぁぁぁ〜〜〜♪

なんと!ポンチョと一緒にカメラまで被せていた・・


はぁぁぁ・・よかったよかった・・



どうやら・・私の隣に居た方が・・カメラの紐で、私が、どうにも苦しそうに見えたそうで、舟に乗る前に私に「ちょっと・・」と・・カメラの紐をポンチョの外に出してしまったようだ。

それで、船の上でのシャッターチャンスに、急いで首に巻き付いているはずの紐を持って引っ張り出そうとしても、紐がドコにあるか分からなかったのだ。

次の方にポンチョを渡すときに、カメラの紐がポンチョの上になっているので、脱ごうと思ってもカメラが邪魔で仕方がなかったのだ・・


はあ・・それにしても・・なんてドジ!!

ま・・あってよかったよ!
被害にあったのは・・この右端の方です・・

戻ってきたカメラで・・パチリ!


このあと、さっきの道の駅に戻り、温泉で汗(冷や汗?)を流し、
今日の宿、上葛川へとむかったのでした。
上葛川の民宿は・・寒くて寒くて・・異常に冷えて・・

寒がりの私は「毛布は一枚ずつです」という女将さんに食いついて離れず、とうとう分厚い毛布を二枚ゲットしたのです!!

布団も「冬用・触らないで」と書かれた物を勝手に持ち出し、夏用の薄いのも返さないで足もとに・・(でもこれは重いので夜中にはがした

素晴らしく冷え込んだ夜・・他の寒がりでない方達まで震えた夜・・ニャアは快適な温度を保ったのであった・・
二日目に続く・・
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