吉野:大峯 2006.10.04.水
金峯神社〜青根ケ峰〜四寸岩山〜百丁茶屋〜大天井を巻いて〜五番関

前日の3日(火)天気予報を見る。降水確率。奈良南部:午前は60%午後は70%・・・

土日のヌプリ・バリ頭ツアー
で、二日目の日曜には・・雨になった。
そしてまた・・明日も雨だという。何でこうも雨に祟られるんだろう・・晴れネコのはずの私が雨ネコになっちゃったんだろうか?頼んまっせ!

4日(水)目覚めてみれば晴れ!・・でもこれは北に位置するため・・奈良・南部は相変わらずの予報だ。

8:00 毎日新聞の前で集合。
添乗員さんが「和歌山ではすでに雨が降り出したとの連絡がありました」・・しょえぇぇぇ!時間の問題か・・

バスが吉野に近づくにつれ曇り空から雨粒が落ち始める。
・・ひえぇぇぇ!・・本降りになってきた!・・バスの中が騒がしくなる・・心は静かに・・というより暗くなる


10:10 金峯神社の前でバスを下りる
ここは源義経が隠れていたといわれる所だ・・雨が止んでる!
やんでる!空が明るい!これだよ!これこれ!こうじゃなきゃあ〜!
やあ〜〜っぱり私は晴れネコだぁよぉ!・・むふふふふ!・・

神社の右横をすり抜けて・・
10:23 
左:大峯 
右:西行庵・百貝岳
10:27 
宝塔院跡
  10:35 女人結界石
これを行くと四寸岩山
でも左へ曲がって青根ケ峰へと向かう
先では道が一緒になるのに、ここだけ
結界?なんでだろう?
10:41
青根ケ峰:吉野最高峰なんだって・・


さて・・ここから昨年に行った四寸岩山へと向かう。ススキが一面に・・光に映えて銀色に輝いている。今・・アレルギーの真っ只中なんだが・・ススキ、どわぁぁ〜い好き!きっと曽爾高原も素晴らしいだろうなあ!

本当ならアスファルトではなくて山の中へ入っていく道があったのだが時間短縮のようだ。あと、体力温存も。何しろ今日は歩く!歩く!
10:58 黒滝村突入!

反対から振り返ってみると
川上村
11:02 
すごい標識の数!
11:07 見えてきた〜!この景色覚えてる〜!
つい・・いつものように・・「わぁぁ〜!あそこに登るのかあ〜!」って興奮して言うと、側にいた若い男性の(息子より少し上かな?)添乗員さんが私がバテたと勘違いして「大丈夫ですか?ゆっくり歩いて下さいね。ウチでは初級のコースなんですが・・」と、優しく熱心に話しかけてくれる。今更、ただ興奮しただけだとは言いにくくなってしまい、バテた事にして面倒を見てもらう事にした。
11:08 ここを上がっていく。
前回2005年4月28日(木)に、下ってきたところだ。

真っ直ぐ進むと山上ケ岳。四寸岩山へは左へ登っていく。
わくわく!
11:22 何だか道がないような所を登っていく。
前回は下ってきたんだなあ〜と見上げていたら
さっきの添乗員さんが「大丈夫ですか?」と・・
「ここから少し急ですが頑張って下さい」
力づけてくれる。嬉しいなあ〜!
12:15 四寸岩山到着〜〜!

到着してみれば・・何ですか?
この黒くて厚い雲は・・?

ここで近鉄とどこかの共同での
四寸岩山イベントのグループと一緒になった

おや〜?添乗員さん、見たことあるぞ!
何と去年参加したイベントだ!
今年もあったんだあ〜!
12:45 出発!
急がないと日が暮れてしまう!

12:59 足摺の宿跡

さっきの雲のわき上がり方から・・当然の如く!・・
右の写真のように霧の中へ突入!
でも〜雨になるわけでもなく、幻想的な世界〜

 
13:34 おお〜!
林道に出てしまった。

・・というより、ここまで、
つかず離れず林道が走っている
13:35 
百丁茶屋も近そうだ!
昨年のスタートが九十丁だったから、この百丁の文字に興奮する!

いよいよ・・百丁茶屋がお目見え!
わくわく!どきどき!・・すると・・
添乗員さんが・・
「もうじき百丁茶屋っていう所です。もうひと頑張りですよ」
13:50 
百丁茶屋到着!

ここにはトイレがある。
一人分しかないけど。
この百丁茶屋は「六十九行所・二蔵宿」と言い、大峯修行者の有志が集まり、多数の関係各位のおかげで建立された。従って吉野古道の維持管理活動、また一般の避難小屋として存続している。
小屋の前は少し広くなっており、チョット見には誰かの住まいのようだ。
14:09 出発!

14:39 木の橋だけど・・どちらも通らずに進むんだよ〜。

14:49 崩れて道がなくなっている
でも何とか草と踏み跡が道になりそう!

さっきの百丁茶屋で添乗員さんが出発前に
「大天井ケ岳は巻いて行きます。でないと時間がかかるので」
そして・・小声で小さく・・
「でも・・大天井ケ岳を越えて行った方が楽なんだよね〜」

おいおい・・ホンマか〜・・それって「険しい・滑る・岩場あり」の代名詞やで〜・・

と思った通り!道幅は狭い!絨毯フカフカの素晴らしい道で、どわぁぁぁ〜い好きな道なんだが、岩があると苔が密生し、午前中の雨で滑るのだ!右目がピントが合わないので凝視しないと足もとが分からない私は、途中から目が極端に疲れてしまい、頭がガンガン!目と繋がってる肩の筋は疲労困憊でパンパン!痛み止めを飲むも効かない。

それでも歩きたかった、歩きたかった道だ!嬉しくて嬉しくて!ルンルン!




15:32 ・・?・・しょえぇぇぇ・・!!大きな木が倒れて道を塞いでいる!

添乗員さん、上から木を回避したかったようだが、無理無理!行くしかない!
枯葉が落ちて、分厚い堆肥の滑りやすい山肌を少し下って更に登り返す。枝をかき分けかき分け向こうへ行かないといけない。次第に枝が折られ通りやすくなる。添乗員の男性が二人で持ち上げてくれたりしたおかげで案外通りやすかった。
今日は小型バス二台!各バスに二人の付き添いなので助かった!

先に行った人達は少しだけ広くなっている場所で待っていた。
15:53 五番関の女人結界門!
ここも茶屋があったようだ。五番関茶屋跡と書かれてあった
修行の山とはいうものの思ったよりも休憩が多かったんとちゃうかぁ〜?

もう〜感動!感動!〜でも〜ここの門は「女」の文字が削り取られてある・・何て事を!
「誰かが、何で女は入れんのやって怒って取ったんかなあ」
アルバムでっす!

スライドで見て!

お定まりだが男性諸君(オッチャン達)は、必ず中へ入っていく。
「悪いなあ〜」とか
「女性は可愛そうやなあ」とか言いながら。

すると・・一人のオッチャンが・・
「おい!この門は女どころか男も通ったらアカンのんやで〜!」
怪訝に思う皆に、したり顔で・・
「見てみぃ!女人結界門やのうて「人結界門」やないか!」
「おお〜!そうじゃのう〜「女」が取れて無うなっとるもんのう〜!」
「入ったヤツは人やないんやで〜」・・・自分も入ったやないかあ〜(^▽^)〜
まだ中にいる人を指して
「おお〜!おるおる!ブタにイノシシに・・」・・大爆笑!

みんな〜やるなあ〜吉本顔負けやで〜
16:00 さて!下っていくど〜!

道路まで距離は短いが、岩がゴロゴロ、しかも大変急な下りで立ち止まると滑る。
しゃ〜ないなあ〜ストックで両側にバランスをとりながら小走りで駆け下りる。
ここも午前中の雨で苔が更に滑りやすくなっている。
写真は諦め、さっさと下る。後ろから滑り落ちる音と声が聞こえる。
何とか滑らずに一気に下りた。
16:14 到着〜!

ここが本日で一番
差がついた場所。

ここにも簡易結界のような・・

バスはここで待っていてくれた。そして次は温泉へ!前の道路を真っ直ぐ下れば先週末の洞川温泉街へ出る。すると・・母公堂が見えてきた・・わっ!・・
先日の住職さんと、ヌプリさんを乗っけてくれた方がいる!・・わっ!・・
手を振って見送ってくれる〜〜!・・いつもこうやって誰も気が付かなくても・・暖かいなあ・・

洞川の公共温泉は水曜が定休日なんだと。んで、温泉街で男女別れて宿のオフロを貸し切ってくれたそうだ!女性は「あたらし屋」・・ん?・・あたらし屋・・?・・!!
確か・・井戸茶碗さんの知り合いの方の・・?・・

ここではツアー客の中に知り合いがいたらしい。話に花が咲いている。
冷たいほうじ茶とかき餅を出してふるまって下さった。
お風呂やトイレは新しくしてあって、キレイ!キレイ!
素晴らしく気持ちの良いお風呂タイムだった!

こうして感動の大峯の一日は終わった。今度は大天井ケ岳を登らなければ!
そして〜また行きたい〜〜!歩きたい〜〜!
百丁茶屋周辺を歩きたい〜〜!

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