山旅学校:兵庫県・段(だる)ケ峰 2006.05.13.土











11:21


生憎の雨なので、弁当はバスの中ですませて出発する。

  11:00 出発!

第二回目の山旅学校は・・雨・・ここんとこ雨に祟られてる・・
しかも登山開始予定の千町峠までは落石のためバスが入れない。
本によると普通の行程で18kmだ。
このままでは初心者ばかりの我々には、とても無理!
有り難いことに近くに「杉谷コース(避難コース)」があるので、これを登っていく事になった。
この段ケ峰は本によると、今回私達が登るのとは反対の方から登るようになっている。そして18kmの長いコースだから、時間が無くなっり、具合が悪くなったり・・雷もかな?・・のために途中の「フトウガ峰」から、真っ直ぐに降りてくる「避難コース」として大切な道のようだ。なにしろ避難小屋は台風で倒壊したままだからな〜。

一回目と同じく班分けをする。1斑が初参加・2斑が留年組・3斑と4斑は前に居る人から順に決めた。私達(もりりん・ぐっちぃ・みけ)は今日は同じ4斑!
4斑でも最後を歩くので「わぁ〜い!5斑(ご飯)だあ!」と、もりりんさん。
今日も絶好調か?


11:25 
霧で霞む杉木立の
中を進む。
小雨程度で助かった

11:48 大きな岩の所で渋滞
傘を差している人には驚く

傘を片手に持つので
登りにくそうだ・・
ここは四つ足になれば
大丈夫!
11:52
もりりんさんご夫婦

大きな岩に・・
大喜び!


こういうのが好きなら
剣尾山国見山行こう!
と、自分が行きたいので
誘ってみる(^▽^)

11:56










12:01 登りの中ではここが一番手間取っていたかな?渋滞している。
先生が上で待っていて指示を出している。
「手をついたらエエんやから!」と大きな声をかけるが、どうやら耳に入らない人もいるようだ。カッパの帽子を被っていたら聞こえにくいだろうな。
12:04 渋滞がおさまってから登り始める

ストックは右手首に引っかけ、両手で安全な石や木を探す。この山は切り株があっても浮いているため、力を入れると取れてしまう。確かめながら掴まないとダメだ。
足もとは粘土質で、皆が通った後のため、ツルツルなので足には力を入れられない。主に指先に頼る。指先に力を入れて体重を移動してから足場を移動する。
那智の二の滝三の滝で「達也クン」に教えてもらった事が懐かしく思い出される。

これは、もりりんさんが送って下さった私。
へえ〜!こんなにして登ってたんだ〜。
え?思ったより急だったんだ!
・・・まさか左90度回転?・・・
んなわけないよね〜。それじゃあホントのネコだ。
でも、もう少しは平坦だと思ったけどなあ〜?
12:25 杉谷登山道の標識。やっと避難道を抜けました!

←沢下りコース登山口35分    杉谷(林間)コース登山口25分→


と、書かれてある。え?一時間かかりましたがな・・・
奥の木が「お木に入り」
13:19 稜線に出る!晴れていれば素晴らしい景色が、延々と広がっているだろう!
13:33 
段ケ峰山頂に着く!
今来た道を引き返し・・

14:19
フトウガ峰山頂!
1082m

15:06 先生の向こうに見える木に素晴らしい「気」が!
何人かが「ほおぉぉぉ〜・・!」と声をあげる!
もちろん、もりりん&ぐっちぃ&みけも「ほおぉぉぉ・・・!」

15:11
台風でなぎ倒された木々

15:20 
北を指している

15:22
ツツジが満開!
15:42


15:51 達磨ケ峰頂上!

           達磨ケ峰913m

←フトウガ峰山頂90分     登山口30分→
  段ケ峰山頂135分

ここで足を痛めた方が膝をベルトで縛っていた。大丈夫かなあ?
ここからは急な下りに入るのに・・10分くらい休憩の後。下山。
下り初めて・・ビックリ!地図を見て想像はしてたけど、急!本当に急!
おまけに粘土質でよく滑る!ツルッツルだ!先に行った人達が、そこかしこで滑っているから、ますます滑り台に近くなってる。
モンキーウォークで切り抜けようと思うが、そんな段階ではない箇所が多い!
道を選んで選んで慎重に下る。
写真は、ぐっちぃさん提供









16:35 
いよいよ急な下りが・・それまでも急な下りだと思っていたけど、いよいよ・・本格的になる。達磨ケ峰頂上では登山口まで30分って書いてあったよなあ・・まだ着かないじゃん・・
やっぱり自分で歩いてみないことには分からないもんだ。

さっき足を痛めた人は、いよいよ往生し、先生のストックも借りて何とか頑張っている。他のツアーと違って先生と添乗員、ベテランの付き添いが2人と贅沢なので安心だ。
でも、偉そうに他人の心配をしている場合じゃあない。ペースを乱したら次は私だ。

ここまで、大嫌いな下りに注意を払い、度の合ってないメガネで足もとを凝視し・・・いい加減・・・目が痛くなってきた・・・疲れで集中力も低下してきた。
これ以上時間をかけられないなあ〜と思う。余力が無くなり始めた。

突然、山おんなさんに拾われた時のことを思い出した!(クリックして下の方)
・・・走ろう!・・・
あの時もそうだったが、スイッチが切り替わると急にどっかの細胞が目覚めて身が軽くなる。ストトコストトコ・・走って降りた。












 
ホっとして放心状態・・・
ポッケには雨を含んで
重くなったタオルが入ってます

「おお〜!みけさん、走ってる!すげぇ〜!」
ベテランの付き添いの方も「上手!上手!」と・・

でもね・・余裕がないので・・必死で・・足に力が入ると滑るので、できるだけ軽く土をとらえる。
すると、もりりんさんも軽やかに?走り降りてくる!(迫力満点!)
ベテランの付き添いの方が、ぐっちぃさんを走り降りらせようと・・
「もっと腰を落として!膝を開いて!」
「あ!本当だ!滑らない」
「もっとガバっと開いて」
「え〜?もっと?」
「はい〜!走る〜!」
「ええ〜?走るんですかあああ!」
「そうよぉ〜!走れ〜!」
するとスッゴク上手に一気に走り降りてきた〜!さすがスポーツウーマン!
飲み込みが早いなあ〜!

こうして第5斑は一気に登山口まで駆け下りた!

登山口には湧き水が、たらふく出ていたので、汚れた靴・カッパ・ストックなどなど洗ってからバスへ。そのまま乗ったら運転手さん、泣くだろうなあ〜。
それにしても、よくぞ、あの通せんぼされた山道から帰還できたものだ!プロ!

のぼせてヘロヘロ・・

う〜〜・・悲しいことに写真を写し忘れて時間が分からない・・

その後、どっかのホテルのお風呂に浸かって・・・
それがまあ〜・・更衣室は換気扇が回ってなくてヒドイ状態に・・
勢いの良いドライヤーを使っても全く乾かないほどの湿気!
湿気だらけのサウナ室だ!

もう〜どうでもいいから〜見られても良いから〜入り口の戸を開けて着替える!

貧血を起こしてしまった・・目の前が暗くなる・・倒れそうだ・・
何とか服を着て外へ・・ヘロヘロ・・・
人のタオルを持ってきてしまった・・ボ〜っとして何が何だか分からない。
熱いのは極端に苦手で(・・ネコだから・・寒さに弱いが熱さにも弱い・・)露天風呂がなければ入れないほど弱い私は倒れるかと思った・・無事!生還!

ぐっちぃさんも・・ヘロヘロ・・全員ヘロヘロ・・・

途中、事故のための渋滞もあり、解散場所の梅田に着いたのは21時頃だった。

ふふふふふふふ・・・今日は初めての打ち上げ&予定会議!

家に着いたら23時をまわってましたが最高に楽しくてエネルギーが溢れそうなまま、布団に入りました〜!


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