2007.5.3.木  ねえさん&じじいさん鉄人軍団との遭遇!


鉄人軍団
ねえさんの日記との強烈な出会いは龍門山・宙づり事件!
これ以来、この鉄人軍団が気になって仕方がない・・
ねえさんの書くところの「じじい」は「しゅんさん」でブログ・デビューし、
その中で、ねえさんの事を・・あろうことか・・「おばはん」と呼び・・
カナダでは「くそぼけじじい事件」で更にフアンに!

でもまさか会える日が来るとは・・!
これはきっと魔神もりりん
色々と人間離れしたブログネタを提供してくれるおかげだと少し感謝して
魔神の飼い主・ぐっちぃさんに大感謝して・・
ついに!この日を迎えたのだった!

くすさんとの業務提携にも、今回の「ねえさん率いる鉄人軍団」とのデートにも、仕事で参加できない魔神もりりん。その涙で雨が降らないかと懸念されたが、風神・雷神・雨乞いの神々は定休日のようで・・快晴!快晴!・・皆様の営業日は魔神の休みの日だけのようだ。良かった良かった!

8:17 大阪環状線ホーム。線路の向こうの壁に、こんなんがあった。
そうかあ〜どっちも天王寺方面なんや〜!それにしても、こんなん前からあったんやろか?

和歌山と関空への分岐点・日根野駅の東口が今回の待ち合わせ駅だ。
関空快速で一時間ほど乗るので、ニャアは座る気満々!何が何でも席をゲットする気だ!京橋からやって来る電車は或る程度混んでいるが、どうやらここ・大阪駅で結構下りるみたい。ん?よしっ!あの席、取るど!
「目標!ロック・オン!」・・これが口から自然に出たときは絶対に席を確保する!
一度に下りてくるかと思ったらバラバラっと下りてくる。当然の如く横をスリ抜け、ロック・オンした席をゲット!安心していると、まだドアから入れていないぐっちぃさんの命令が飛んできた!
「席を倒して!」・・だったかな?・・見ると座席が向かい合わせになって4人がけになっている。ゲットした席の向かいの席の向きを変えて2人がけにする。よしっ!準備完了!・・さすが!ぐっちぃさん、よ〜気が付くなあ!

・・ひと仕事した満足感にひたる間もなく・・思いは鉄人軍団へ飛んでいく・・ドキドキ・・
まさか初対面から宙づりにはならないだろうが・・犬鳴山がどんな山なのか、どんなルートで登るのか、と、話題沸騰!

あと少しで日根野という所まで来た。熊取の駅名が見える・・と・・ねえさんからメールだ!
「じじいが迷い出しました!熊取と日根野を勘違いしてたらしく・・東も西口も日根野にはないようです・・」
大笑いだった!嬉しいなあ〜!会う前からネタを提供してくれるなんて!!

9:36(マイ・デジカメの時間で) 日根野駅の改札を出て階段を下りたら(この写真の左の方)に自動販売機があった。まだ、それらしき人影はないので、ぐちぃさん、飲み物の準備に掛かる・・すると後ろから声が!・・振り返りざま我々は・・
「ねえさん!ですかあ〜!」と一斉に声をあげた!後ろから、じじいさんとおぼしき人が、にこやかに爽やかな笑顔でやってきた!
「じじいさんですか〜!」・・考えてみれば・・実に失礼な・・

事前に、ねえさんから「じじいさんは、ちびまる子ちゃんの、おじいさんに似てるよ」と聞いていたが・・なるほど!・・友蔵さんにパワーを加えたような方だった!とても年金生活には見えない!何か事業してると行った方がピッタリくる!肌なんかツヤツヤで光ってる!シワ一つ無い!羨ましいなあ!
でも、「そうやで〜ワシは、じじいさんやで〜」と笑って・・

ねえさんは、とても「おばはん」ではなく、まさに上品な「ねえさん」!美人だ〜!
「おばはん」なんて呼ぶ人は目が悪いんだな・・

ふと・・気が付いたんだが・・ぐっちぃさんが「ねえさん」と呼ぶのは、まだヨシとしても・・私が「ねえさん」と呼ぶのは実に実に失礼な事だなあ!私の方が、ひと周り以上トシとってるのにな〜
それにさあ〜「じじいさん」って私が呼んだら、私も「ばばあさん」になっちまうんじゃあないかな〜?

追求すれば、そういう事になる。ハンドルネームって面白いなあ。

「ああ〜!しまったあ〜!ねえさん!コンビニってありますかねえ?」
我々は何と!弁当を持ってこなかったのだ!「買おうね〜!」と言いながら・・ああ・・
「え〜?もうないですよ〜」
「そうやなあ〜ないなあ〜」
・・・があああ・・・ん・・・

「あ、いいですよ〜持ってきてるから!郷土料理というか・・持ってきてますから」
ああ・・ねえさんが女神に見えてきた!・・それにしても・・初めて会うというのに・・
・・・(^。^;)・・・
10時前、犬鳴山の駐車場に着く。じじいさんも初めての山だそうだ。アルプスのような高い山はよく知ってるけど、低い山はあまり知らないそうだ。実は、じじいさん、アルプスのベテランなのだ!鉄人軍団中の鉄人さんと普通のルート以外で登るらしい。間違っても「連れて行って」と言ってはいけない・・懸垂が何回も平気でできるようでなければダメだ・・

準備をすませて出発!
陽で輝く新緑の・・グリーンシャワー!・・しかも修行の山独特の緊張感のある雰囲気に・・足は止まるし、シャッターの雨嵐だし・・じじいさんは、すでに姿が見えない。
「あれでも、相当ゆっくり歩いてるんですよ」と、ねえさん・・でしょうねえ!我々は遅すぎる自信がありますっ!
10:05 押揚岩
・・ガイコツに見えてしまいました・・注連縄が歯で・・
10:06 ねえさん&ぐっちぃさん

ピンクの似合うねえさんは、とても「くそぼけじじい」と書くようには見えません。
そのギャップが素晴らしい魅力です!


10:10 葛城修験犬鳴山内二十八宿 第二番 金胎両部の瀧

歴史がそのまま残っている犬鳴山は
何を見ても重々しい。

近代的なコンクリートの
建物が・・
10:35 五本松から和泉葛城山への縦走路との分岐。

まず・・大滝へと向かう。あとで、ここを左へと登ることになる。
10:36 お不動さん



水かけ不動様
「石」と「占」の文字が刻まれている
手塚治虫先生の火の鳥で
これを火で焼いて、
その割れ目の付き方で
占うと読んだけど・・
石が置いてあったお堂



更にお堂があり
向こうに大滝が見える
重々しい雰囲気は
最高潮だ!
ちょうど水行の最中だった。男性が一人と女性が二人。導師がいて経を唱えている

しばらくすると瀧へ!瀧には鎖が何本も下がっている。少し上へ登って、男性は腰掛けて水に当たっていた。
若い方の女性が慣れていて印も自分で組み、払って経を唱え、凄みがあった。

我々が着くと
じじいさんは
すでに
岩に腰掛けて
眺めている
何だか世界が
できていて
面白かった!
見ている間中、鳥肌がたって、チリチリしていた。現代に残る荒行信仰の迫力に押された。
最後の女性のまでは見なかったが、しばらく軽いジョークも言えなかった。

じじいさんは相変わらず黙々と来た道を引き返していく・・分岐を通り越し、更に戻る・・
・・と・・立ち止まって・・引き返してきた・・
「道があれへん・・」・・迷ったようだ・・
「さっき、ありましたやん〜」
「え〜?あったか〜?」
「ありましたよ〜!」×3
「・・(ねえさんに)・・おまえ、先に行け」
もう〜大笑い!〜ひたすら行き過ぎてしまったじじいさん、苦笑いである。
11:09 さっきの分岐へ到着!・・じじいさん、思い出したようだ。

2〜3分登ると「葛城二十八宿・経塚巡行 弁天岳・五本松 葛城古道」の標識が・・

何ぃ〜?古道?・・古道フェチの私は気になって・・気になって・・でも山の急斜面で・・「道なんてあるんか?」状態に・・知らん顔を決め込む。
11:15 なんと!林道に行き当たる!・・ぐっちぃさんが地図を出す。
「林道50分かかりますよ」・・じじいさんが悲鳴をあげた!
「なんや〜?〜わしはこんなん歩かへんで!」と・・言うが早いか座り込んでしまった!
数々の岩山を平気でよじ登るじじいさんだが余程嫌なようである・・かわいいなあ!
まあ〜50分もアスファルトを歩くのは誰でも嫌だ!
「メシ、食うか?」・・と。じじいさん、昼食場所を求めて、さっさと下山・・

ねえさんは、いつもの事らしく、慌てもしない。こちらも気遣うことなく、それぞれに下りていく。
いいなあ〜こういうの〜!
じじいさんが「ここはど〜や?」
「ここは何だか食べにくいですよ〜!」
「第一、ここはお堂の境内ですよ〜」・・などなど・・弁当を持ってきていない我々が一番文句を言う。じじいさん、優しく?知らん顔で?どんどん進んでいく。
11:34
みぃ〜っけ!
ここにするぞ〜!

ねえさんの「郷土料理」
川魚を開いて味付けし
押し寿司にしてある
「山食べ日記」の
ぐっちぃさん
光の具合が良くない
と・・日向へ・・
画面を確認!
よしっ!


この川魚の郷土料理、メッチャ美味しかった!腹一杯になった!ご飯にも、しっかりと味が付いていて、酢好きの私には感動!昔は家庭料理だったそうだ。
じじいさんが柏餅を出してくれて、ほおばる!うま〜いっ!気の利くじじいさんは、お茶のペットボトルまで出してくれた。

こうして何にも持ってきていない私達は腹一杯になって、まったり気分!すると・・ニオイを嗅ぎつけたのか、上から虫が糸を出して忍者の如く音もなく下りてきて身体やザックをシャクッシャクッ・・と這っている・・ああ・・虫がついちゃった・・

さてさて・・予定だった場所まで行けなくなった・・私達が行ったことがないというので、和泉葛城山へ連れてってくれるという。時間がかかるのではないかと聞くと「上まで車が通る」
らくちんの大好きな私達は「行く!行く!」と、おおはしゃぎ。
12:53 到着〜!頂上へはスグらしい。
この道の両脇には色んな記念の杭が打ち込んである。「卒業記念」をはじめ・・「なんだかの会10周年記念」「耐寒登山記念」など・・「定年退職記念」まである。「じじいさんのは?」・・ないそうだ〜(^▽^;)〜・・
13:00 展望台!
新緑がキレイ! 関空方向だっけ?
この手前にあった有料の展望台へも立ち寄った。
じじいさんは「金が要るんなら、わしは行かん」と、私達三人で登った。200円払ったのでエスカレーターでもあるのかと思ったら・・階段だった・・少々ガッカリ・・この入場券、入るときに回収される。こんな立派なカードなのに・・
見晴らしは抜群で、さっきの景色が、より近く見える!
上から見ていると・・
じじいさん、すでに車の方へ
引き返している
おお〜!
歩いとる!
歩いとる!



14:07 
次は昔の造り酒屋を買い取って喫茶店を開いたという「あナリ」へ!

昔ながらの雰囲気が何とも言えない!今日は店主だけで営業のため時間が掛かると入り口に書いてあったのが何とも言えない!
ここには10割蕎麦もあり食べてみたいが、あとで和歌山ラーメンもあるので、ここは飲み物と「けえき」!・・え?蕎麦の方が軽いだろうって?・・ウルサイっ!
中庭も相当凝っているが・・じじいさんの偵察に寄れば・・手入れが悪い・・
コーヒーは、コクがあって実に美味しかったし、ケーキも「パウンドケーキ」とか呼ばれるもので、、あっさりしていて、香ばしくて・・じじいさん、ご馳走様でしたっ!!

さてさて・・温泉も予定されてましたが、時間がないので・・いざ!井出商店へ!
ねえさんは、あまり好きではないというが・・まあ・・有名なので一度は食べてみれば・・と・・
それに、ヒッチハイクをしたとき食べ損ねたという事もあるし・・

ところが!何と!木曜は定休日だった!・・火曜と勘違いしてた・・

そこで!8年ほど前に行ったという別の店へ!
16:08  ○高ラーメン到着!・・ここはね・・掘っても掘っても・・が・・合い言葉!

コクがあって旨い!・・が・・それ以上にスゴイのがチャーシュー!!出てきたときは何も見えない。ごく、ひっそりしたおとなしいラーメン・・それが・・まず一枚・・げっ!ぶ厚いっ!親指の暑さはあるんじゃあないか?・・旨い〜〜!・・ん?あれっ?・・
え〜〜〜?もう一枚あるっ!・・わあああ・・・すっげえ豪華・・

「ねえさん、スゴイね!こぉ〜んなぶ厚いのが二枚もあるっ!」
「え?二枚しかない?おかしいなあ・・」

・・え?・・あれれれれ・・?・・・・さ・・三枚あるっ!!・・

・・もう50を過ぎたニャアには三枚は多すぎます〜〜!あと一口が食べられなくて、ニャアは、メッチャ細くてスマートな「ねえさん」が残したら残そうと・・見ておりました・・
何と!ねえさんは「ペロっ!」と完食しただけでなく・・「まだないか?」とばかりに・・丼の中を点検しているではありませんか!・・すごいっ!・・ヤセの大食いとは・・ねえさんの事だったのです・・

ニャアは腹一杯になりました!・・うまかったぁぁぁ!・・
「大満足です!ねえさん、おすすめのグリーンソフトは。もう食べられませんっ」
・・と・・ぐっちぃさんと、双子のように声を揃えて「ご馳走様」
すると・・ねえさん・・
「・・え・・?・・私は食べられるけどなあ・・」

負けましたっ!!ねえさんはスゴイっ!こぉぉぉんなボリュームを完食しても、まだ他が入るなんてっ!・・脱帽!・・尊敬っ!・・やはり鉄人軍団の司令官です!

こうして、ねえさん&じじいさんとの遭遇・第一弾は終わりました。
ねえさん&じじいさん、本当にありがとうございましたっ!弁当も持たない厚かましい軍団ですが、これからも宜しく〜〜!でしゅ〜〜〜!



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