舞鶴・小浜線

2004年3月16日火曜日

前日の15日の夜11時。お風呂に入って寝よう〜〜と思ったとたんに〜〜明日は舞鶴〜〜!!と思い立つ。
母が塗りつぶしていった鉄道地図、綾部から東舞鶴までの「舞鶴線」とそこから敦賀までの「小浜線」が、まだ白い。
先週の土曜日福知山で行きかけたのだが気が変わってしまったんで、明日は塗りつぶして来ようと思い立った。
(さっき調べたら、土曜あの時間から行ってれば敦賀に16:30くらいになったようだ)
舞鶴線と小浜線は電車の本数が少ないので、まず、その間を調べる。
今日パートで、明日出かけて・・・次の日もパート・・・
やっぱり朝あんまり早く出るのはシンドイかな?帰りも早い方がいいなあ。とかなんとか楽しく考える。

京都から東舞鶴まで一気に特急に乗る事にした。
青春18切符は特急・急行は乗れない。乗るなら、その区間の乗車券も特急・急行料金も必要になる。でも上手に利用すれば便利だ。
ラクだし、早いんで時間に余裕ができる。この場合は3000円ほどなので利用する事にした。
そうすれば、朝7:30のバスでゆっくり行ける。
え?そうすると、あの猿田彦神社にも行けるんじゃん!と次々に欲が出る。
「アカン!アカン!次の日もパートやん。復帰したばっかりで休まれへん。無理は禁物!」
やっとの思いで誘惑に打ち勝つ?

・・・と、その時、重大な事に気が付いた!お金がない!財布の中は100円あるかないかだあっ!
牛さんは、もう寝ちゃったようだ〜。やっぱ、18切符だけで行こうかなあ?でもなあ・・・
!!あっ!!珍しい番号のお札を集めてた事があったから、それがあるはずだあ!

〜〜探す〜〜探す〜〜探す〜〜(探さなアカンほど散らかしてるんかい!)趣味の箱?の中を探す事10分(結構長い)
あったあ!(ないと困る)8000円あった!・・・でも、これ今のお札だっけ?まあ、いいや、使える事は使えるんだから。
今のお札も忘れるって脳梗塞かなあ?と一瞬気になる。

ヘヘヘ。これでお弁当も買えるぞ〜〜!急に気が大きくなる。よし!早く寝よっと!


そして16日朝いつも通り起きる。
牛さんに「今日出かけるね〜」
「ふ〜ん。まあ、気イつけて行けや」
昨日見つけたお札を出して「これ、今のかなあ?」
「・・・今の金やで。おまえ、でかけるより病院行けぇや〜重症やで」

とかなんとか、バタバタと出かけたのでありました。

京都駅8:58発
「まいづる1号」
3150円
この「まいづる1号」は「たんば1号」に兼結。と書かれてあった。
綾部から福知山行きと東舞鶴に分かれるようだ。
自由席の場所を駅員さんに聞く。
座るくらいは座れるが、なんとか窓際に行きたい。早く並んでおくに限る。
それと先日の「立木駅」を写真に撮りたい。あの削られた風景を撮りたい。
進行方向右に乗ればよかったハズだ。

結構いっぱいになる。どうやら、お彼岸で帰る人たちもいるようだ。
どこの駅だったか出発して間もなくだったと思うが、男の子(大学生風)が乗ってきた。
ぐるりと見渡し、諦めたようで連結のとこというか、通路というか〜に出た。
1番前に座っていたおばさんが慌てて追いかける。
「にいちゃん!にいちゃん!空いてるで!座ってや!にいちゃん!」
と叫びながら追いかける。1度は閉まっていたドアが開く。
目を丸くして驚いている・・・というより怯えたような男の子の顔が見える。
「にいちゃん!空いてるで!こっち来て座り!」
男の子は、とまどいながら頭を下げ下げ戻ってきた。
優しい?おばさんだなあ、と感心する。心がホカホカ暖かくなる。
あ〜〜この特急を選んで良かった〜〜!!


・・・また寝ちゃった・・・立木駅過ぎちゃった・・・もう綾部だもん・・・
この頃だったと思う。後ろの席の夫婦の会話がでかくなってきた。
「どうせ、酔っぱらい言うんやろ!そうや、ウチは酔っぱらいや」
・・・飲んでるようだ。お彼岸で帰るような内容の話をしている。
帰って来られた方は困るんじゃあないんだろうか?

綾部で切り離すと今度は進行方向が変わって後ろ向きに走り出した。
東舞鶴10:36着
ここで敦賀行き普通電車に乗り換える。
え?ビックリ。ひとつのホームに2つの電車が待っている。
敦賀行きと、今さっき通った綾部行きの電車が、それぞれ2両編成で隣同士で止まってる。
(ん?北タンゴ鉄道の宮津行きだったかな?ま、どっちかだ)
あっちとこっちに行くので同じホームでも構わないんだが、本当に隣に止めてあるので間違いかけた。

時刻表によると、4/21、5/26、6/16は全区間運休とか、
3/14,4/14,5/19、6/9は小浜〜敦賀間運休という電車もあるので注意。
以前、母と関西本線の加太から柘植だったか関から柘植だったかで日曜のみ終日運休に気づかなかったため
タクシーを走らせる事に。6000円かかった事があった。
バックすればいいのだが前進しか知らないもので・・・
ローカル線では気をつけないといけない。

東舞鶴駅ホーム電車内から
タクシーの運転手さんが2人ハトと戯れている。きちんと写らないのが残念!
2両編成なので早く席をとった方がいい。
なお、途中で降りる場合は前の車両、しかも運転席の後ろのドアしか開かない
要!注意だ。
どこの駅か忘れた。息子が小さかったら
喜ぶだろうなあと思った。
隣の桜が咲けば最高!
大学時代母と夏来た。ビジネスホテル泊
偶然花火大会で屋上が特等席になった
周りの山々にこだまして迫力があった。
突然家並みの中に朱色の鳥居が見えて、
そのアンバランスさに思わずシャッターを。
   
 
若狭本郷の駅。
ここは電車を展示してある。
駅も大変立派だ。
12:43着。ここで「あなご寿司」を買う。
腹ぺこだけど次の電車の中で〜〜
美味しかった!!
ホームで待っていると春の風が。
結構強く吹いてきたが、あまりの心地よさに
しばし楽しむ。
   
 
敦賀13:16発。
次の駅の新ひき田は桜の木が多い。
山間の小さな駅で雰囲気も気に入った。
桜が咲いたら弁当とワンカップを持って
また来たいと思った。
写真は「虎姫駅」勝利の女神で売り出し中
確か、母と一緒に来た。
公衆電話で宿に電話して迎えを頼んだ
ひなびた温泉宿で料理も冷たく寒い食堂。
手術後の私は熱が出てしまい、
母に気づかれまいと
仕方なく薬草風呂に何度も入った。
すると・・・復活!初めて風呂の効能を知った
何気なく目をやると
余呉湖湖畔に見た事のある木が。
ここにも羽衣伝説があるとかで、
地元の人に聞きながら探した木だった。
慌ててシャッターを切る。
この近くの公共宿泊施設は桜並木が素晴らしく
予約が多いそうだったと記憶している。

長浜に13:57着。14:16発の新快速・網干行きに乗って一気に帰る。
途中で降りたい駅もいくつかあったが、体力がなくなったので諦める。
実を言えば途中で微熱が出たりで少し無理だったかも?
でも海が見えた時から「海じゃあ!海じゃあ!」と興奮し、すっかり良くなってしまったのだが、
一応、安全策をとった。

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