行者還岳  2008.6.14.土

2005年10月21日(金)奈良交通・吉野営業所のフリーハイクで登って以来の5年ぶり。あれからずっとフリーハイクを狙っていたが、実施されないままだった。ツアーのバスハイクでは何度も見かけたが、フリーハイク大好きな私としてはなかなか思い切れずにいた。
一昨年だったか昨年だったか、フリーハイクを諦め、バスハイクに申しこんだがキャンセル待ち。そうこうしていると他から誘いがあったので、そちらへ。なかなかチャンスがなかった。
8:00 近鉄・橿原(かしはら)神宮前駅で集合。
mityannさん&こっこさん&こげぱんさんと私の4人で参加。
ぐっちぃさんは仕事で無念のリタイア。
11:14 行者還トンネル東口到着。

準備に10分ほどかかり、
Aグループ:速く歩く集団
Bグループ:普通に歩く集団
Cグループ:ゆっくり集団・・に別れてのスタートだ。
むろん私は普通の人なので・・Bグループ
時間が時間なだけに頂上まで行くとなると、あまりゆっくりできないからBに入った。
トンネル西口からも登れるが・・とにかく急な崖なのだ。
(その崖を登ったtoshikoさんの日記)

11:31 本日一番の「お樹に入り」


私は歩きながらシャッターを押す。普段は立ち止まらない。でも、この樹は道幅の狭い所から少し見上げる場所にあったので少し立ち止まった・・でもどうせ何秒かだよね。
すると・・後にいたオッサンが「立ち止まるな」・・と・・フン!・・知らん顔してやった。

少しして再び写真を・・歩きながらカメラを用意し、一瞬立ち止まってシャッターを押す・・
「立ち止まったらアカン」・・え?またですか?
私がほったらかしにしたため、そのオッサンは、こげぱんさんに文句を言い始めた。「友達だろう注意しろ」ってカンジだ。こげぱんさんは「ああ・・はいはい・・」と聞き流している。すると・・ストックの紐を手首に掛けてはいけないと指導を始めた。
「え?でも、こう教えてもらったんですけど?」
「滑落したり・・・の時に逆に持っていると危険・・・」とか何とか主張している。

どうにもこうにも鬱陶しくなったので・・先に行ってもらう事にした。

少しすると先頭が立休憩をとってくれた。登山口から一時間は急登が続くので、息を整えるのと、しんがりを待つのと・・有り難い!・・と・・思ったら・・さっきのオッサンが・・
「斜面で止まるな!」・・と・・そして・・
「休憩のとりすぎは逆に疲れるんや!続けて歩く方が楽なんや」・・と・・ぶつくさ・・

アホか!これは単なるバスハイクやで。文句があるなら一人で勝手に登れや!一人で登られへんから連れてきてもらってるんやろが。第一、一時間も急登を登りっぱなしやったら心臓が止まってしまうやんけっ★バスハイクなんやでっ★平坦なところは一時間後にしかないんやで!歩け歩け会やないんやでっ!
そんなに止まるのが嫌やったら始めからAグループに入れやっ★

あのね。斜面ったってきちんと階段みたいで足の置き場は確保できる。どっかのイベントみたいに、モロの斜面じゃあないんだぞ。

・・もう少しで言いそうになった・・私は実は・・もの凄く短気なのだ。そしてケンカも早い・・でも・・よかった〜mityannさん&こっこさん&こげぱんさんがいてくれて〜セーブ!

そのオッサンはきっと、黙々と足もとを見て歩くグループのリーダーなんだろうな・・だから立ち止まられると追突するんや。せやから一気に行けって言うんやろな。他のフリーハイクで勉強したらええのに・・


そんなこんなで我々は少しゴキゲン斜め状態・・そこへっ★・・な・・なんとぉぉ!・・こっこさんの前を行く別のオッサンが・・斜面を登っているから・・こっこさんの眼前に・・

ブゥ〜ッ!ブッブッブッブッブッブッ・・・

・・と・・何発もっ★・・
こっこさん・・唖然!・・私も唖然!・・こげぱんさん・・聞こえた?
ひえええ・・・と・・・距離をとる・・
こういう輩は、だいたい・・何回もやるんだ・・最後尾を歩けよなっ★・・もりりんみたいにっ★(ちなみに・・もりりんはスカしっ屁が得意だ。最後尾を歩かれたら分からない。え?これ秘密やったんか?ごめんごめん・・笑!・・反省の色なし)


・・そのうち・・何人か前を歩いていたmityannさん、少し抜かれて・・私達の二人前になった。すると・・mityannさんの前にいる別のオッサンが・・

ブゥ〜ッ!ブッブッブッ・・・

・・さっきよりも少しだけ少なく・・連発・・爆発だあぁぁぁっ★

mityannさん、たまらず・・更に後の一人に道を譲り・・さっきの連発オッサンの後になった・・私はとても親切なので・・できれば・・前のオッサンに聞こえて欲しいという願望を込めて・・
「そいつもやで・・」・・と・・教えてあげた・・

なんで「ごめんなさい」っていえないんだろう?仲間だったら平気だよ。笑ってイジメてやれるから。もともと笑えるネタを探してるんだからさ。でもさ。他人だよ。見知らぬ人の顔にオナラを引っかけたんだよ。一発じゃないよ。十発くらいもだよ・・謝るのが普通じゃないの?謝れば笑って許せるじゃん。
下りだったらいいよ。顔面にはならないから。ニャアも出すよ。下りはね・・


・・という・・すごい登山になってしまった・・ギョッ・・ギョッ・・行や・・
12:23 大峯奥駈道に出る

やれやれ・・ここから暫くステキな尾根道〜♪
もうさっきのオッサン達はいないから開放感〜♪

でもさ〜今度はさ〜こんなに大勢で歩いているのにさ〜鈴をじゃんじゃん鳴らすおじさんが・・こっこさん、たまらず後退・・
「そうかあ〜こっこさん、熊やったんや〜」
第57行場 一ノ多和(いちのたわ)

お〜!懐かしい〜♪〜興奮だよ〜♪
12:30 昼食タ〜イム♪

ドウダンツツジ?サラサドウダン?が満開っ♪

・・しかし・・虫が多いっ★多すぎっ★・・右の耳を噛まれちゃった・・蚊に刺されたか?

休憩タイムは20分ほどだっけ?
13:09 おお〜!これや〜!この景色や〜!

クリックすると5年前のワイド写真に
13:33 うお〜!ここで御飯を食べたかったんや〜★・・でも・・秋には何にもなかったから食べられるけど、この時期はとてもとても座る所なんか無いなあ・・
バイケイソウはまだまだ咲きそうにない。蕾は固く閉じられたままだ。
14:00 行者還小屋。トイレもある。避難小屋だ。
ここでトイレをすませ、ザックを置いて(私は持って)頂上を目指す。
14:09クリックすると、でっかい写真があるよ〜

あれ?・・5年前ここにはハシゴが二つ架かっていて・・

そう・・こんな風に・・二つ架かって・・右側はストーンと落ちていたはずなのに・・小屋から最初の二つ続いていたハシゴ場が・・土砂崩れがあったんだろうな・・なんと・・登りやすくなっているっ♪嬉しいなっと!私にとっては、ここが最大の難所やったのにな〜♪
14:25 行者還岳頂上〜っ♪第58行場

この少し奥に、右の写真のような見晴らしの良い場所がある。ここはストーンと切れ落ちている崖の上。
私は頂上少し手前で、もう僅かだから水もいらないな・・と・・ザックをデポして頂上へ
すると・・ニャアと同じザックを担いだ人が・・
「なんで、オレのザックがここにあるんや!」
・・と・・騒いだらしい・・自分はちゃんと背負っているのに・・

私に「さっき間違えましたよ〜思わず背中を探しましたよ〜これ、軽いからいいですよね〜」・・と・・みんなで大笑いだ・・・あっ★・・しまった〜★・・GPSを作動させてたんだった〜!これでは頂上までの記録がないっ★行かなかったことになっちまうっ★

15:01 行者還小屋を後にする。
どうやらAグループと一緒になってしまったらしい。
少し傾いた陽に・・微妙に変わる緑の輝き・・

・・ええなあ・・感動や・・これだからまた来たくなるんやで〜ええなあ〜

こっこさんの様子が変だ・・「お〜い!どこへ行くんや〜?」・・あらぬ方向へ足が勝手に・・後で思うと、疲れがたまっていたみたい・・
16:04 奥駈道とトンネル東口の交差点。

休憩
・・ストレッチしないと・・もうヘロヘロ・・

写真の右端のノースリーブ?ランニング?の男性は熊野古道・中辺路・完全踏破ツアーで3泊4日一緒だった方。スタート前に発見して驚いた。
16:40 最後の休憩。

今日は疲れたなあ〜こっこさんは珍しく私より足にきてる。
え〜「猫軍団」とかいうけどさ〜会長?団長?の私が一番弱いんだニャ・・
16:55 登山口や〜♪〜ゴールや〜♪

・・と・・最後の最後に・・こげぱんさん・・「あ〜れ〜・・」・・滑っちゃった・・

頂上から降りてきたときに私が、でっぱってた木の根に気付かず・・
半分くらい下ってきた所で、こっこさんが足が上がらなくて・・

結局最後まで尻餅をつかなかったのはmityannさんだけでした〜
本日と2005年の
アルバムです
スライドショーにして
ご覧下さい
20分後くらいかな?最後尾が遅れているため、補助席を使って2台のバスに分乗し、出発!

途中、杉の湯で15分のトイレ休憩。

19:25 橿原神宮前。
19:36 急行に乗る
20:20くらい? 天王寺着

最初は色々あったけど、快晴の中、友達とワイワイ騒ぎながら実に楽しい一日でした!

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