冬の観音峰 06.01.22.日
昨日の夜の天気予報で「晴れ!」を見て突然アドレナリンが噴き出した。 その日「やまちゃん」が観音峰に登ったハズだ・・・ 私も行きたかったが都合で断念していた・・・ ・・・もう気持ちを押さえきれなくなった「行くぞ!」 でも〜誰もいなかったら〜? 〜まあ、そん時きゃそん時!次のバスで帰ってくればいい。 雪山は初めてだし〜大丈夫かなあ〜?〜 〜まあ、少し様子を見て怖かったら次のバスで帰ってくればいい〜 土日は「樹氷号バス」が出ているから、それなりに登山客がいるんだろう〜と、安易に出発した。 9:15 近鉄・下市口発の・・樹氷号は出なかった・・ 途中の郵便局前までの16人の団体と、いつも出会う地元のおじいさん(健康のため畑を耕しに行く)と、私だけだったので仕方がない・・ でも途中から完全装備の男性が乗ってきて、どうやら観音峰まで行くらしい。 走れども走れども・・雪は全く見えない・・ ところが「次は天川河合」というアナウンスがあり、長いトンネルに入る・・ ・・トンネルを抜けると、そこは雪国だった・・ うおおおお〜〜!って興奮するが・・待てよ!雪というより・・氷じゃん! そうかあ〜ここんとこ暖かかったからなあ・・ 観音峰が近づくにつれ、ますます「氷」!・・もう・・アカン・・ |
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10:38 観音峰登山口到着! 着いてみると一緒だった男性は、やはり、ここで降りた。 帰りの時刻を聞いていたから、きっと法力峠から洞川温泉に抜けるんだな〜。 駐車場は一杯だった!自家用車で来る人が多い。 こりゃあ〜紅葉の時期より数段多い〜と驚く。 休憩所は準備をする人達で賑わっていた。 私は、ゴチャゴチャが嫌なので、簡単につけられる4本爪のアイゼンをつけて、すぐに登り始める。 以前、栃尾辻のブナ林のイベントに参加した時、地元の方に 「雪の観音峰を歩かないと!4本爪で十分だから」と伺っていたので 必要なら最初の展望台で6本爪に替えればいいと思ったのだ。 |
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10:41 ←観音峰の休憩所からのスタートは釣り橋から。 釣り橋を渡り、山を登り始めて驚いた!「ゲっ!ホンマに氷!」 4本だと後ろの足が時々滑りかける。「アカン!6本にせな私にゃ無理!」 私の怖いものは「滑る」事。 滑って思わず右腕を後ろに回してしまって脱臼しないかという恐怖。 従って大きな一枚岩・急な坂・氷のようなツルツルな場所・・では足がすくんでしまう。 今は登りだからいいけど、下るときは?と不安になって、振り向いて少し下ってみる。 「おお〜!アイゼンの威力はすげぇ〜!これで6本になったらバッチリや!」 と、落ち着きを取り戻して登って行く。 11:06 第一展望台には幼い子供を2人と大きな犬を連れた若い夫婦がアイゼンをつける最中だった。12本爪だ!すげぇなあ〜!氷壁でも登れる〜! 「こんにちは」と挨拶するが返事は返ってこなかった・・気まずい・・ でも、私もここでアイゼンを替えないといけないので構わず空いてるベンチに座り込む。 写真では、こんなもんだが、実際は弥山まで、かなりハッキリクッキリ輪郭まで見える。 秋でも霞んでいたから、これには感動した! |
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12:08 観音平到着! 着いてみると、いつもと同じくらいの時間だった。 素晴らしく晴れわたり、遠くの山々も輪郭までもがクッキリと見える! 風もなく陽は燦々と降り注ぎ、まるで縁側の日向ぼっこのような、柔らかい暖かさだ。 男性が方向など変えて何やら手に持ったものを見ている。 少しすると観音峰頂上(後ろに見えているのは頂上ではない。もう、ひとコブ後)から 5〜6人が降りてきた。 |
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雪の観音峰のアルバムが あります!スライドにして ご覧下さい! |
後で分かった事だけど、はじめに来ていた人は車を観音峰登山口に回していたようだ。 他の人は、どうやら洞川温泉の方から法力峠を越えて来たようだった。 「暑いと思ったら11、4度あるぞ〜!」・・気温を測ってたんだ〜。 |
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12:50 出発! 暖かいので、いつまででもいられそうだが、そうもいかない。 さっきの休憩所で、もう一度空の青さを堪能して、ゆっくりと降りた。 14時少し前に登山口の休憩所に降りてきた。 トイレをすませたり、今一度様子を見たり・・・ 14:27に観音峰登山口から洞川温泉行きのバスに乗る。 14:40少し前に洞川温泉に着く。 龍泉寺(大峯山の修験者の寺:八大竜王様)にお詣りし、すぐにバス停に引き返す。 14:55 出発! もう空は一面、厚い雲に覆われ、青い所は全くない。 キリを吹き上げる時を見たいなあと思いつつ・・でも一人では怖いなあ〜と腰がひけながら・・帰路につく。家に着いたら19時だった。 初めての雪山・氷の山道〜楽しかった〜! 何度も通った観音峰だが、今回で一応満足できたので、これで卒業かな〜?と思いつつ帰って来たのだが・・ 次の日・・やまちゃんから、観音峰からの土曜の雲海の中の稲村ケ岳の写真を見たら 「これを見るまでは通うぞ!見ないうちに卒業できるかああ〜!」 ・・と・・吠えた! |
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