白谷トンネル東口〜行仙宿〜笠捨山〜地蔵岳〜香精山〜蜘蛛の口〜上葛川

サンケイ大峯奥駈ツアー第8回 2008.10.29

写真が多いのでダウンロードに時間がかかるかもしれません。

前日の和佐又・笙の窟

写真提供:ごりさん
6:48
前回(第七回)の続きからだ・・

白谷トンネル東口からの登り・・あの階段・・
いったい何段あるかも分からない・・長い・・長い・・階段・・

しかし・・そんなん、どーでもええんや・・腹さえこわさなんだらな・・

先週の高塚山での事件以来・・ゆるいんや・・今朝は早からヤクルトBL飲みまくって調整中。うっかり下痢止めを飲んだら腹の中が下痢便だらけになって腹がポンポンになって苦しくなるので・・善玉菌のガブ飲みでなんとか押さえたい・・ダメなら下痢止め飲まんとアカン・・

ホカホカカイロを腹と腰に貼って・・防寒着を腰に巻き付けて・・頼むで・・ニャアの腹・・
今日は寒かったので、皆、着込んだままだ。早めに調整の休憩になるが・・上に来ている上着は脱げても腰に巻いている方は脱げないのだ・・
「暑くない?」・・と、聞かれるが・・
「暑い・・でも事情があって・・」

陽が差し始め少しは気温も上がり・・景色で気分を変えながら・・第一・・こんな斜面で悪化したら・・どうやって???・・と・・不安もつのる?・・ニャアは絶対にアルプスなんか登らへん!・・と・・決心するのであった・やはり・・森の中がいい・・
7:39 あれ?着いちゃった・・奥駈道についちゃった・・もう?

すでに・・ヤクルト菌も10袋は飲んだ・・何とか非常事態にはならずに回避できそうや・・今日はなにしろ18kmや。スタミナの流出だけは防がなくてはっ★
太陽の陽射しで気温も上がり、山々山・・の山津波に感激し・・ホカホカカイロと腰の上着で汗だくになりながら・・
8:00 行仙宿到着!(現在の宿。昔のはまだ先らしい)
トイレもある!電気もつく!住めるじゃん!

ここで小休止。登りが終わると寒いっ★冷えるっ★もう一度上の方の上着も着ないと寒い・・腰のはいつ取れるんだろう?
朝日が・・朝日が・・良かった・・全員揃ってる・・誰も灰にならなかった・・

太陽って血と同じで暖かいんだな・・
8:24


靡19番 行仙宿址?

「?」がついているけど、
ここが本来の場所のようだ。
クリックすれば大画面に
う〜〜ん〜〜〜記憶が・・定かでない・・

リーダーの後から女性軍が歩くので・・立ち止まって観察できないのだ。本来は後から歩きたいのだが・・やはり一度ではすみそうもないなあ・・来年も参加するか・・でもまた先頭に並ぶだろうし・・
やはり個人で来ないとダメかなあ?
9:05?
これから笠捨山への急な登りに備えて準備休憩。

ここで腰の上着を外す。暑いんや〜〜★
腹具合も落ち着いたので大丈夫かな?・・と・・それと・・身体が重い・・だるい・・眠い〜〜★なんでや知らんが眠い〜〜〜★眠くてたまらん〜〜〜★

・・・しぃぃぃ〜〜っまったあぁぁぁぁ★

アレルギーの薬・・飲んじゃったよ・・朝・・飲んじゃったよ・・

・・どぉぉぉぉ〜〜しよぉぉぉぉぉ〜〜〜

ああ・・なんて情けない・・足を引っ張るまいと思うハシから・・
9:36
笠捨山(1352m)頂上!

急な登りに入ってから30分ほどだ。

・・まだ・・眠い・・



HPを読んでくださった
まるこめ君からの情報です
地蔵岳の巻道は復旧したそうです!
10:07

















葛川辻・・・ここから上葛川まで150分。

実は・・前々回の持経の宿で、こんな張り紙が・・

「地蔵岳 巻道通行禁止

巻道は危険な状態になっています

本来の道の岩場の垂直下降に自信のない方は葛川辻から上葛川に降りて下さい」

・・という・・恐ろしい張り紙を思い出す・・夜も眠れないで昼間寝て・・雨予報やったらキャンセルやな・・と・・重大な決定を下す(いつもやん)
しかし晴れ予報にシッポを太くしながらの参加。

この上葛川への分岐を過ぎたら・・リタイアはできない・・地蔵岳がどんなに険しくても越えないとあきまへん!

10:19
素晴らしく見晴らしの良い場所。

前方に見えるは地蔵岳!・・・・尖ってますがな・・

ここでストックをしまって、地蔵岳越えの準備をする。
でも・・まだ結構歩く・・未だ眠い私としては筋肉の疲労は少しでも避けねばならない・・

よしっ♪・・いい枝が落ちてた♪・・杖、みぃ〜っけ♪

これなら要らなくなったら、すぐに捨てればいい。


なるほど・・ここから地蔵岳なのね・・なんて分かりやすい・・

木の根を掴んだり、岩のとっかかりをつかんだり・・
どっちにしても動かないかどうかチェックしながら・・
10:40 うふふ・・迷惑をかけないでゴールできるかしらん?と思っていた身体も、薬の効き目が落ちてきたのと、全く違う筋肉を使うのと・・気を抜けない状態に、身体がどんどん起きてきた!よかった〜♪いちじはどうなる事かと思ったよ・・みけ、復活!


垂直下降の場所も、難なくクリア。その後の垂直上昇??も。
写真は、それを登ってきたところ。右横の岩を降りたのだ。
10:50
地蔵岳頂上(1250m)!

頂上は思った通り狭い。狭いなんてもんじゃあないくらい狭い。
次の人のために先に進まないとダメだ。

しかし、垣間見える景色は最高である!

ロープもあるけど、そのまま降りられる。
去年、白内障の手術をしておいて良かった〜♪
足もとが見えないままじゃあ怖かったやろな。
もっとも、手術したから参加したんやけどな。
11:39 地蔵岳を振り返れば・・見事な紅葉!
クリックすれば大画面になります。
11:50 四阿之宿
11:56 菊ケ池
12:16



振り返れば・・うあぁぁぁぁ〜〜おおぉっ★♪

写真は広角なので迫ってくる様子が伝わらないのが非常に残念だが・・実際はもっともっともと・・眼前に迫ってるっ♪

いままで、遠くの山からここまで来たという「距離感」「遙か感」に感動していたが、これは聳える崖を越えに越えてきたという感動!

うっかり・・はしゃぎ回ってしまった・・ろれつが回らないや・・ははは・・

笠捨山・槍ヶ岳?・地蔵岳・・あんなにそびえ立つ山肌を登ったり降りたり・・ああ・・・ええなあ〜〜〜

私って・・すごぉぉぉ〜〜〜いっ♪
12:24




香精(こうしょう)山(1122m)

なあ〜んか調子よく、どんどん進んで・・リーダーも調子を上げて・・進む・・進む・・進む・・後から

「おお〜〜い!戻ってこぉぉ〜〜い!ここが頂上やで〜」
12:55 子どもを抱きかかえたような形の大岩

もう少し上まで撮さないといけなかった・・
13:02 「貝吹金剛」及び「塔ノ谷峠」

地図で見ると、ここから左へ・・上葛川へ降りる道があある。
13:37
「古屋の辻」

左:上葛川へ

右:21世紀の森へ
古屋宿の水(公園管理の水)トイレもあるようだ。
13:40 古屋宿址
13:51 第十一行所・如意宝塔岳
14:02 蜘蛛ノ口(岩ノ口)

ここから本宮まで20km!


今日の奥駈はここまで。ここから左の上葛川に下っていく。
山あいの中に白い部分が見えるだろうか?上葛川である。
次回は、あそこに泊まって玉置山を目指すのだ。

この道はいい道なのだが、細くて・・人があまり通らないのか崩れていってる。砂走りのような箇所もあれば、倒木で遮られていたり・・
雨が降って滑ったら・・どこまでも落ちていきそうである。
14:37


下ってきて左へ行けば上葛川の部落である。

ごぉぉぉぉ〜〜る!!

今日の一番の難関は・・腹具合が悪かったのと・・薬で眠くなった事だな・・でも、すっごく自信がついた。何とかあと2回、ついて行きたいものだ。このメンバーとゴールの本宮に辿り着いたら、感動だろうな・・途中、2回も抜けてるけど・・

今日のアルバム
スライドショーにすれば画面一杯


















運転手さんは前回と同じ方。たいへんだぞぉ〜〜時間を持て余すからナア・・でも!この運転手さんは素晴らしい趣味を持っている。

今回の掘り出し物

前回の掘り出し物

見付けては水で洗って磨くのだそうだ。
できれば次も同じ運転手さんですように!
次の作品も見たいです!

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