山旅学校:大和葛城山 2006.4.8.土

いつも利用する旅行会社のパンフレットに去年から気になっているシリーズがあった。
「山旅学校」入門コースと初級コースだ。
暮れには「みなさん技術を学ばれ、随分上達されました・・」と書かれてあった。
・・・まあ〜そう書くしなかいかもしれないが・・
4月からまた新年度が始まり、今年からは中級コースも開設された。

故障を抱えている私には丁度良いかもしれない。
少しでも知識と技術を身につけたら今より安全に登れるだろう。
身体の古さを少しでも補えるなら・・と・・清水の舞台から飛び降りた気で申し込んだ。

さて・・ここで・・この「山旅学校シリーズ」には絶対に欠かせない人物が登場する。
「もりりん」だ。

今年初めの1月28日(土)モンベルのツアーで奈良:三峰山へ樹氷を見に行った時に、集合場所でお会いした「ベテラン風な、それでいて、とても優しそうな参加者の方」が「もりりん」だ☆もりりんの日記へ☆
(あとで、山歴が1年と伺ってビックリ。でもキャンプなどはベテラン)
一緒にいると、とにかく気持ちの良いご夫婦で幸せな気持ちになれるので、人付き合いの苦手な私も珍しく気が張ることもなく過ごせた。
以来、山友達に・・食い物も・・か・・(^▽^)

・・で!私が「山旅学校」に参加する話をしたら「いい考えだ!」と、早速申し込まれ、一緒に頑張る事になった。
コレはスグに逃げたくなる私にとって、素晴らしく心丈夫!励みになる!

4月8日(土)07:05 集合場所へ到着。

どんな人達が参加するのかドキドキドキドキ・・・う〜ん・・・ベテランも多いけど、そうでもない人もいる・・・少し安心・・・
人数を聞いたら満員だった。

もりりんさん達の顔を見たら、やっと落ち着けた・・私は結構気の小さい猫なのだ・・
私達は別々に申し込んでいた。申し込んだ日も結構差があるのに、何故か前後の席になっていた。

途中の休憩場所で、突風が!バスの後ろからだったが、揺れる!揺れる!
ひえええぇぇぇぇ・・・・
すると小鳥さんも風に飛ばされ・・・パニックになったかどうかは知らないが、一生懸命に電線を掴んで踏ん張っていた。

バスの中では、このシリーズの趣旨の説明。
技術などの習得のためのツアーだから、頂上に行くことは考えていない事・また状況に応じてコースなどを変更する事など・・・

10:00前 大和葛城山:ロープウエイ乗り場前。

まず服装のチェック
  • 帽子は必ず必要
  • スパッツは主に雪用。汚れ防止なら下に紐がない物で十分。
  • 綿製品は乾きにくいのでダメ・・などなど・・
靴の選び方・紐の結び方
  • 先の方は少しゆるめで足首から締める・・などなど・・
登山の用意とストレッチをすませてから、グループ分けをする。
男女の数が合うように4つの斑に分かれた。
私達もバラバラになっちゃったけど、まあ〜その方が一生懸命に聞くかなあと納得する。
それぞれの斑でリーダー(男)とサブ・リーダー(女)を決めた。

このロープウエイはツツジの季節には4〜5時間待ちにもなるし、駐車場も5〜6時間待ちの表示が出る。

10:16 大和葛城山の登山道の中で、←ココが一番好き!

まず1斑から講師がついて歩き方の指導をしながら登っていく。
次に1斑は最後尾へまわり、2斑が指導を受ける。
そして2斑が最後尾にまわって3斑が指導を・・・と順に巡っていく。
先頭になった斑に講師がついて、あとは3人の付き添いの人が簡単な説明や指示を出す。

もりりんは1斑。奥さんは2斑。私は4斑。

「櫛羅(クジラ)の滝」は通り過ぎ、二の滝まで指導は続く。




10:55
11:03
11:15
今までは自分の写真がなかったけど、もりりんさんご夫婦と一緒なので・・・
 
登るときは、どこを歩けば一番段差が少なくて済むか、また、どうやって歩を進めれば段差をなくす事ができるかを具体的に説明してもらった。
地形によっては半歩後ろに下がってから進む事・常に呼吸が普通にできるくらいの早さで歩くように、などなど・・・
これは下りにも言えることで、常に足もとだけ見つめていてはダメで周囲にも目を向けないといけないと、グループの中でも更に2〜3人ずつ交代で指導してくれた。

☆ちょっと休憩☆なめくじ登板☆

以前、私がイベントに参加したときに・・やけにゆっくりと・・本当に恐ろしいくらいに遅い人がいました。あまりに遅すぎるので、カメどころか、なめくじを連想したくらいです・・私も遅い方で一歩一歩のそのそと歩くのですが、それより遅いんです。
私は途中、ホンの数秒ずつ写真を撮ったりはしましたが、たいして時間をかけるわけでもないのに、ついに、その人に追いつくことができませんでした。なめくじさんは休むことなくゴールしたんです。
もりりんの奥方様に、このお話しをしましたら「なめくじ歩行」「なめル」など新語を次々と発表されました!

12:36 普通一時間半ちょっとだが2時間半を費やして登った。

写真の少し先でお昼になる。予告通り頂上へは行かない。
今日は風が強いという事もあるかも・・・
できるだけ風の当たらない場所を探して昼食タ〜イム!
私はバスの中で・・もらった弁当を食べてしまったので自分で持ってきた(弁当付きと思ってなかった)おむすびをパクつく・・そして・・もりりんさん持参の讃岐の「ゆず昆布」入りのオムスビまで・・おまけに冷たくて甘い葡萄も頂き・・大満足の昼食時間は、あっという間に過ぎてしまった!
一人参加の時は時間を持て余すのになあ〜(^▽^)

13:25 ザックの中身など持ち物についての説明

改めて別の日にも予定されているが、これからの事もあるので時間をかける。
ザックの中身は万が一の時に身を守るための物。

みんな結構質問などして講師が「あんまりしゃべったら次から参加しなくてもよくなってしまうから、この辺で・・・」とストップをかける。
まあ〜時間がなくなったんだけどね〜









14:55 少し下ってきた所。

今度は下りの練習。
もりりんの日記に面白く簡潔にまとめてあったので・・クリックして飛んで〜!

腰をグっと落として膝をガバっと開いて・・・講師が見本を見せるが・・・
「おい〜!一人だけにやらせるな〜!みんなも同じようにやってみて〜!」
と言うくらい格好悪い!
でも〜しゃ〜ないんで・・みんなで・・グっと腰を落としてガバっと膝を開いて・・このままで山を降りていく・・
それはそれは見事な光景で完全に吉本新喜劇の世界だ!(^▽^)

名付けて「モンキー・ウォーク!」
これで、もりりんが胸を叩いて見せ、講師から「それはゴリラだ」と突っ込んでもらったそうだ。

これは膝を痛めないための格好だそうだ。これだと主に太腿の筋肉を使うので筋肉痛ですむし、鍛えれば無理なくできるようになるが、膝に負担を掛けて壊してしまったら、取り返しが付かないからだそうだ。

なるほど・・これだと目線も低くなるし重心がブレない。安定感がある。
しかあ〜し!もともとX脚気味の私は、膝の開きがイマイチ。

講師は、一通り教えると時々立ち止まっては、きちんとできているかどうかチェックしてた。
突然「モンキー忘れてるゾ」とか「もっと腰を落として」とか「膝を開いて」とか声が飛ぶ。
私は「お。案外サマになってる」と言われ上機嫌!(^▽^)

でも〜使っていない筋肉を酷使?するので、時々背伸びしないと疲れてしまう〜・・家でストレッチして鍛えなきゃぁ〜!









15:53 櫛羅(くじら)の滝 
登りには寄らなかったので帰りは休憩に。
可愛い花が咲いていた。

2日(土)法力峠のツアーでお世話になった山美人さんがメールで教えて下さいました。

ショウジョウバカマといって、ゆりの仲間です。地面に引っ付いて、お花が咲いていたと思いますが、これから茎が伸びてどんどん背が高くなっていきますよ!
16:11 
ロープウエイ乗り場まで降りてきました。

すると下界は一面まっしろけ!
黄砂だぁ〜!ガスってるくらいに見えない!
何だ?これは?こんなにヒドイ黄砂は初めてだ!

三人揃って興奮状態。
「モンキー・ウォークは感動だ!いつもより楽に降りられた!」
「これは絶対に毎回バナナを持ってって初心に返らねば!」
「どうりで山にはバナナを持って来る人が多いはずだ!」
「ボクはゴリラだって言われた〜!」
・・と、大盛り上がり!

来月はストックの使い方!


そして次のお楽しみ!温泉だぁ〜!・・・写真、写すの忘れちゃった・・
一時間の温泉タイムは、幾つもの露天風呂を制覇していると足らないくらいで忙しかった。集合時間ギリギリでバスに戻る。
ちょっとしょっぱい温泉で「極楽〜!極楽〜!」と騒いだ。



バスの中から見える眺めは素晴らしかった!
5枚だけだけどアルバムにしたので、
スライドにして見て下さい


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