洞川散策・完結編  2008.08.24.日

地図を開いて見て下さいませ

2004年6月17日(木)に、初めて洞川を歩いた。私の「大峯好き」の始まりである。最初は「みたらい渓谷」を歩くつもりが、終点・洞川温泉まで来てしまった。そして、この観光案内所で一枚の丈夫な地図をもらった事が「縁」である。まさに「縁行者」だ・・あ・・スベったかな?・・スベったな・・

この日、洞川周辺を散策して、とにかく気に入った。なんでか知らんがムチャンコ気に入った。そして・・帰り道・・「よしっ!この地図に載ってる道を全部歩くぞ!」と決めたのだ。

まあ・・私は、見目麗しき女性であるため、女人結界門の中には入れないので、それ以外を歩こうと決めたんである。そして「女人結界門を全部見て回ろう」とも決めたんである。

そして・・2008年8月24日(日)、残っていた道のイベントが近鉄の主催で行われるという。これな行くしかないでしょ!「マムシが多い」と聞いてビビってたから、この日を逃しちゃダメでしょ!・・とばかりに、飛んでったのである。


9:30過ぎ。予定より少し遅れて出発!100人ほど集まったかな?
地図@
10:48 観光案内所のトイレを借りて各自スタート。

ここは狭いので、上の面不動で集合。
なんと!10:50 面不動へのモノレールができていたっ★

これは驚きっ★・・ここの道は2004年に来たときには、整備された普通の山道だったが、いつだったかアスファルトになったしまった。でも、これができているとは知らなかった!やはり定期的に見回らないと・・

乗りたいっ★・・乗りたいっ★・・でも・・ちょっと・・ハイキングのイベントできてるのにな〜と思うと・・まあ〜今度にしよっと!

地図A
10:57 面不動の広場から洞川を望む。・・7分しかかかってないや・・

・・しまった・・ここで集合なら、ここのトイレを借りればよかった・・反省・・

洞窟に入りたい人は400円払って各自ではいる。小さいので、すぐに一周できる。
(中の写真は前回の日記で)

管理している方が、全員にコンペイトウを2つずつ配ってくれた。今度寄ったら何か買って帰ろう。
さっきのモノレールに乗ってやってきた。

うふふ・・ね・・?・・乗りたいでしょ!!
地図B
11:24 かりがね橋

11:30 大原山展望台に着く。

・・速いなあ〜4年前は痛い足を引きずってたから結構時間がかかったはずやな〜

地図Cを過ぎたとこ
展望台は上る人、下りる人・・目の前にあるから行けばいいんだけどさ〜

「どうする?」・・と、こっこさん
「全然見えないよ。気が生い茂って」

ちょうど下りてきた人が「何も見えへんわ〜」
そのまま通り過ぎ、左の写真。さぁ〜て!ここからが初めての場所!

この辺から小雨が降ってきた。でも木々の葉が生い茂っているので、落ちてこない。たまに滴が落ちてくるくらい。こっこさん、帽子を持ってきていない。
「持ってくれば良かった〜雨だれが落ちてくるぅ〜」
道は私の大好きな山道で気分良く歩く・・が・・途中、下りに入るとアスファルトになり、あまり通らないのか苔が結構生えている。今日のような小雨の日には塗れて滑りやすい。割と急な坂なので、気を付けないと危ない。

11:46 ・・もう・・下りてきちゃった・・
11:51 わあ〜お!懐かしい「蟷螂窟」と「コウモリ窟」や!

ここは2004年11月13日(土)に立ち寄っているので、是非!見比べて下さい

4年前は台風のせいで、この川が氾濫し・・
地図D
向こうに見える橋が水没・・当然、管理小屋も水没・・

右の写真(コウモリ窟)の、この橋に大木がぶつかって、とても通れない状態・・上↑の2004年11月13日の日記に載せてますが、ほんまに不気味な状態やった。よ〜入らんくらい不気味やった・・


ここで休憩でもして、洞窟に入れると思っていたのに・・今日はコウモリ窟へ入りたかったのに・・素通りやて・・あんさん、殺生やで・・

蟷螂窟は役行者が最初に籠もった洞窟とかの磐余があるのに・・こっこさんを入れたかったのに・・

う〜〜ん〜〜やっぱり近々来ないとアカンか・・

左上の写真の橋を通り、向こうへ行く。11月13日に来たときは台風のために土砂崩れがあり、通行禁止になっていた。「かじかの滝」が見たかったのだが、そこまで行けないらしい。ロープが張ってあった。

今日は念願の方へ行くのでルンルン!
地図ゴ
11:58 ゴロゴロ水が見えてきた!

いつも牛さんと汲みに来るゴロゴロ水の駐車場や!
橋から見下ろせば透き通った美しい美味しそうな水・・
子供が入って行って・・「冷たいっ★」
この水は相当に冷たくて、昼食場所では・・バイキング・・ちゃうわ〜・・何ていうんやったっけ?・・外で・・ほら・・肉なんか焼く・・ああ!そうや!バーベキューや!
バーベキューしてる人達が2Lのペットボトルを何本も冷やしてた。
12:02 川の横の苔付の石畳を歩く・・少々歩きにくいが、とても雰囲気がいい!!
地図E
12:05 かじかの滝?

写真で見ると分からないけど、水が恐ろしく澄んでいる。澄んでいるから勘違いしやすいけど、メチャ深そう!!この色はなんともいえない〜♪

ああ・・救命胴衣を着けて飛び込みたいっ♪・・泳げないから・・チューブの浮き輪とか、救命胴衣を着けると安心して飛び込めそう!!流れても後でスグ浅瀬になるしぃ♪




12:13 昼食タ〜イム!!

・・・思うんだけどさあ・・さっきの蟷螂窟で昼食にしてほしかったなあ・・一時間くらいとってさ。そしたら洞窟にも入れるのにさ!吉野営業所さんのように地域密着方にして、洞窟の入山料が落ちるようにしてあげてよ〜そしたらお茶くらい出してくれるかもよ〜。

この飲み物は、こっこさん作の野菜スープ!栄養満点なのだ!作り方を聞いて、一度作ってみたが大失敗。ポイントは、タマネギを一時間炒めること・・無理や・・
12:37 見えていた橋を渡る。後半スタート!

ここから、そのままゴロゴロ水の前の道路に出ることもできる。するとトイレもあるので覚えておくと便利。疲れた人は、そのままゴロゴロ水の所で待っているか、少しずつバス停の方へ戻れば、あとで合流する。
12:55 川沿いの道。気持ちええよ〜♪
12:58 分岐。左:五番関  右:母公堂  まっすぐ大峯大橋へと向かう。

左へ行った五番関は、吉野の青根が峰〜四寸岩山〜五番関と歩いて降りてきた場所。五番関と行っても他に下りる場所があるので、どっちがわかキチンと決めておかないと迷ってしまうことになる。

・・そういやあ・・ここ4年間、毎年・・四寸岩山に・・
なんていう花やろ?ぎょうさん咲いとった♪
地図F
13:09 大峯大橋の、こっちがわ・・どっち側やねん?・・ま・・ええわ・・

大峯大橋より中に出た・・どっちが中やねん・・ま・・ええわ・・

真っ赤な大橋が架かっていて中に、ぎょうさん記念の石碑があるから、そっちが女人結界門やと勘違いして、本物を見ないで帰る人が多い。よ〜〜く見ると、でっかい看板があるからね〜♪
地図G
13:38 母公堂

役行者を心配して追ってきた母親に「危険だから、ここから先は入ってはいけない。ここで待っててくれ」と言って、母親を足止めしたお堂。役行者の母を祀ってある。
こっから先は狼やら大蛇やら・・そして何より一番怖いのは・・全てを断って苦行している多くの男どもが
(これは私が勝手に思うんだが的を射てると思うぞ!)・・そんな危犬?な・・魔の手から母(女性)を守るために女人結界門は作られたのだ。
ここが最初の結界門で、さっきの大峯大橋での女人結界門は、近年、ご時世もあるし、道路が拡張されたこともあるし・・で・・さっきの所に2kmばかり移動したのだそうだ。
変わっていないようで、少しずつ変わっているのだ。
空いた(空けた)ペットボトルにゴロゴロ水を入れ、(これくらいだったら無料でくれる)集合場所の龍泉寺(ここで水行をして行に入る)を目指す。

14:00 途中で可愛い花を見付ける。茎は彼岸花のようだ。
おいしいおいしい豆腐屋さん・・「今日は売り切れました」・・まだあるけど、予約か配達分やな・・残念・・この辺りの豆腐は本当にオイシイので、何件もある豆腐屋さんがほとんど売り切れ。

え〜〜肝心の龍泉寺に着いたのは・・記憶がない・・が・・ここから10分とかからなかっただろう。ちょうど2台目のバスが満席になったので乗る。
境内などを見学したかったが、お昼を頂いて出発するときに、まだ着いていない人がいたので、3代目のバスになると、時間が想像できないからだ。


バスは下市口駅を目指して・・走る・・走る・・駅が近づく・・

「まもなく下市口です。朝、ご乗車になる前にお渡ししたバス代の領収書をご用意下さい。」

・・・こっこさん・・・顔面蒼白・・とまでいかないが・・

「ねえさ〜ん!(ニャアの事や)・・どないしょう〜〜噛んでたガム・・包んでしもうた・・」

大笑いである!
領収書を恐る恐る広げようとしてみると・・ははは!人には見せられない状態や!

でも何とか引きはがし・・でも・・どう見ても・・そこで!ニャアの領収書を・・貼り付けたのぢゃ!!
まあ・・言えば怒られはしニャいが・・ま・・これで分かるわ〜

下りるときは、こっこさんが先に・・「二人分です」

運転手さん、ごめんね・・


洞川周辺を制覇した満足感で一杯じゃあ!
・・あとは・・二つの洞窟へモノレールで行くだけや〜♪
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